アナスタシア普及活動

1巻ごとに1章づつ

振り返る企画の5巻目、

 

メグレさん、読者集会で

質問に答え、批判に応酬。

 

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メグレさんがこの5巻を

書いている時、あるいは

その前に読者集会を

ゲレンジーク市と

モスクワで開催したところ

来場者は合計二千人以上

あったそうです。

 

すごいですね!!

 

ロシア周辺の(元ソ連だった)

独立国家連合や遠方の国からも

来訪者がいて、ほとんどが

一族の土地構想を支持するか

興味を抱いていて、

その中で出た主要な質問や

意見について、メグレさんが

自分自身やアナスタシアの言葉で

どのように回答したのかが

詳しく書かれている章です。

 

 

Q.国家の経済は小規模な

家庭の農業で支え切れないのでは

 

A.大きな企業は大きな利益を

国家にもたらすが、景気が

悪いときや倒産した時には

逆に大きな負担をもたらす。

特に失業者を養うことは

国家経済にとって大きな損失。

 

各家族のための土地は

国家が安定している時も

経済的変動が起こった時も

国民が自分自身で暮らしを

安定させるための努力ができるが

マンションで暮らす労働者は

勤務先の給料支払いや

電気水道ガスなどの公共サービス

食料品の供給に依存している。

 

 

Q.ロシアが農業国になったら

侵略者に対し無防備な国となるのでは

 

A.国家の強さは保有する核弾頭で

決まるのではなく、食糧の豊富さと

その質を含む経済状況によっても決まる。

食糧が不足している時、国家は

自国の資源や武器を他国に

売ることになりその結果、

敵を強くしてしまう。

 

 

Q.ロシアのように豊かな土地で

この構想は実現するだろうが

紛争地域では無理ではないか

 

A.紛争地域でこそ実現可能だと考える。

紛争が起きる地域でそこに暮らす人々が

戦闘員となるのは

仕事も食べるものもないから。

各家庭に土地を与えることで

人々はその土地を耕し、食糧を自給し、

その土地を守るために紛争を避けるだろう。

 

 

Q.国内で希望するすべての家族に

1ヘクタール与えるには

土地が足りないのでは

 

Q.まず生態環境全体を改善してから

個人の土地について取り組むべきでは

 

Q.一族の土地を持つことで

経済的に豊かになれるというなら

なぜ現在の農村の人々は豊かでないのか

 

Q.皆が自分の土地の農産物を

販売して利益を得ようとするとき

同じような作物が大量に生産され

需要が低くなるのでは

 

Q.アナスタシアは男女の愛を保つために

一族の土地が必要と主張しているが

それを心理学者や専門家に確認したか

 

Q.アナスタシアは精神性の非常に高い

人格であると評価されているが

あなたは人々をそこから引き離し

ビジネスについて常に語るのはどうしてか

 

Q.アナスタシアはこどもの教育について

話したいと強く願っているのに

あなたは本の中でほとんど焦点を

当てないのはなぜか

 

 

 

読者集会での質疑応答の

活発な様子が伺われます。

 

面と向かって皆さん、メグレ氏に

「あなたは・・・・だが、

それはなぜか!?」

と言えちゃうんですねえ。

 

 

そして、メグレさんもそれを

正面から受けて立つ。

 

どの質問に対しても

読んで納得するような回答を

集会でも語ったのでしょうし

この章にも延々と載せています。

ですから、かなり長い章です。

 

 

 

最後の、

教育についての質問には

 

アナスタシアは

親が子どもを教育する前に

親たち自身の教育から

始めなければならない、

と言っている。

 

 

そして、

親たち自身の教育とは

 

彼ら自身が

幸せに暮らすこと

 

彼ら自身が

神の意識に触れる試みを

していくこと

 

 

その重要な要素のひとつが

美しい一族の土地である、と。

 

 

 

 

こどもの教育って

文字を教えたり

計算を教えたり

あるいは

料理や掃除、歌や絵を教えたり

挨拶や生活習慣を身に付けさせたり

だと思って50年生きてきたけど

 

 

 

神の意識に触れて

幸せに暮らす方法を

体現して見せること

なんだとしたら

 

 

いや、ほんと、

教育というものの概念って

180度ひっくり返りますね。

 

 

 

神の意識といったら

空に浮かぶ雲

木の葉を揺らす風

さえずる小鳥の鳴き声

四季折々の草花

流れる小川のせせらぎ

寄せては返す海の波

 

そういうことどもですよね。

 

 

それらに触れて

幸せに暮らせるなら

そりゃこどもに

教えてやりたいですよ。

 

 

見てごらん

神はすべてを

わたしたちのために

用意してくれているんだよ

 

って。

 

 

そのために

まずは土地だ土地、土地

ってメグレさんが急激に

燃え上がっていく様子が

伝わる章でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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前の章はこちら

 

 

1巻1章

 

2巻1章

 

3巻1章

 

4巻1章

 

 

 

 

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