■ Murder Goes to College
大学教授が殺された。第一容疑者は事件後、大学から走り出て来たギャングの男。
しかし教授の妻、妻の浮気相手、結婚に反対された妹、妹の恋人など、他にも動機がある人物がいる。


製作年:1937、監督:Charles Reisner、脚本:Brian Marlow、Eddie Welch、Robert Wyler


■ はじめに

登場人物(キャスト)
 ハンク・ハイヤー(リン・オーバーマン) 刑事
 シム・パーキンス(ロスコー・カーンズ) 新聞記者、ハンクの友人

 トム・バリー(アール・フォックス) 犠牲者、数学教授
 ノラ・バリー(マーシャ・ハント) トムの妹
 グレタ・バリー(Astrid Allwyn) トムの妻
 ポール・プロデリック(ハーヴェイ・スティーヴンス) 英語教授
 ハワード・セイフォース(アンソニー・ネース) 教授

 ストライク・ブレノ(Buster Crabbe) ギャング
 


■ あらすじ

刑事のハンク・ハイヤーと新聞記者のシム・パーキンスはサッカーの試合を見に行った。

その夜キーツ大学の中で銃声が聞こえて、ギャングのストライク・ブレノが大学から走り出てきた。

そして学長で数学教授のトム・バリーの射殺死体が発見された。

ハンクとシムは事件を調べることになった。


トム・バリー殺害の動機がある者が上げられた。

トム・バリーは自分の数学的能力を活用してストライク・ブレノのナンバーゲーム(numbers-racket)に勝つために協力していた。だがしかし最近、彼を裏切っていたことが判明。

さらに何人かの教授が同様にストライク・ブレノと関係していた。

ハンクは、同日のサッカー試合の後に、ストライク・ブレノとグレタ・バリーがナイトクラブに一緒にいるのを見ている。一見不釣り合いの関係であるが、ことは殺人事件である。押さえておく必要がある。

いやグレタは、そもそも英語教授のポール・プロデリックと付き合っていたことも判明した。

またストライク・ブレノと関係していたハワード・セイフォース教授はトム・バリーの妹ノラと交際をしている。だが二人の結婚をトムが反対しており、二人にも動機がある。

ハンクとシムはさらにエレヴェーターボウイや事務職員、他の教授も容疑者としてリストアップした。



また犯人が書いたと思われるメモ、事件で壊れた時計のガラス片があり、犯行に使われたと思われる拳銃もついに見つかった。

二人は、これらを元に犯人を特定した。ポール・プロデリック教授である。
 


■ 出演作

マーシャ・ハント
(1936)アリゾナ突撃隊/The Arizona Raiders
(1937)西部地獄街,荒野の激闘,荒原の激闘/Born to the West/Hell Town
(1948)脱獄の掟/RAW DEAL
(1949)メアリー・ライアン刑事/Mary Ryan, Detective
(1971)ジョニーは戦場へ行った/Johnny Got His Gun
(1947)Smash-Up,The Story of a Woman
(1957)死からの帰還/死人の憑依/Back from the Dead
(1952)幸福の時間/ビビとペギー/The Happy Time
(1940)彷徨う女性/Women In Hiding
(1947)/カーネギーホール/Carnegie Hall
(1943)迷へる天使/Lost Angel