2024年5月7日寄稿 アメリカ留学センター米国本部
「IQが高い人」って、どんな人なのでしょう。
思考力と判断・分析力抜群で、計算能力も早くて暗記力が高くて
考え方が他の人と違ってもっと独創的、けれどでちょっとまわりの空気を
読むのが苦手な人と言ったイメージでしょうか?
頭の回転が早すぎてグループ学習や社会の規範ルールからはみ出し気味な
傾向があるかもなど、いろんな印象を抱く人が多いかしら。日本人の
平均IQはおおよそ105、これって国別の世界ランキングで2-3位に
毎年ランクインしていた事を、皆んな知っていた?
一般的に天才は、IQ130~140以上が最低必要だから、東大の学生の
平均IQは120らしい。適用能力分野によってもテスト評価のIQスコア
には多少の差異が生じるのでは~。ちなみにハーバード大学の学生の、
公式データーは無いけれどが、平均のIQが128~130前後と想定され、
やっぱり超優秀な天才集団には変わりなさそう。
IQ135以上の「天才」は、2023年初頭で地球上に160万人いる
世界の人口が、2022年末に約80億人との推計され、その内のたった
2パーセントだけが、天才と分類されるそうです。これには後進国も
含まれる数字だから、自分が天才だと気付けない「隠れ天才」がいる
可能性は高い。すでに成人した人は、あとで幾ら努力して励んでも、
脳の発達が固まってしまい、IQの数値はもう上げられないらしい。
だから、もうあきらめて!
例外として、14-15才前の中学生年齢までなら、子育ての段階次第で
生まれつきのIQ指数を、少し上げられる事もできなくはないらしい。
これがラストチャンスと聞けば、すこしは安心できるか?。
成人は、今のIQレベルに妥協して割り切らないとダメ!と居直り
ましょう。そうすれば、気分も落ち着けそう、私も含めて~
以前ならIQは、生まれつきのものだと信じられていたので、少しばかり
不公平感を感じたものだが、そのあとの最新研究によれば、脳みそが
柔らかい子供時代なら、IQの伸びしろもある程度少しは期待できる事が
データーで立証されたとか。
これを機に少子化を憂慮する国々では、日本も含めて児童教育の重要度に
注目がさらに加速するのではないか。優秀な人口を多く抱える国では技術
向上の躍進と、科学研究でそれなりの成果を出せるし、国力をアップさせる
人材の原動力にも直結するのだから。
日本が半導体・自動車産業分野でも世界のトップに立てた過去が
有ったのも、質の高いDNAを背景に持つ大和民族ゆえに、IQ平均
数値の世界ランキングで、トップ3にまで押し上げている事を、
もっと私達が自覚しあえたら、円弱で今、気弱になっている日本
社会にも、自信を取り戻せる手掛かりになればと願いたい。
平均より高いIQを持つ子供とは?
一つ目の特徴は物覚えが早く、小さい頃から記憶力がすごい。
学校のグループ授業で皆んなと一緒のペースで勉強するのが、かったる
くて学校生活がつまらないと感じたり、まわりから浮き上がった存在に
見られがちで、不登校や引きこもりを招きかねない懸念と背中合わせ。
それだけ頭の回転が速い子供は、周りと歩調を合わせられず不器用。
その気持ちも何となくわかる。東大には、ギフテッドと呼ばれる高い
IQ指数の子供ばかり、30-40名前後を集めた塾が存在している。
教えるのは、東大の教授で10才前後の小学生もまじっているらしい。
授業料は無料、大半の生徒たちは、不登校・引きこもり歴の経験者
だったと聞かされて、なあるほどと納得できそう。一般の普通科の
学習カリキュラムとは全く異なる教育指導の実践でのモデルケース
にもなっている。
IQが高い人の二つ目の特徴とは、好奇心旺盛で研究熱心なこと。
いつも『なぜ?』の思考アンテナを全方向位にめぐらしている
様子が際立っているらしい。
一つの物事に疑問を抱く事にこだわって、自分で納得できる答えを
しっかり出せないと不機嫌になる。途中で飽きて投げ出す子供は、
いくら好奇心が旺盛でも、それはIQの高い人とは言えないらしい。
成人のIQ測定の知能指数テスト「WAIS」
この知能評価は、4つの知能分野のカテゴリーで評価される検査は、
心療内科医、精神科医、或いは民間のカウンセラーオフィスなどで、
誰もが有料で受けられる。
「WAIS」は1938年にウェクスラー博士によって考案されたもので、
世界中で今でもポピュラーなテストのひとつ。知能領域ごとに成人
の発達度が測れて検査できる対象年齢は、16~90才までだから、
これは子供向きではなさそうだ。
「WAIS」の正式名は、Wechesler Adult Intelligence Scaleで、
彼の名前がテスト名に冠されている。
平均よりIQが低い人の特徴は?
一つ目は、テレビやソーシャルメデイアで見聞きした事をそのまま
鵜呑みにする傾向が強く、自分の頭で考えながら分析する思考の
課程があまり伺えない、つまり言い換えると素直で単純、思い込みが
強くて、至ってお人好し。どこにもいそうなタイプだよね。
けれど、人の言う事をすぐ信じ込むため、振り込み詐欺・オレオレ詐欺、
愛情不足の家庭で育つと自己肯定感が低いことから、ちょっと褒め
られたり優しくされると、脳みそが溶けてしまいやすい。
だから最近では、ホストに愛されたくてお金を必死に貢ぐなどの
ホスト狂いにもハマるとか~。愛情不足からくる渇望感が旺盛で、
知らない内に犯罪に巻き込まれる被害者になりうるリスクも、
ゆがめない。ところで思い当たる人はいるかしら?
対人関係でマインドコントロールされやすい。小さな頃から、
いろんなもの事に何故?と言った疑問や質問ができる子なら、
考える力が普段から蓄積して鍛えられ、そう簡単に人の言動から
丸ごと影響を受ける前に、何らかの対策を自分なりに考えて
みる行動パターンが取れると、予測もされている。
また、IQ指数が低い人のふたつ目の特徴は、集中力の不足。
あれこれ興味を持つプラス思考の行動派でも、他の事に気を取られ
一つの事に長続きしない、だから、あきらめも早くて移り気。
こうなると、幼児時代からの家庭環境や親子関係のありよう次第では、
子供の成長する課程で、IQ数値に大きな影響を受けやすいと判断される。
大人社会で生きて行くための準備の中、なにか「子育て」って
人生での大きな大事業なんだあと、改めて考えさせられた。
日本人の平均IQ指数は105,世界第3位と優秀民族
IQがどんなに高くても、人それぞれ得意分野や苦手感は当然ある。
子供時代に周りがその才能に気付けないと、子供の脳の開花がしぼんで
しまう事もあるそうだ。日本の不登校児が30万人に急増した原因も、
どうやら今の教育現場が、社会の動きにフォローしきれていない
ため、「学校はつまらなくて息が詰まる」と反応する子供たちが
増えていると聞いている。
気持ちが引いてしまうことに、指導者たちがどう現場で向き合えるか
の意識改革が、求められていると感じられる。まだまだ画一的で
閉鎖的と言われている日本の教育現場の現実が、もっと透けて
見えてきた。
子どもと向き合う際の多様性への対応で、過去30年間ストップした
ままの教育改革が、これからもっと大胆に検討されないと、小手先き
だけの習性だけでは、成果が見える化にいつになったら辿りつける
のかと、気が気ではないこの頃のアメリカうさぎです。
これから日本で子供がどんどん少なくなっていくから、優秀な
大和民族の保存サバイバル対策は、もう待ったなしの緊急課題です。
アメリカうさぎより
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