先日、野村涼子さんのアメブロ個別アドバイスを受けました。

 

私がコンサル(とお呼びします)を

受けた日の涼子さんのブログがこちらです。

 

右矢印自分の価値って意外なところにあります!!~アメブロ個別アドバイスでした~

(褒めていただき、恐縮です泣き笑い

 

 

涼子さんのコンサルは

サービス対象がブログの域に留まらず

まるで人生相談でしたニコニコ

 

 

さすがは精神科看護師✖️公認心理師として

辛い体験を抱えている方々を支えてきたプロ。

 

その感想を書きたいのですが、その前に、

 

私が今までにかかわった児童虐待について

湧いてきた感情を書いてみようと思います。

 

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教育現場で、虐待に対応してきたことは何度かあります。

 

緊急性が高い場合は、

児童相談所に保護されるように動く。

 

私にできる仕事はそこまでです。

 

保護された先には踏み入れないことが多いです。

残念ですが、もうその子には会えません。

 

 

 

場所も時期も言えませんが、

保護された先での子どもたちに接した経験があります。

 

そこでの光景を具体的に書くのは控えますが

「愛着障害」が見られる場合があります。

 

 

 

私は絵本が大好きです。

絵本は子どもの様々な発達を促しますよね。

 

けれど、

養育者の膝の上で絵本を読んでもらった経験がない子どもたちがいます。

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「子どもを抱っこをして絵本を読む」はよくしました。

 

子どもから求められたし、

こちらもコミュニケーションが取りやすいので。

 

マザリングの代わりにはなれないけど、

それに近いことを届けられたらいいな。

 

そんな想いでした。

 

 

人の温もりに触れるって幼少期は何より大切です。

私も子育てでは意識して子どもに触れてきました。

 

タッチケアは、生きるのに必要な意欲を作り出すと感じます。

 

 

 

そこでの経験を通して、

自分に課題解決できる術は、基本的に少ないなと悟りました。

 

他害や非行などの問題行為を頭ごなしに叱っても、

養育者、あるいは行政を批判しても、問題は解決しない。

そんな感情も持ちました。

 

 

小さな嬉しいことはたくさんありました。

「あんなヤツ(父親)死ねばいい」という気持ちを受け止めていたら、

その子の表情が前より穏やかになったり。

 

それも、その子の持って生まれた力であり、

私の関与で成長を引き出せたわけではないですよね。

 

 

 

このときは、自分にできることをただやる!

ある意味粛々と。

 

誰かはお世話する人が必要なのだから、

離乳食を作って赤ちゃんに食べさせる。

その誰かに、今なれるのが私。

 

そんな感じでした。

実際に赤ちゃんは可愛かった〜ピンクハート

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野村涼子さんとのお話の中で、

 

生の現場で接する人の母数が増えれば増えるほど、自分が救えなかった人も増える。

 

自分の限界が見えて、必ず救いますとは言えなくなる。

 

そんな気持ちがあるのではないか?

と言語化していただきました。

 

 

たしかに、自分が救える人は限られています。

 

そういう気持ちが湧いてくる背景に、このときの経験があります。

 

けれど、無力感ばかりではないし、

ここでの経験に、逆に私が支えられてもいます。

 

さらには、

私の子ども観や保護者に対する目線にも影響しているな〜と。

 

色々と振り返ることができました。

 

 

現在は、日々虐待の対応をしているわけではありません。

 

しかし、支援の対象となる人には生きにくさを抱える人が多いです。

 

自分のできる範囲で、

過酷な状況にある、苦しい現実に泣いている

お子さんの力になりたいと思っています。

 

 

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右矢印まるで人生相談!野村涼子さんアメブロアドバイス