て事でtakです
梅雨明けました?
いや明けてないと思いますが、実質明けてますよね
セミも鳴きまくってるし、多分もう日本はインドネシア諸島になりました
そんな爆暑な毎日ですが、今日は今最もホットなこのバンドのこの人について書いてみたいと思います

飛ぶ鳥を落とし続ける超速勢いに乗るバンド、マカロニえんぴつのギタリスト、田辺由明さん(以下、よっちゃん)です
当ブログの読者の方には馴染が薄いかもしれないロックバンド、マカロニえんぴつ
ちょいと紹介致します
2012年に川崎で結成され、ライブハウスや路上で精力的に活動
数々の良作を生み出し、2020年に「愛を知らずに魔法は使えない』でメジャーデビュー
アニメ「ダイの大冒険」のタイアップとなったこの曲から彼らはお茶の間にも一気に浸透、武道館、横浜アリーナ等の大箱ワンマンツアーやTV出演等、今や日本を代表するロックバンドとなりました
音楽的中心になるのはvo gt はっとりさん
大半の作詞作曲を手掛けてます
彼のクリエイトする音楽はマカロックと呼ばれ、その響きどおりな摩訶不思議ハイブリッドサウンド
手垢のつき倒した「ロック」フォーマットに対して、メンバーの持つ様々なバックグラウンドを混ぜこぜして、新しさを感じる作品を次々と生み、全方位の世代から支持を得ている、素晴らしいミュージシャンです
しかし、私は敢えて言いたいと思います
マカロニえんぴつとは田辺由明である、と
よっちゃん。。。バラエティに富んだ音楽背景を持つメンバーの中で「ハードロック、ヘヴィメタル※以下、HR/HM」を軸とするギタリスト
と言われてもピンとこない方が多いはずです
そもそもファン層はメタルを知らない方が大半のはず、恐らく皆さんのヘヴィメタル像はX JAPANかデトロイト・メタル・シティでしょう
GO TO DMC!SATSUGAI!
しかして、よっちゃんのルーツはもう少し前
ランディ・ローズとマイケル・シェンカーが神と言える存在です
そう、よっちゃんのギターと形状が同じ
つまり、フライングVは正に「ハードロック」の象徴とも言えるギターであり、彼はその魂を正しく系統する継承者なのです
ユアシャー、愛で空が落ちてくる的なアレ
んで、実ははっとりさんのルーツにもHR/HMががっちりあるんですね
彼らのサウンドは多岐に渡ってますが、私は一番のベースになってるのは実はHR/HMサウンドだと思うのです
よくリファレンスされるユニコーンのルーツにHR/HMサウンドがある事もこの説を確信させます
極端にハードロックに振れたこちらを聴けばニヤリとなる方も多いはずです
めちゃめちゃメタリカやブラック・サバス出てきますね
ここで大事なのは2人ともHR/HMは(世間的には)ダサいって分かってるって事なんです
小洒落たコード進行全盛の時代に、彼らは(音大出身で豊富な音楽イディオ厶がある中)敢えてこの音を選び取って鳴らしてる
フェス全盛の令和の世に、ほぼ四つ打ちを鳴らさず、速弾きしたり長いアウトロ弾いたりする
「思わず笑ってしまうようなことをマジな顔してやるからロックはカッコいい」
何かのインタビューで読んだ発言ですが、これが彼らの根っこにあると思うんです
歌詞だってお洒落というよりは人の本質に踏み込みまくったり、MCも普通に暑苦しかったりします
でも、その人間臭さだったり、ダサいと分かってても俺らはこれがカッコいい!って世間に言い放つアティテュード。皆が忘れかけていたマインド
それを今の時代に堂々とやり切るから彼らはこんなにも輝いてる
Z世代にもザクザク刺さるのはつまるところ人の本質は究極的にはいつの時代も変わらないからです、きっと
そしてそれを分かりやすく全力体現してるのがよっちゃん、つまりよっちゃんはマカロニえんぴつの象徴、シンボルだと私は考えます
はっとりさんは意識的/無意識的に関わらずその意味でよっちゃんを選びとったのだと思います
即ちマカロニえんぴつとは田辺由明である
この記事を書いてる本日23時〜、よっちゃん、ピンで「EIGHT-JAM」に出演です
ご興味持たれた方、是非よっちゃんの勇姿を確かめてみて下さい
そんなこんなで
tak