2024年5月24日投稿 アメリカ留学センター米国本部

マリワナは手のひらに乗る1オンス程度で、リクリエーション目的で

購入する行為を、アメリカでは10州は合法なので処罰はされない。

医療の治療目的となると、もっと多くの州で認められているので

話は、もうちょっとややこしくなる。

但し、合法の州内であっても、州認定の登録ショップから買わないと、

違法ドラッグ扱いで逮捕の対象となるので皆さーんご注意を。

 

 

カリフォルニア州の留学生(26才)が麻薬の運び屋として逮捕された。

2022年フロリダ州ジャクソンビル近郊で、ハイウェイパトロール

(Trooper)の警察官に、スピード違反でたまたま停車させられて、

麻薬密売の運び屋であったことが発覚し、他その場で逮捕された。

名前は佐藤ケンタだった。

 

時速45mph(76km)の道を、時速62mph(105km)で走行中の

出来事だった。スピード違反で呼び止められた佐藤自身の

挙動不審なしぐさから、さらなる疑惑を警官が抱いたらしい。

カリフォルニアから3800キロも単身でレンタカーしてきた

佐藤のSUV後部座席で、麻薬探知犬(K-9)によって

違法ドラッグアが発見されたって言うわけ。

 

警察官が撮影したその時の動画が、下記のURL:

警官が話す英語が早いので、聞き取りがちょっと難しいかもね。

https://youtu.be/s-_P1XQaUOk?si=NSiYIjvHbzWQkCRq

 

その時、車内で押収された違法ドラッグ・マリワナは、約60ポンド

(27kg,市場価格4500万円相当)、真空パックされたバッグは29個。

ハンパじゃないこれだけの量だと、言い逃れがもうできない

佐藤は、その場で手錠を掛けられ、フロリダ州警察に逮捕・起訴

された。日本では報道されていないかもしれない。

 

佐藤ケイタ Keita Sato 同姓同名がワンサといる日本

オマケに生年月日まで同じだと、逮捕歴がある犯罪者データーに

バッチリ登録される。心当たりがある人は、アメリカへの渡航時に

税関検査で引っかかる可能性が大でご用心!現に間違われて別室

ご案内(Second Inspection第二調べ室)で連れて行かれた

お気の毒な旅行客のケースも報告されている。

 

Keita Satoと英文で検索するとウジャウジャ引っかかって来る。

もし自分がそうだったら、ありふれた名前を付けた親を怨み

たくなって、嫌な気分にきっとなると思う。

 

2023年8月現在、佐藤の刑事訴訟は続行中、管轄は同州の

デュバル群(Duval County) のFourth Circuit Court大4級裁判所

での取り扱いとなっている。

国選弁護士を佐藤が現地で希望していたのなら、費用は無料だが、

日本の親が在米の日系弁護士を有料で雇ったのかは、不明。

いずれにしても地方の裁判所ではなくて、連邦フェデラル刑法

で裁かれるケースになるはずだ。

 

 

⇧の佐藤の顔写真、ちょっとおじさんぽく映って見えている。

仮に刑期を終えて刑務所から出所時、佐藤は日本へ強制送還され、

その費用は個人負担となる。日本人が犯罪者の場合、多くは

当人の身内か両親が、米政府から課金される請求書の全額を

後日、負担するケースが多いと聞いている。

正規のエコノミー運賃が適用されるため、自分で多分

格安チケットの手配ができないと思う。

 

以前にもカンザス州に収監された男子留学生をお世話したことが

アメリカ留学センターでも、類似のケースですでに経験済みだから、

これは本当の話である。

 

さあ、ここで英語のレッスンタイム⇒FELONY

重犯罪をFELONYフェロニーと呼ぶ。同じ犯罪のCRIMEクライム

よりも重大との意味合いが濃い。特に州から州を股いダ犯罪とか、

未成年をターゲットにした誘拐・性暴力・ポルノ・人身売買などが

ローカルレベルではなく、連邦政府の管轄下での扱いとなる。

収監される刑務所も、警備がもっと厳しい場所となるのは

当然のなりゆきだろう。それでも脱獄はよくある話だが~

 

まるで映画のシーンみたいに、犯罪人がオレンジ色のつなぎを

着用して収監されていた現場に、私もカンザス州の刑務所で

留学生の母親と一緒に立ち会った事があったっけ。

つい私ももらい泣きした記憶が今でも鮮やかに残っている。

 

逮捕された佐藤の行動は、麻薬運び屋にしては実に素人臭い。

移動中、目立つような運転で捕まるのは、プロの仕業とは

どうしても言えないから。

けれど、後日分かった事だが、彼は以前から警察にマーク

されていた人物だったと動画の中で警官も述べていた。

 

これで佐藤は、人生の大半を海外の刑務所暮らしで終わる。

自ら選んだ選択の結末となった。留学費用も多分親に負担

してもらって来ていたと予想されるが、もったいない

ストーリーのエンデイングとなった。親は泣くに泣けないだろうね

これもパーソナルチョイスの人生か!もう26才だもの。

アメリカうさぎより

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