2024年6月12日投稿 アメリカ留学センター米国本部

 

6/11/24に裁判の判決でバイデン大統領の長男、

ハンター(54才)が陪審員の評決で有罪となった。

 

銃器の違法で不正登録と、違法薬物の常用者の

2案件だった。表向きには初犯を理由にされて

刑務所にぶち込まれる可能性は、今回低そう。

ドラッグがコカインか何かは不明だが、多くの

富裕層間での麻薬まん延は周知でアメリカの恥。

 

 

欲しい人と麻薬業者サプライヤーの相関図の歴史は

ひどく長い。すごい話をこっそりと打ち明けよう。

ロサンゼルス在の著名な脳外科医は、コカインの

常習者で私の掛かり付けだった同じ美容師を利用中。

「長時間に及ぶ手術で体力・気力・集中力を消耗し

コカインが無ければ、精神的な維持ができずに

やっていられない。医者だからピュアで高品質な

コカインが特別ルートで入手できている」と激白し

まったく悪りびれなかった。

 

これがアメリカの現実だと改めて納得したのも本当。

体への痛めつけで、どの麻薬常習者も長生きしないが

この医者が今でも現役かは、私にはもう定かでない。

これも氷山の一角に過ぎず、ドラッグ常習犯でも

犯罪に関与していなければ、周囲の庶民は警察に

タレコミなんぞ、普通なら決してしないものだから。

 

 

それだけ日常生活に麻薬が北米の生活に溶け込んで

いる光景なんだと割り切れないと、米国・カナダで
サバイバルはできない。正義ぶって声高かに騒ぐと

反対に一人浮き上がってしまいかねないから。

ようするに、自分はドラッグにはノータッチ!と

選択したらそれだけの事なんです。

 

 

ドラッグの種類は多様で化学合成物ほど安価な麻薬

化学薬品で合成された麻薬は安くて一番ポピュラー

な販売対品で$10(1560円~)から入手可能ってすごくない?

金がない貧乏人ほど、こういった合成ドラッグに

飛びつき、酒とセックスに溺れて憂さを晴らす。

絵に描いたようなシナリオは米国だけに限らない。

 

ホームレスはロス市周辺に8万人前後もいて

全米一で有名だが、半数以上はドラッグ利用者で

病気持ちが大半だと報道もされている。

お金もないのにどうやって手に染めたのだろう?

気候快適なロスは、真冬でも凍死する寒さじゃない

から、ニューヨークやシカゴの大都会よりも

はるかに恵まれている。

 

段ボール箱で囲った小屋で路上生活すると

仲間が集まってきて村が形成されていく。

子連れの母親を見かけると、親を選べない

子供の悲惨さに、つい心がつぶれ勝ち。

親は自分で選んだ人生の果てだが、

子供にとっては溜まったもんじゃない。

 

 

コロナ禍の頃、ロスの日本人町に40代のおばはん

ホームレスと知り合った。独身で150万前後の

資金をもって単身渡米、ホテル泊で仕事無くて

1年後に無一文で、不法滞在者になっていた。

 

無料の食事とシャワーを提供する近くの福祉施設

昼は通い、臭い体臭も無くこざっぱりの服装を

していたが、夜10時なれば路上で寝ても警察に

検挙されないからと、日本人町の広場で毛布に

車って翌朝の7時前には起きると言っていた。

 

渡米の理由を淡々と語り、離婚に応じない夫を

見限って何故ひとりで渡米したかが不明。

日系福祉サービスの場所を訪ねるよう助言した

きり、姿を見せなくなった。

日本人のホームレスはこれが初めてで最期となったけ。

刹那さだけが残った。

ドラッグにはまらないよう、後は祈るだけのみだ。

 

日本で騒がれる大麻の毒性は低い

海外での通称はマリワナ、最近までコレが大麻だと

私は知らないでいた。それほど北米の大学にも

学生間でまん延しており、何かのコンパや集会に

必ず誰かが持ち込んでくるのが、定番だから。

大学内ではマリワナ利用で検挙はされないが、

車内で保持しての運転中だと、

逮捕の取り締まり対象となる州が多い。

 

 

あくまでも室内でのリクリエーション目的に限定と

いったいい加減な判断基準が、今でもまかり通る。

マンハッタンの市街地に堂々と看板を出す

「Vaping Cafe  マリアナ喫煙喫茶」があった。

間違って今年2月に店に入ってから気付いた私。

店内には育成中のマリワナの鉢植えが、上から

照明の中にガラスのケースに整然と並べられ

ていた画像が、下記のその時の光景であった。

 

 

医療目的の処方薬として、全米で医者が精神安定

目的でを堂々と認めていた為、適当な症状を

訴えて治療剤として過去15年以上にも渡って、

隠れたマリワナ愛喫煙者が多かった時期があった。

 

マリワナの違法栽培の摘発で多額の人件費が高騰し、

その税金対策から、カリフォルニア州もついに

2016年から公認販売店をライセンス制と変えた。

 

今や米国10州以上で個人使用なら1オンス(29g)まで

一度に購入が成人ひとりにつき登録制でOKで、

誰もが気軽に変える条例がこれで整ったわけ。

 

州の税収入がこれで大幅アップで貢献したのは、言うまで

もない。高い課税でも合法的にマリワナをゲット

できる仕組みになって、規制するハードルがさらに

低くなった分、買う人・売り人が安定化してたのは、

皮肉な現象とも言えそうだ。

 

実際、誰もが自宅の庭や室内で6鉢までは栽培できる

から、取り締まりの人件費高騰だけは一応、改善された。

警察も州政府も妥協を強いられた苦肉の策だが、

現実に即した対応を迫られて結果が本音だと、

そう、理解せずにはいられないカリフォルニアだ。

 

日本は持ち込み厳禁でマリワナは逮捕される

留学生が現地で喫煙習慣になれてしまうと、不用心に

日本の帰国時に、ポケットに入れたままだと危険だ。

草が燃える独特のきつい匂いが残り勝ちだから

空港の入国検査で麻薬犬のターゲットにもなりすい

から、留学生の皆さん、気をつけようね!

 

話を戻すが、前述の大統領の息子・ハンターが

常用していた麻薬は、高品質のコカインだと思う。

ピンからキリまでランクがあるから、富裕層なら

最高級のクオリテイーにすごだろう。

彼も長生きしないタイプかも~ 目先の快楽に

溺れるのは、欲しいものが何でも手に入る富を

持つ者にとって、人生から得られる刺激対象が

おのずとドラッグ+酒に向かいがちなのは、

多くの人がのめり込む安上がりなメニューの定番。

 

余分な資金が初めから無い庶民なら、そんなチョイスも

始めからあたえられないのは、むしろラッキーかも。

過去にプレスリー、最近では世界の歌姫、ウイットニー

ヒューストンも、ビバリーヒルズ・ヒルトンの部屋で

麻薬の過剰摂取から、音楽の式典開始の1時間前に急死。

 

麻薬に手を出す出さないは、パーソナルチョイス

これが言わゆるアメリカンが好む自由オプション

の選択だとの主張に、常にとって代わられている。

 

 

 

若い時は刺激欲しさに飛びつく好奇心が勝ってしまう。

30年先の自分の将来なんて、考える余裕もないから

麻薬に染まるのは無理もないと擁護する意見もある。

 

ドラッグにどこまで手を染め、何処で引き返せるか、

自分をリセットしたいかは、周りの助言やお節介では、

解決策から遠のくばかりがで、そう簡単には

ドラッグ中毒から立ち直れない厳しい現実が立ちはだかる。

それだぇ中毒性のひどさはハンパでは無いって言う事。

 

 

サンタモニカからビーチ向かって北上するとマリブビーチ。

この周辺にドラッグのリハビリ治療施設が多く集まる。

そこは庶民向けでなく、富裕患者を対象として大邸宅内に

医者・看護婦・カウンセラーが常駐し、海を見下ろす

目立たない場所で、1ヶ月単位で患者を受け入れている。

費用は最低でも月3~5万ドル以上(470~800万円)

みたい。個室+食事+ヨガ+栄養指導込みで治療する。

ドラッグの怖さを脳みそに叩きこむ、洗脳教育だ。

 

はいここで、

英語レッスン:addiction アディション 中毒

悪い意味の表現で使われるネガテイブな単語だ

家庭を犠牲に仕事優先の「ワーホッリック」には、

この英単語はあまり使われない。

 

どんなものにも中毒に陥るほどの過剰な麻薬の

摂取で、死を急ぐ人が後を絶たないのは, 人間の

生まれながらにして持たされている業(ごう)の一つと

言っても、決して過言ではないだろう。

どうするかで選ぶのは貴方自身だ。

 

アメリカうさぎより

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