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路上から眺める平和なような日常

拙著『憲法9条の逆襲!』連動ブログから衣替えしました。
たまー・・・に更新します。きっと。

出てきましたね。
発売


新横浜駅前の書店で見つけたんですが、
思わず店の方に頼んじゃいましたよ。

「棚の写真(ケータイで)撮らせてもらっていいッスか?」

あ~恥ずかしかった。

「何にお入り用で」とか聞かれちゃって。やっぱり。

正直に答えましたよ。ええ。

店長さん笑いながら「どーぞどーぞ」と。


ははは。


しかし、やっと漕ぎ着けました……。


「戦争反対」なんて言ってると、「現実を見てない」とかって小馬鹿にされることがあるじゃないですか。
お花畑の理想論だ、くらいのこと言われて片付けられちまう。

その風潮に刃向かってやろうと書いたのが、『憲法9条の逆襲!』なのです。
だから、事実を積み上げて書きたかった。
読み終えたとき、“何故”戦争や軍拡に反対するのかを誰もが論理的に語れるように。
編集部の意向もあり僕個人の「意見」を盛り込みはしたけど(記録文学を志向したのでしょう)、
とはいえ何の根拠も裏付けもない独り善がりな言葉があってはいけない。
そこのところは自問しながら、そして疑問が浮かべば調べながら、丹念に書いたつもりです。
時間もパワーも、たっぷりかけましたよ。

さらに時間をかけて国民保護法にまで言及してもよかったかな、という思いもあります。
でもやっぱり、この鎮魂の季節に上梓できたことを嬉しく思います。


どうしても報告したかった方もいらっしゃるので……。


っと、その話はまた今度。




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当ブログはKeep9-9条守ろう!ブロガーズ・リンク-に賛同しています。
この特番、ご覧になりました?


ザ・スクープスペシャル「終戦61年目の真実 ~昭和史の“タブー”に迫る~」


『ザ・スクープ』のレギュラー放送が終了したときは本当に残念でしたが、
特番として健在。つーかパワーアップしてません? してますよね……。

いや、恥ずかしながら知りませんでした。
日本も原爆開発に着手していたとは。

もちろん歴史が証明するように、日本は成功しなかったわけですね。
で、それに関わった人たちがその成功しなかったことについて「よかった」と振り返るのです。

途方もない殺戮兵器を作ることについて、戦時中は疑問を差し挟むことができなかったんですね。
不可能だったというのもあるでしょうが、疑問を持つ余裕もなかったんじゃないかな。


なんてことを思いつつ、1時間半の番組は第2部へ突入。


捕虜を生体解剖て……
こいつはまさに戦時中ならではの狂気。
なんせ「鬼畜米英」だもんなぁ。


おそらく明日7日から番組公式サイトで動画配信されると思うので、是非。



はい、できました!!




辻内 圭
憲法9条の逆襲!

今後、出版社からのコメントも入る予定です。

帯に凄いコピーが付いてます。
じ、自覚しなくてはあせる


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お馴染み「Keep9 : 9条守ろう! ブロガーズ・リンク」でも紹介していただきました。
いつもありがとうございます!!


それはそうと、レバノン情勢。
昨日の「誤爆」には胸が痛みます。
綺麗事をあまり言いたがらない僕でも、さすがにね。

そしてもっと本音を言えば……。
いよいよ本当に中東戦争勃発かなぁ。
原油価格もまた上がるんだろうなぁ。


いろんな観点からね、もう勘弁して欲しいと思いますよ。本当。


以前にも触れたことがあろうかと思いますが、
立花隆氏の『メディア ソシオ-ポリティクス』。

昭和天皇メモが出てきて以来、更新が慌ただしいです。
で、興味深く拝読しております。

さて昨日の記事では8月15日のイベントについて紹介されていました。

これは面白そうだぞ、と思って即日申し込んだところ……

もう定員オーバーしてるみたい(泣)
キャンセル待ちだってさ。。。


はぁ。


ところで靖国とか北とか問題目白押しではありますが、
なんかイスラエル×レバノンも相当やばそうじゃないすか……。


田中宇氏の『国際ニュース解説』も大忙しですよ。
大局の読みも「なるほどなぁ。そうなのかもなぁ…」なんて、
ゾッとしながら拝読してます。

注目したいのは7月19日「イスラエルの逆上」って記事ですよ。

中でも、この2項を読んで欲しい。

▼第1クーデター:海水浴客への誤射

▼クーデター第2弾:ガザ攻撃




本文はちょっと長くなるので引用しません。
リンク張っておきましたので、そちらで是非。




これを読んで僕が言いたいのは、こういうことです。

真実がどうとかってより事象を見れば、
一般人と前線の兵士から殺されていくのが戦争。


それがリアルじゃないですか。
どんな大義を立てられたって嫌ですよ。フツーに。



あらら、ビッグニュースが舞い込んできましたよ。

これまで何度かご紹介したDUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカがですね、
ソウルフラワーユニオンと共謀・・・・じゃなくて共同企画イベントをブチ上げるそうです。

あ、念のため、ソウルフラワーユニオンというのは
『映画 日本国憲法』
にも楽曲提供しているグループです。


辺野古かぁ。。。
オレ1年に2度も3度も沖縄に行ける身分じゃないんで(泣)、
どなたか代わりに目撃してきてくださいませんかあ!


8月13日ッス。詳細はコチラで。
http://akagawara.com/blog/archives/2006/07/duty_12.html





オロローーーン

僕、パンクロックが好きぃだあああああ

と、ゆーことで三十路半ばにしてブルーハーツのコピーを始めちゃいました。

ほんっとお遊びなんですが、自分、大学時代からバンド組んでまして。
年に数回スタジオに入る程度で……(汗)、
今回も3カ月ぶりかな、ハハ……。


「○○○○できたっけ?」

「え?」

「ほら。□□□の・・・・・・・・・・・ってやつ(ここは弾いたり歌ったり)」

「ああ、やってみようか」


てな感じで音出してみて、「おお!まだ体が覚えてるねえ」とか、
「ダーメだ忘れた!」とか言いながらワイワイやってます。

ちなみに自分、誘われたときに楽器が出来ない旨申し上げたところ、
「じゃあ歌え」と命じられまして(笑)。
十年以上経った今もマイク専門です。歌っていうよりシャウト担当ね。

・・・・・で、何を思ったかいまさらブルハですよ!

『パンク・ロック』とか『世界のまん中』、、、、
あとこれは反戦歌ですな! 『NO NO NO 』!

意外に難しかったのが『未来は僕等の手の中』。


「オイオイ~、ブルハのコピーなんて高校生でもできるのにぃ!」

と、三十路の4人が顔見合わせて苦笑い。
楽しいんですけどね。そういうのがまた。ニヒヒ


あ、ちなみにバンド名はHEY!HO!LET'S GOズといいまして、
ラモーンズやピストルズ、クラッシュなんかのコピーをやってます。
あとラフィンとか意表付いて(?)ピーズとかシオンに手を出すことも。

学生時代はオリジナルも少々やりましたけど、
ほんとこの十年はたまに集まってコピー演るくらい。

そのうちストリートビーツとか横道坊主にも手を出しちゃうのかな(笑)。
ブランキーとかね。



あ、そうでした!
Keep9 9条守ろう!ブロガーズ・リンクが当方の本を紹介してくれました。

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ありがとーございます!!

昨日、再校を編集部に戻しました。
二度目の校正ね。

初校に引き続き赤字(修正)をたくさん入れてしまい、
編集クニザネさん、ずっこける。

だよねー
そうだよねー
初校で全部直しとけよって話だよねー
スンマセン本当。


「やっぱりアレを入れよう」とか「ここはこうした方が読みやすい」なんてね。
まー普段やってる雑誌などの仕事でもよくあることなんですが、
何せボリュームが違うもんで。
引っかかる箇所も多いんですナ(笑)。


そんなこんなで昨日のうちにDTP入稿されまして、
3校(念校ですな)を確認したら印刷所へ。

で、
8月9日(水)発売となります。
本体価格が1400円だから、えーと、1470円ですね。
自分で言っちゃいますけど一生懸命書いたんで、是非。

もうじきアマゾンの予約ページも用意します。
そのときにはカバーデザインも公表しましょう。
押し、強いですよ。



ところで今朝、軍事アナリストの小川和久さんがテレビ出演されてました。

『日本の「戦争力」』は僕も拝読しましたよ~。
大変参考になりました。

今朝の『スーパーモーニング』でも、なるほどですね!と膝を打ちました。
もちろんテーマは、いま大騒ぎの北朝鮮ミサイル問題。
「敵基地攻撃力」に関して、
まず日本にそういった装備はないと説明されてました。
国民の間でも「じゃあ持とう!」という話にならないかと問われれば、
「おもちゃ買うんじゃないんですから(笑)」と。

ミサイル防衛システムにしたって8000億円だの1兆円だのって話ですからねえ。
そのうえ対外攻撃のシステムなんて、誰がカネ出すんだって話ですよ。
しかも、日米同盟の枠から外れてしまうことを説明されていましたね。

このあたりの話は新聞などにも載っているかと思いますが、
すごく大事ですよね。


締めもよかったな~。
国民も冷静な対応が必要ですねとアナウンサーに振られて、
「冷静な報道をお願いします」と切り返す。

わっはっは!

そういえばもう半年くらい前の話だと思いますが、
J-WAVEの『JAM THE WORLD』にゲスト出演したのも偶然聴きましたよ。
憲法を変えて軍隊を持つことに関して、
たしか「現時点では」と限定していたとは思いますが反対とのこと。
日本人が軍事力についてあまりにも無知だから、と。
『日本の「戦争力」』では、一般人だけでなく
政治家も知らなさすぎだと指摘されていましたね。



本当、身の程知らずに勇ましいこと言って騒ぐのはもうマズいでしょー。
いや先のワールドカップ報道じゃなくて。
だってブラジル戦には、ま、、満足してるさ(涙)。
本音いえば何とか1勝して欲しかったけど、それはともかくですね。。。


自国の能力も知らずに不用意な発言で相手を刺激したのが、
今回の「敵基地攻撃力」発言。

自国の能力も冷静に分析せず、
しかも国民に正確な戦況も伝えず、
敗戦への道を突っ走ったのが太平洋戦争。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


おっかないですね。




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リンク復活。実は張るの忘れてました申し訳ありません(汗)
でも本当チョコチョコ見に行ってますよ。個人的には。ほんとjに!
日米合同での迎撃実験については6月20日に触れました。
http://ameblo.jp/article9/entry-10013841138.html

これね、6月23日(日本時間)にハワイ沖で実施しているんですよ。

「迎撃実験」でググってみりゃバシバシ出てきます。



日米、ハワイ沖でミサイル迎撃実験に成功
http://www.sankei.co.jp/news/060623/kok083.htm
(Sankei Web 6月23日)


米海軍がミサイル迎撃実験
自衛隊艦船も参加

http://cnn.co.jp/usa/CNN200606230007.html
(CNN.co.jp 6月23日)


米、弾頭迎撃実験に成功
海自イージス艦が初参加

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000079-kyodo-int
(共同通信 6月23日)


米、海上ミサイル迎撃実験に成功
日本のイージス艦参加
http://www.asahi.com/international/update/0623/014.html
(asahi.com 6月23日)


米、ミサイル迎撃実験成功
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060623AT2M2301923062006.html
(NIKKEI NET 6月23日)




米日の迎撃実験と、北朝鮮のテポドン発射実験。


何やら挑発合戦のように見えなくもないのですが、
そういう視点からの報道は、、、
いまのところ見当たりませんねぇ。
『田中 宇の国際ニュース解説』にもまだ載ってない。
メルマガでは「北朝鮮ミサイル危機で見えたもの」という記事があったので、
それをベースに加筆していらっしゃるのかも知れません。


迎撃ミサイルなんか要らないと断言はしませんけどね、
ただ一面から見た報道ばかりじゃ怖いなぁと思うワケです。

も少し時間経ってから出てくるモンなのかな?

ご存知の方がいらしたら是非お教えください。
もちろん僕が見つけたら本ブログでご紹介します!



ついにテポドン2号が発射されました。
腹立たしいというか、嘆かわしいというか。
ただ、ここは慌てず騒がず政府の対応を見守りたいところ。

さて、今日はそれに深~~~く関連する迎撃ミサイルの話を。
いろんな問題があるわけですよ。


地上発射型迎撃ミサイル「PAC3」ちゅう代物を巡るニュースが、
東京新聞7/3朝刊の一面トップでした。


以下、引用。


迎撃ミサイル 月内にも沖縄配備

米軍のみで発射判断

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060703/mng_____sei_____004.shtml

 米軍再編の最終報告を踏まえ、月内にも米国が在日米軍基地に配備する地上発射型迎撃ミサイル「PAC3」の運用について、日米間の取り決めがなく、発射の決断は米側に委ねられていることが二日、分かった。日本政府の了承なしに迎撃に踏み切れば、日本の主権が侵害されるだけでなく、PAC3が落下した場合には二次災害の補償をめぐる問題も浮上する。北朝鮮が「テポドン2号」の発射を準備する中、日米連携を強調した米軍再編は課題を置き去りにしたまま進んでいる。

 PAC3の在日米軍基地への配備と早期運用は、五月に日米が合意した米軍再編最終報告に示された。北朝鮮が「テポドン2号」発射の兆候をみせたことから、米側は配備を急ぎ、月内にも沖縄県の米空軍嘉手納基地に四個高射隊二十四基を配備する計画でいる。

 「装備の重大な変更」に該当する場合は、日米安保条約に基づく日米の事前協議が必要だが、日本政府は今回の配備に注文をつけない方向だ。

 PAC3による迎撃には、日本政府の要請や承認を必要とするのか、米軍の意思だけでよいのかなど、発射の要件をめぐる日米間の取り決めが存在しない。

 航空自衛隊が来年三月から配備するPAC3については昨年、自衛隊法が改正され、「発射の兆候」を捕捉した時点で首相の承認を得て迎撃することなどが規定された。だが米軍を日本の国内法で縛るのは無理があり、当面は米軍の判断ひとつで発射できる状況だ。

 PAC3は発射されると基地を大きく飛び出して弾道ミサイルを迎撃。外れた場合は自爆し、命中した場合でも金属破片が地上に落下する。米軍が「基地の自衛」を主張しても、迎撃が軍事行動であることは否定できない。基地の外に影響が及び、日本の主権が侵害されるおそれがある。防衛庁幹部は「米兵が基地の外に出てきて泥棒をつかまえるようなもの」と問題点を指摘する。

 湾岸戦争では、クウェート防衛のため米軍がイラクの弾道ミサイルに向けて発射したPAC2の破片が市街地に落下し、被害が出たことが明らかになっている。在日米軍のPAC3の破片が落下した場合も、同様の二次災害が起きる可能性があるが、補償について日米間の取り決めはない。

 事前協議なしに配備が先行する事態について、外務省日米安全保障条約課は「どのような条件の下で在日米軍がPAC3を撃つのか、まさに日米で協議しているところで、早期に結論を得たい」と話している。

(メモ)地上発射型迎撃ミサイル「PAC3」 ミサイル防衛(MD)システムのひとつで、地上に落下する直前の弾道ミサイルを迎撃する。射程は約15キロ。米国で開発され、航空自衛隊が来年3月から配備する。


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深刻ですよ、これ。

まず地上に落下する直前のミサイルを迎撃する……
てことはですよ。
記事の中でも「破片」の危険性が指摘されていますが、
飛んできたのが核ミサイルだったらどうでしょう。
射程が約15キロということを考えると、、、
影響は甚大でしょうね。

今月中にも沖縄県の米空軍嘉手納基地に配備されるということですが、
これ、地元の人は不安だと思います。
そもそも基地がなければあの島が標的になる懸念などないのに。

しかも米軍の判断だけで発射できるということは、
ズバリ米軍施設の防衛だけが目的だと考えられないでしょうか。


日本にある基地から米軍施設を守るためのミサイルが飛ぶということは、
日本が集団的自衛権を行使してしまったことになりはしないか?
そうなると違憲ですなぁ。


いや純粋に米軍の米軍による米軍のための行為だとするならば、
それはそれで日本の主権はどうなっているの?
やっぱり日本は米帝国の不沈空母?
でもって沖縄をまたもや捨て石にするの?
……といったギモンが次々と湧き上がってくる。


ううむ。


防衛庁が東京都新宿区市谷本村町5-1にドンと配備するというのなら、
まぁ仕方ないのかなと思えるのですが。


もう一週間前の記事だけど、皆さん、これ読みました?

立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」第76回

「靖国問題はアメリカの問題」だって。
面白いね。
もちろん笑えるというよりは、
ちょいとゾクッと来るような感じなんだけど。。。


あれはたしか5月のことだったナ。
J-WAVE(ラジオ)でふと聞いたとき軽く驚いた。
もう消えた話だけど、
今年の首相靖国参拝問題は6月下旬に解決するかもしれないっていうんだ。

それは小泉首相が訪米する際、
彼の国の議会で演説するにはひとつの条件があるっていう話でね。
今年8月15日に靖国神社を参拝しないことだ……と。


米議会での演説と、靖国神社参拝。
どっちを取るかという選択の機会があったのか、
それとも靖国参拝問題があるから演説ナシヨと一方的に言われたのか。
ラジオで聞いたニュアンスは前者だったんだけど、
実際どうなのだろう。


ともかく、小泉首相による米議会での演説は行なわれず、
8・15靖国参拝の可能性は残ったわけですな。

その是非について個人的にも微妙な思いがあるけれども、
もっと気になるのは対外的な影響だよね。

中国や韓国だけでなく、米国からも反日の動きが出ちゃったりして。
「世界の中の日米同盟」とか言うけど、んー。
牛肉問題でも無茶な要求のませた上でまだガタガタ言ってるようだしなぁ。
在日米軍問題でも「やっぱ不平等ですなあ」って話が出てきたしね。またしても。


と、いうところで業務に戻ります。続きはまた近日中に。