人間はもともとどう生きていたのか
アナスタシア全章振り返り企画

 

*****

 

・ヴェド文明の何千年ものあいだ、

略奪や盗みはもちろん、

小競り合いさえ一度もなかった

 

・侮辱を表現する言葉もなく、

そういった行為を罰する法律もなかった

 

・一族の土地で暮らすすべての家族は

もしも自分の土地の領域内やその近く、

村の端であっても、不和が生じれば

空間全体に影響が及ぶことを知っていた

 

・大宇宙の攻撃エネルギーは、

そこに生えるもの

生きるものすべてに影響をおよぼし

エネルギーバランスを変える

 

・反対に、通り過ぎる旅人が

歓びの気持ちを残していくと

空間はより大きな美しさで

輝きを放つ

 

 

 

 

 

ネイティブアメリカンの口承伝を読んだとき

ヨーロッパからユーラシア大陸を横断して

ベーリング海峡に出る途中で会った

様々な民の中で「森の民」は喜んで分け与え

教えてくれる民だったんですよね、たしか。

 

 

 

それで彼ら(ネイティブアメリカンの先祖)は

喜んで受け取ったんですよね。

 

まさに「通り過ぎる旅人」が

歓びを残していった記述がありました。

 

 

 

 

 

・ヴェド文明にあった一族の土地は

どんな悪意の出現からも

守ってくれる要塞だった

 

・生きたみどりの垣根によって
領域が囲われ、その内側で育つ
すべてのものが、
人の肉体や魂にとってネガティブな
あらゆる事象から人間の家族を守った
 
・肉体が亡くなっても、
跡形もなく消えるわけではなく、
自分の園や土地の林に埋葬されることで
状態を変えながら木々や草花を育てた
 
・その中を生まれた子どもたちが歩き
先祖たちの魂はその空間の上を舞い
子どもたちを愛し、守っていた
 
・肉体を埋葬するとき、
石板などで覆うことはなく
埋葬された場所にも何の目印も
付けなかった
 
・現代の墓地はつい最近生まれた
 
・現代の墓地はゴミ捨て場
 
・人間の魂に地獄の苦しみを与え、
侮辱し、奴隷にし、ひざまずかせる
 
・現代の都市は
人工的な石の山が大地を覆い、
横にも縦にも建物は大きくなり、
きれいな水はなく、空気は汚れている
 
・現代の家族に幸せな家族はひとつもない
 
・人工的な石の山に暮らす人々の家族は
生きているのではなく、眠っている
 
・その中で生きたひとつの細胞「夢」が
眠っている何千もの他の細胞たちを
起こそうと動き回っている

 

・ヴェド期に

村同士で敵対することはなく、

盗みや強奪を行う理由もなく、

官僚制度もなかった

 

・現在のヨーロッパ、インド、エジプト、

中国あたりにヴェドルシア文化が繁栄し

あらゆる領域に境界すらなく

統治者も存在しなかった

 

・一連の偉大なる祭が自然に統治し、

またヴェド期の人々は現代人とは

比較にならないほど高いレベルで

世界秩序の叡智を持っていた

 

 

 

 

 

 

これが本来の人間の生き方だとしたら

国境をなくすというのと

全体を統治する機構があるというのは

決してイコールではない、

ということですよね。

 

貨幣経済でもないし。

 

 

現代社会からこういう世界秩序に

即移行するというのは、

あまりにも現実味がないですけど

 

国家という枠組みのなかで

日本人として生きながら

 

あらゆるシステムから

ゆる~く脱落しつつ

園を持って生きていくことなら

この人生のあいだに

出来るんじゃないかと

そこはすごく現実味を持って

いつもいつも考えています。

 

 

 

 

 

 

*****

 

 

前の章はこちら

 

 

 

1巻1章

 

2巻1章

 

3巻1章

 

4巻1章

 

 5巻1章

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

6巻の購入はこちらから