平成15年6月22日 大変遅れて熊本へ向け出発
午前11時より武雄のチューリップ(美容室)に行き二人の髪を染めてもらった。二人分の料金が12,000円でしたが、ここの先生が「12,000円盲導犬の募金に」ということでカンパしてもらいました。長崎から東京まで歩いた昨年も同じようにお金はとられ
ませんでした「私たちへの餞別がわりに」というやさしいお気持ちを、沢山いただきました。当日は夕方6時ぐらいに嬉野を出発する予定でしたが、洋子の会社の事務がはかどらず、また事務員さんへの引き継ぎなどとても時間がかかり、出発も大幅に遅れ夜中の1時10分、熊本へと出発し、熊本東急inホテルに到着したのは夜中の3時40分でした。4時10分に床につきました。
6月23日 熊本での活動
今日は熊本での活動日です。朝7時30分に起きて朝食をとり10時に大野光子さん(熊本県のパピーウォーカーの会の事務局長)がホテルに迎えに来てくださり、シティFM 791というラジオの番組に生出演させていただきました。
今日1日のスケジュールは熊本の大野光子さんによって取り組まれたもので、1日中お世話になりました。
まず11時からシティFMラジオ生出演、その後、昼食はコンビニでそばを購入。12時50分から13時は熊本市長様に表敬訪問です。12時30分、市役所に集まってくださった、パピーウォーカーの会のメンバーの深町さんご夫婦と田中陽子さんボランティアの若い女性3人と盲導犬ユーザーの会長さんと盲導犬の参加で一緒に市長様の部屋に行き、廊下で待っておられたテレビ局全部のカメラ4~5台と新聞社のカメラのフラッシュを浴びながら市長室に入る。とてもお若い幸山政史市長様でありましたがとても
立派な表敬訪問の式典みたいな形で行われました。このときビデオカメラを持っていっておればよかったなあと後悔しました。この日の夕方のテレビに出ていました。その後13時より皆さんと一緒に熊本市内の上通りと、下通りを市中パレードしました。
ホテルに戻り、車で県庁に移動。障害福祉課の課長さま他、数名の方々に迎えられ、知事室に入る。ここでの取材は何もなかった。すでに市長様のところで取材が終わっているからであった。出納長安田宏正様に私たちの思いをすべて聞いていただき、和
やかな雰囲気の中で、この日の目的を果たしました。知事様へ色紙のお願いをしてくださるお約束もいただき、記念撮影をしてお別れしました。とても良い方とのお出会いをいただきました。こんどは日赤病院へと向かいました。大野さんが特別に頼んで
くださって内科部長のたけくま先生の手厚い診察を受けることができました。とてもご高名な先生ということで安心の中、私に異常が見つかりました。エコーで1cmぐらいの胆石が・・・ !! しかも2個 !! 「えーっ !! 」 と驚きましたが、顔は平静を保っております。「やはり・・・・。」と、自分では納得できていたからです。私の心はここ数カ月、「頑固」になって石のような堅い心での生活状態です。「ナルホド!! 神様からの手厚い贈り物なんだ」と思い、これからのこの旅の中で、心をやわらかくして石を砕かないと・・・・・。と、思わせていただきました。神様、ステキなプレゼントをありがとうございます。道中、魂をしっかり磨いて、心優しい私に戻るよう努力してまいります。もうひとつ、少し貧血気味という診断もいただきました。
爆弾を抱えての旅が今日から始まりました。身体をいたわりながら無理をしないように日本一周を完全にまっとうしたいと思います。その後、アロマの体調の診断を、こもだ先生(こもだ動物病院院長)がしてくださいました。「アロマに変調があったらすぐ私の所に連絡ください。全国の動物病院で無料で診て頂けるよう、手配をしております」とありがたいお言葉をいただきました。アロマの爪を切っていただき、耳の垢もきれいにとってくださいました。「いたって元気そのものです」とアロマの健康診断をしていただき、安心して出発しました。最後までお付き合いくださいました大野さん、田中さんと、遅い夕食を駅内のレストランで取り、ホテルを東急イン鹿児島から熊本の東急インに変更していただきホテルで疲れをとりました。明日は朝4時30分の起床です。