アナスタシアシリーズを

1巻ごとに1章づつ

振り返る企画、

 

武装解除の競走、

本当に一日でも早く

実現してほしい・・・

 

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以下は、アナスタシア5巻

「私たちは何者なのか」10章の中で

アナスタシアがメグレさんに見せた

未来のロシアでの出来事です。

 

 

 

ある一家族の5歳の娘によって

起きた他国ミサイル暴発事件。

 

 

この出来事を発端として

他にも同じようなこどもが

この能力を有していることが

分かってきたあと、

 

世界中であらゆる種類の銃を

所有している人々によって

パニックが起きた。

 

 

それは西側諸国で

「ロシアは緊急手段で

自国内の爆弾を廃棄し

Xデーに他国が保有している

兵器も爆破する予定」と

事実を歪曲した情報が

伝えられたためで

 

ロシアによって

世界を震撼させる大惨事が起こる

という噂がしきりに広められた。

 

 

 

その時、ロシア大統領は

全世界のテレビチャンネルの生中継で、

その”異常な”能力を持つ子どもたちに

囲まれて出演することにした。

 

 

生放送の日時が発表されたとき、

世界のほとんどの住民が

テレビ画面の前に集まり、

 

大部分の企業は操業を中断し、

 

店も閉まり、

 

屋外の人通りもなくなり、

 

人々はロシアからの情報を待った。

 

 

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今日の章はこのような

導入部から始まるのですが、

ここまでのページだけでも

 

・世界的なパニック

・西側と東側で情報の歪曲

・世界同時生中継テレビ放送

 

といった、まさにこの3-4年で

話題になったキーワードが

入っています。

 

 

特に「世界同時生中継」というのは

トランプ元大統領が前回の選挙で

当選したあと、しきりにSNS上で

見かけました。

 

ついに放送日決定

いよいよ今夜発表

今度こそ始まるか

 

みたいな文言を

何度見かけたことでしょう。

 

 

 

わたしも当時、トランプさんが

本当の救世主なのだと

 

それは真実の泉や澤野大樹さん

ちひろさんなどのブログを読んで

本当にわくわくしていましたので

 

たった一人の救世主が現れて

世界を変えることに期待するのは

結局これまでの歴史の繰り返し

みたいな説を受け入れるまでは

なかなか時間がかかりました。

 

結局、現時点まで

何も起きてないしね・・・

 

 

でも、この

世界同時生中継

というアイデアは、

アナスタシアのほうが

早かったのでは?と

5章を読むと思うわけです。

 

我が家はすでに地上波放送を

見られるテレビがないので

Youtube中継もやってくれるといいな、

くらいには期待していますが

 

”異常な"能力を持った5歳前後の

自由活発なこどもたちに囲まれた

ロシアの大統領が執務室で一人、

マイクに向かって

「全世界の皆さん」と

呼びかける姿は

 

ヒーロー然としたトランプさんが

演技がかったパフォーマンスで

民衆を鼓舞する演説の生放送よりも

 

何倍も見てみたいという気持ちは

今も変わらず持っています。

 

 

 

 

ちなみに、この章での

テレビ中継でロシア大統領は

最初、ちゃんとした内容を

話そうとしています。

 

・爆発物を随意に爆発させる能力を

持つ子どもたちを割り出し、

彼らを強制的に眠らせるなど

暴発が起きないよう隔離する措置を

取っていないとロシア政府は

非難されている

 

・なぜ殺人兵器を造る人たちではなく

それらを受け入れないこどもたちを

隔離しなければならないのか

 

・ロシア政府は能力のあるこどもたちが

偶発的に感情を抑えきれず、

嫌いだと感じる種の武器に衝動を送り

爆発させるのを防ぐ措置を取っている

 

・テレビ番組から殺人に使用される

道具の映像を完全に排除

 

・武器を模倣したおもちゃも撲滅

 

・親はいつもこどものそばにいて

ネガティブな反応を起こすのを

事前に察知するよう努めている

 

 

 

この辺まで話していると

室内のこどもたちが

どんどん賑やかになり

トイレに行きたいだの

遊ぼうだの言いだして

 

最後は大統領ではなく

5歳の女の子がマイクを持って

自分の考えを話して終わります。

 

 

 

上記の大統領演説の中で

殺人に使用される兵器を

テレビ番組から排除とか

模倣したおもちゃの撲滅

といった点は、今すぐに

日本でもやってほしいなと

わたしは個人的には昔から

思っています。

 

その一方で、こどもたちが

毎日興じているゲームのほとんどに

殺人兵器を模した武器が出てくることや

 

昨年の次男の

クリスマスプレゼントは

発泡スチロールの弾を撃つ

ナーフ銃であること、

これらを今は受け入れています。

 

すでに目の前にあるものを

完全に拒絶することも

ストレスだし、

 

無くせるのなら無くして欲しい

と願うことは両立すると

思っているからです。

 

 

もうひとつ、スマホやパソコンに

頻繁に出てくるアダルトサイト、

アダルトマンガの広告も

すべてなくしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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前の章はこちら

 

 

1巻1章

 

2巻1章

 

3巻1章

 

4巻1章

 

 

 

 

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