開きっぱなしの肋骨をなんとかしたい① | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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昨日、今日と2日続けて
フィットネスクラブのグループレッスン後に
「開きっぱなしの肋骨をなんとかしたい!」
というご相談をお客様から受けたので
今日のブログはこれについて書いてみます。


こういう〝よくあること〟には
誰かが分かりやすく名前をつけるんですねー。
「リブフレア」
って聞いたことありませんか?ニコニコ

  • リブ(rib)=肋骨(あばら)
  • フレア(flare)=(開口部などが)朝顔形に広がる

という意味なので
肋骨(胸郭)がフレアースカートみたいに
広がっていることをリブフレアといいます。


ちなみにこの人↓




結構なリブフレアです。笑


こちらと見比べていただくと
よく分かるかも。
↓↓↓




なんでリブフレアになるかというと
前面の肋骨が
外旋して
広がって
持ち上がって
いるまんまになっているわけです。





そして、前側が広がっている分
後ろ側は窮屈になっています。


ちなみに息を吸ったとき
胸郭はこんな感じになります。


胸郭に適切な動きと柔軟性があれば
息を吐くとちゃんと閉じて下がるのですが
胸郭が広がって持ち上がった状態が
デフォルトになってしまっているのが
リブフレアです。


昨日、今日と
「開きっぱなしの肋骨をなんとかしたい!」
と声をかけてくださった方は
こういう状態になっているわけです。


  リブフレアだと何が良くないの?


見た目のことでいうと
  • アンダーバストのサイズが大きくなる
  • バストが横に広がる
  • もしかしたら二重あごになりやすいかも
ちょっとイヤですよね。


身体機能的なことでいうと
  • 呼吸が浅くなる(横隔膜が固くなる)
  • 腰背部の緊張がキツくなる
  • 腹筋たちが働きにくくなる
  • 背骨の動きも悪くなる
  • 姿勢が崩れる
などなど、ざっくり書いただけでも
これだけの弊害があります。


なのでね、胸郭の動きと柔軟性を取り戻し
適切にポジショニングしたい!


では、どうすればいいのか?
については、長くなったので別記事で。




 

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