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・ヴェド文明の何千年ものあいだ、
略奪や盗みはもちろん、
小競り合いさえ一度もなかった
・侮辱を表現する言葉もなく、
そういった行為を罰する法律もなかった
・一族の土地で暮らすすべての家族は
もしも自分の土地の領域内やその近く、
村の端であっても、不和が生じれば
空間全体に影響が及ぶことを知っていた
・大宇宙の攻撃エネルギーは、
そこに生えるもの
生きるものすべてに影響をおよぼし
エネルギーバランスを変える
・反対に、通り過ぎる旅人が
歓びの気持ちを残していくと
空間はより大きな美しさで
輝きを放つ
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ネイティブアメリカンの口承伝を読んだとき
ヨーロッパからユーラシア大陸を横断して
ベーリング海峡に出る途中で会った
様々な民の中で「森の民」は喜んで分け与え
教えてくれる民だったんですよね、たしか。
それで彼ら(ネイティブアメリカンの先祖)は
喜んで受け取ったんですよね。
まさに「通り過ぎる旅人」が
歓びを残していった記述がありました。
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・ヴェド文明にあった一族の土地は
どんな悪意の出現からも
守ってくれる要塞だった
・生きたみどりの垣根によって
・ヴェド期に
村同士で敵対することはなく、
盗みや強奪を行う理由もなく、
官僚制度もなかった
・現在のヨーロッパ、インド、エジプト、
中国あたりにヴェドルシア文化が繁栄し
あらゆる領域に境界すらなく
統治者も存在しなかった
・一連の偉大なる祭が自然に統治し、
またヴェド期の人々は現代人とは
比較にならないほど高いレベルで
世界秩序の叡智を持っていた
・
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これが本来の人間の生き方だとしたら
国境をなくすというのと
全体を統治する機構があるというのは
決してイコールではない、
ということですよね。
貨幣経済でもないし。
現代社会からこういう世界秩序に
即移行するというのは、
あまりにも現実味がないですけど
国家という枠組みのなかで
日本人として生きながら
あらゆるシステムから
ゆる~く脱落しつつ
園を持って生きていくことなら
この人生のあいだに
出来るんじゃないかと
そこはすごく現実味を持って
いつもいつも考えています。
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