映画1941暗黒街の王者/賭博の不正と闘う弁護士/ジョン・ウェイン、オナ・マンソン
Lady from Louisianaニューオーリンズに向かう蒸気船の中でジュリー・ミルボーは弁護士のジョン・レイノルズと知り合い相思相愛になった。だがジュリーの父親は賭博場の経営をしており、レイノルズは賭博場を潰すためにニューオーリンズに向かっていた。製作年:1941,監督:Bernard Vorhaus,Vera Caspary,Michael Hogan,Guy Endore,Edward James,Francis Edward Faragoh■ はじめに◆ 登場人物(キャスト)ジョン・レイノルズ(ジョン・ウェイン)ジュリー・ミルボー(オナ・マンソン)アントール・ミルボー将軍(ヘンリー・スティーヴンソン)ブラッキー・ウィリアムズ(レイ・ミドルトン)カフィー・ブラウン(ジャック・ペニック)◆ 補足邦題「暗黒街の王者」が内容をうまく表していない。蒸気船は西部劇映画によく登場する船尾の船体と同じ幅の水車を駆動するもの。ただ本作の設定は1890年代となっており、電話も登場する。「ジョン・ウェイン(1907年5月26日-1979年6月11日:72歳)が弁護士?絶対に似合わないだろ」と思ったが、最後は嵐の中で格闘。やっぱりそうなるわな。引き合いに出して悪いが、アラン・ラッド(1913年9月3日-1964年1月29日:50歳)は「(1961)西十三番街/13 West Street」で科学者役。こちらも似合ってない。■ あらすじ◆ 二人はニューオーリンズへジュリー・ミルボーは蒸気船に乗ってミシシッピ川を下っていた。行き先はニューオーリンズ。ジュリーの父親ミルボー将軍はニューオーリンズで大きな賭博場を経営していた。同じ船に乗っていたジョン・レイノルズという弁護士と知り合いになり、たちまち愛し合う仲となった。◆ 二人の立場だがレイノルズは反賭博同盟に加盟している弁護士で、賭博場を潰してしまおうとニューオーリンズに向かっていたのだった。将軍の部下ブラッキー・ウィリアムズはジュリーと結婚して賭博場を乗っ取ってしまおうと考えていた。レイノルズはジュリーの父親が賭博場の経営者であることを知り、またジュリーはレイノルズがどのような弁護士であるかを知った。ジュリーは賭博が無害な娯楽であるだけではなく、収益が人々のために使われていると熱心に説得した。◆ 将軍は殺されただが将軍はウィリアムズが売り上げを奪ったりして不正を重ねていることを知らなかった。レイノルズは賭博に絡む殺人を目撃し、さらに決意を固めた。レイノルズは賭博場に乗り込んで、賭博に使われる機械に不正を発見して摘発した。この事件を見てウィリアムズは手下のカフィー・ブラウンを使って将軍を殺した。さらに事件をレイノルズの仕業のように見えるように工作した。◆ 二人の対立ジュリーはウィリアムズの思惑通りに事件をレイノルズの仕業と考えた。彼女は役人たちを巻き込んで、レイノルズの仕事を妨害した。ここにおよんで二人の間には、激しい火花が飛び交った。◆ 嵐の中で裁判レイノルズは追い詰められたが、殺人事件の証拠を入手して、ウィリアムズ、ブラウンのみならず、ジュリーを逮捕して投獄した。嵐が吹き荒れている日に裁判が開かれた。外の天候と同様に激しい弁論が展開されたが、被告側有罪の流れとなった。風雨はさらに激しくなり、裁判所のドアや窓が破壊された。◆ 被告は逃亡し堤防は決壊した嵐の中をウィリアムズは逃亡し汽船に乗って逃げようとした。レイノルズも追いかけて汽船に乗り込み、二人は激しい格闘を繰り広げた。ウィリアムズは川に転落して溺死した。だがここで堤防が決壊して、街に大量の水が流れ込んだ。洪水を止める手段はないかと思われたが、レイノルズは必死の力で汽船の舵をとった。汽船を堤防に突っ込ませて、決壊個所を塞いだ。洪水は止まった。◆ ラストジュリーの誤解も解けて、二人がハッピーエンドになったことは言うまでもない。