☆十干・その8☆
 
辛(しんきん)=宝石、玉石
 
金性・陰
動形=柔鋭(じゅうえい)
 
 
金性の陰干
辛(しんきん、かのと)
宝石、玉石、加工された繊細な
かんざしなどのアクセサリー。
 
 
キラキラした宝飾品は
引き出しにしまっておいては
価値がありません。
 
人に見てもらってこそ!
その輝きは意味あるものに
なるのです。
 
 
辛(しんきん)さんには
人の目を気にする
自意識、プライド、
そして美意識があります。

 
人の役に立ちたいと思う
金性の
庚(こうきん)さんと
辛(しんきん)さんは
 
客観的に
他の人からどう見られるか、
外の人からの評価を
とても気にします。
 
 
辛(しんきん)さんには特に
小さいうちから
プライドを持たせるのが大事。
 
「誇れる何か」を持つことが
生きていく上での
心の支え、拠り所となるので
 
他の人には真似できないような
特殊技能を身に付けさせるのも
良いでしょう。
 
 
この星は文官の星。
知恵を使って集団で戦い
王様を守るのです。
 
 
己(きど)さんの中味重視、
実質重視とは反対に
 
辛(しんきん)さんは
客観性、見た目重視で
格好悪いところは
見せたくありません。
 
キラキラ輝いてこそ
宝石は価値を発揮するのです。
 
 
そんな
辛(しんきん)さんの
輝きを増してくれるのは
壬(じんすい)さん。
大きな川の水の流れです。
 
澄んだ川の水は
宝石についた汚れを
綺麗に洗ってくれます。
 
そして、
その輝きを反射して
さらにキラキラ美しく
見せてくれるのです。
 
 
自分の性質に合った
生き方ができる環境に身をおき、
スムーズに生きられますように☆
 
愛川結
 
 
星 星 星
 
 
 
☆十干について☆
 
十干(甲乙丙丁戊己庚申壬癸)は
五行(木火土金水)×陽・陰
です。
 
木性の陽→甲(こうぼく)、木の兄(きのえ)
木性の陰→乙(おつぼく)、木の弟(きのと)
 
火性の陽→丙(へいか)、火の兄(ひのえ)
火性の陰→丁(ていか)、火の弟(ひのと)
 
土性の陽→戊(ぼど)、土の兄(つちのえ)
土性の陰→己(きど)、土の弟(つちのと)
 
金性の陽→庚(こうきん)、金の兄(つちのえ)
金性の陰→辛(しんきん)、金の弟(つちのと)
 
水性の陽→壬(じんすい)、水の兄(みずのえ)
水性の陰→癸(きすい)、水の弟(みずのと)
 
 
陽は単純明快。
スケールが大きく単独で動きます。
 
陰は複雑。
かよわく見えて実は芯が強いです。
 
 
星 星 星
 
 
(過去記事リンク)
☆イラストで覚える「算命学のきほん」
 
1、陰陽五行説

 

2、甲(こうぼく)

 

 3、乙(おつぼく)

 

  4、丙(へいか)

 

5、丁(ていか)

 

6、戊(ぼど)

 

 

ゆるゆると更新します☆
 
次回は壬(じんすい)です。
 
お楽しみに ラブラブ