昨日、今日と2日続けて
フィットネスクラブのグループレッスン後に
「開きっぱなしの肋骨をなんとかしたい!」
というご相談をお客様から受けたので
今日のブログはこれについて書いてみます。
こういう〝よくあること〟には
誰かが分かりやすく名前をつけるんですねー。
「リブフレア」
って聞いたことありませんか?![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
- リブ(rib)=肋骨(あばら)
- フレア(flare)=(開口部などが)朝顔形に広がる
という意味なので
肋骨(胸郭)がフレアースカートみたいに
広がっていることをリブフレアといいます。
ちなみにこの人↓
結構なリブフレアです。笑
こちらと見比べていただくと
よく分かるかも。
↓↓↓
なんでリブフレアになるかというと
前面の肋骨が
外旋して
広がって
持ち上がって
いるまんまになっているわけです。
そして、前側が広がっている分
後ろ側は窮屈になっています。
ちなみに息を吸ったとき
胸郭はこんな感じになります。
胸郭に適切な動きと柔軟性があれば
息を吐くとちゃんと閉じて下がるのですが
胸郭が広がって持ち上がった状態が
デフォルトになってしまっているのが
リブフレアです。
昨日、今日と
「開きっぱなしの肋骨をなんとかしたい!」
と声をかけてくださった方は
こういう状態になっているわけです。
リブフレアだと何が良くないの?
見た目のことでいうと
- アンダーバストのサイズが大きくなる
- バストが横に広がる
- もしかしたら二重あごになりやすいかも
ちょっとイヤですよね。
身体機能的なことでいうと
- 呼吸が浅くなる(横隔膜が固くなる)
- 腰背部の緊張がキツくなる
- 腹筋たちが働きにくくなる
- 背骨の動きも悪くなる
- 姿勢が崩れる
などなど、ざっくり書いただけでも
これだけの弊害があります。
なのでね、胸郭の動きと柔軟性を取り戻し
適切にポジショニングしたい!
では、どうすればいいのか?
については、長くなったので別記事で。
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