盲導犬普及の為の全国ツアーのブログです。
平成14年1月15日出発 4月19日到着の岸川美好&洋子「長崎東京夫婦旅」のブログを読んて頂きありがとうございました。
さて、引き続き平成15年6月16日出発 8月14日終了の盲導犬普及の為の全国ツアーのブログを掲載します。
出発からごーるの二か月間多くの人に助けて頂き大きな役割を果たす事が出来ました。
ぜひ、最後まで読んでくださいませ。
平成14年11月福岡の九州盲導犬協会より盲導犬アロマを貸与しました。
盲導犬を作るには多額の資金がかかります。
多くは民間の個人や団体が資金を寄付しています。
今回、私が貸与した盲導犬は長崎ライオンズクラブ様と東京虎ノ門ライオンズクラブ様が該当募金などで集めた資金で育成された盲導犬です。
名前は盲導犬 アロマで牝の二歳のラブラロールレットリバーです
盲導犬を貸与するには約一ヶ月間盲導犬の訓練センターに行き犬の扱い方や歩行訓練など受けなくてはなりません。
平成14年11月訓練開始 12月訓練終了
約一か月間の訓練を終えて盲導犬アロマと自宅に帰って来ました。
アロマは私以上に妻の洋子になつき妻もアロマを我が子の様に可愛がっていました。
平成15年1月 アロマを連れて嬉野の谷口町長に挨拶に行きました。
そして、アロマに日本初の住民票を発行してもらいました。
この日からアロマは嬉野町の町民になりました。
人間以外の動物が住民票を貰ったのはアロマが初めての事で全国紙の新聞に大きく取り上げてもらいました。
盲導犬の役割は目の見えない人の目に成りツエに成るのが仕事です。
私は、盲導犬を貰ってこれから自由にどこにでも行けると奇態していましたが現実は大きく違っていました。
実は、盲導犬がいるから今まで行けてた所も行けなくなってしまいました。
それは、盲導犬の入店拒否と言うハードルでした。
特に、飲食店 宿泊施設 医療機関が受け入れてくれません。
折角盲導犬を貰って世界が広がると思ったのに盲導犬がいる為に世界が狭まってしまいました。
平成15年4月嬉しいニースが入ってきました。
それは、「身体障碍者補助犬法」と言う法律が出来た事です。
身体障碍者補助犬法とは盲導犬聴導犬 介助犬などの身体障碍者を助ける犬はどこでも受け入れなくてはならないと言う法律です。
「平成15年10月から施行」
私は、このありがたい法律を一人でも多くの人に知って頂きたい そして盲導犬など
の犬がどこにでも入れる社会を作りたいと思い平成15年6月16日から二か月間かけて全国の都道府県知事に直訴に行きました。
いずれの知事も盲導犬に理解が厚く協力を約束してくださいました。
今回、ブログに掲載する文章は出発からゴールまでの日本一周約8000キロの旅の出来事を書いた物です。
旅の中で、いろんな人との出会い 沢山の援助を頂きました。
どうか最後まで読んでくださいませ。
そして、盲導犬などの 身体障害者を助ける犬への理解をよろしくお願い致します。