原子力への愛着~日本人の宿命的な心情
この小さな国、日本にあって、
ヒロシマ、ナガサキに次いで、
フクシマの汚名(あるいは美談になりうるかもしれないが)を、
人類の原子力の歴史に残してしまった。
さて、
原子力にかかわる未曽有の大惨事を、
65年間で日本が3つも生んでしまった要因は何なのか?
さて、
ヒロシマ、ナガサキの教訓で何を学び、
実践してきたのか?
日本の陸地は狭いとはいえ、
日本の国境海域面積は世界第6位!
放射能は、
広大な海域に垂れ流せばいいというのが、
福島第一・第二原発の設計思想だが…。
それが教訓から学んだことか?
間違いなく、
日本人は何かを学び、何らの前提の上で、
日本は、
アメリカ、フランスに次ぐ世界第三位の原発保有国になった。
ヒロシマ、ナガサキは日本が開戦した戦争に起因して、
最終的にはアメリカの原爆によるものであり、
日本だけの責任による惨事ではない。
しかし、
フクシマは日本人自身の手によるもので、
国民が100%統制できた人災で、
あえて、
統制しなかった人災だ。
統制せずに、
「原発は絶対安全」
だという神話的なイメージがなぜ定着したのか?
原発の安全神話を心情的に受け入れる土壌は、
ヒロシマ、ナガサキの歴史的な経験によって生成されたのではないだろうか。
今から振り返れば、
原発の安全神話に対して、
政治家、研究者や市民団体が客観的で冷静な批判をしていた。
この批判に対してさらに多くの原発推進論者が、
主観的で感情的でしかない反論しかできなかったのに、
なぜ、
原発の安全神話は崩壊せずに、
安全基準を見直すことさえできなかったのか。
電力会社や原発関連企業などから流れた年間数千億円のお金だけで、
そのお金目当てだけで魂を売り払って、
「原発は絶対安全」の神話を作り上げたのか?
思うに、
お金による世論操作だけではない、
確固たる何かがあったのではないか?
思うに、
それは、
日本人は心のどこかで、
ヒロシマ、ナガサキの敵討ちを、
「原子力の安全で平和な利用」で行おうとしていたのではないかと思う。
原子爆弾の禁止運動がそのままストレートに原発の反対運動につながらない理由も、
そこにあるのではないだろうか。
今回の原発事故を受けて、
多くの欧米の国々では、
原発建設は中止または延期になっている。
すでに、
ドイツ、イタリアは原発建設の中止・延期に踏み切っている。
世界最大の原発保有国であるアメリカは、
スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)以来、
原発を建設していない。
スリーマイル島原発事故を受けて、
スウェーデンでは1980年に国民投票が行われて、
2010年までに原子力全廃を議会で決議した。
このときの日本の反応は希薄で、
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)を開発したことくらいだろうか。
今回の原発事故の当事者である日本では、
原発反対の声は小さく思える。
これだけの大惨事が起きても、
日本有数の原発集中地域である福井県で最近実施されたアンケートでは、
過半数の人が原発を容認している。
この反応の鈍さは何のだろうか?
反原発を大きな声にしないための、
さまざまな人為的な情報統制があることは間違いないだろうが、
単純な情報操作だけで達成できることでもない。
半世紀以上前にあった戦争時の大本営発表も、
その背景には戦争を容認する強い心情的な意志があった。
今回の原発事故の情報操作にも同じような何らかの強い心情を感じる。
1万人以上の人々が集まって、4/10に高円寺で行われた反原発デモを多くの主要メディアがあえて無視したような、
何らかの情報統制が行われていることは間違いないだろう。
不思議なことに、
同じ日に行われた芝公園(東京)のデモはNHKなどが報道した。芝公園のデモは2500人と小規模なデモだったからだと思われる。反原発のデモは「小規模」なのだという情報を植えつけたかったのだろう。
東京のテレビ局には、
ブラックリストがあって、
原発に異論を唱える学者を出演させないようにしているというのも事実だろう。
しかし、
こうした情報操作の背景には、
この動きに賛同する多くの知的な人々が関与しており、
彼らは「お金」だけで魂を売り払わない高い自尊心があり、
情報を操作することに対して自己正当化する何かがあると思われる。
この原子力を肯定する宿命的なこだわりの根は深く、
これだけの大惨事が起きたにもかかわらず、
簡単に原発を廃棄できない「心情」があると思わざるをえない。
それは、
「原子力の安全で平和利用」を「祈念」するような、
一種、原子力教のようなもので、
科学では反論・反証・論破できない宗教に似た心情があるのではないだろうか。
ならば、
原子力を放棄できないのが日本の宿命ならば、
放射能と共生する道を今生きている人々だけでなく、
子孫も歩んでゆくことを国民一人一人がしっかりイメージしなければならない。
正直言って、
小生もこの原発を肯定する「心情」を部分的だが持っている。
手塚プロダクションの本社が高田馬場(東京)にあることもあって、、
JR山手線・高田馬場駅の発車ベルは「鉄腕アトム」の主題歌になっている。
原子力技術という科学が生んだ子、鉄腕アトム…。
ウランちゃん、コバルト、強敵プルート(プルトニウムのこと)も出てくる。
何となく聞いていたこのテーマソングが、
原発事故以後、複雑な反響音に変わった。
今回のフクシマの事故をきっかけにして、
「心情」に大きな揺らぎが出ており、
なぜ、
原発の賛否に関して、
国民的な話題にならなかったのか?
それが不思議でならない境地に至っている。
国が、国民が最悪な事態を想定するという意味で、
戦争にかかわる憲法第9条も同様に国民的な論議にならないのだから、
原発問題も大した問題ではないのだろうか。
今まで無視してきたことを俎上にのせてゆくことで、
日本はフツーの国になれる。
最悪な事態を想定するという、
ありふれた単純な想像力でいいのだ。
すなわち、
国民の生命と財産を危険にさらす事象を想定することだ。
戦争になったら、
地震・津波が来たら…という誰にでも想像できる事象に備えて、
国に責務を与えることだ。
目に見えない放射能の恐怖をまじかに体験し、
また、
中庸とバランスを考えれば、
原発賛成に傾き過ぎている日本の世論を見れば、
さらに原発反対に心情的に傾く。
多くの国民は、
行政、政治家、大手企業に国家・社会の運営を丸投げしている。
彼らの行った意思決定に不満はないのだろう。
まさか、
エライ方々が間違ったことをするわけはないという過信もある。
これは、
ある意味で、
日本の美徳だが、
悪徳を醸成する土壌もつくる。
丸投げされた側の人々は傲慢になり、
バランスを喪失したからこそ、
過剰な安全神話がまかり通り、
いまだにさらなる安全神話を構築しようとさえしている。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
日本人の原子力に対する深い思いは理解するが、
過激な安全神話の創造は反省すべきだ。
しかし、
いびつなこの原子力への国民の愛着は、
そう簡単にひるがえらないだろう。
原子力への愛着=「心情」という成行き的で、
不可解な心の領域から開放して、
反対・肯定の議論、俎上にのせないと、
また、
歴史は繰り返すことになるのだろう。
ヒロシマ、ナガサキに次いで、
フクシマの汚名(あるいは美談になりうるかもしれないが)を、
人類の原子力の歴史に残してしまった。
さて、
原子力にかかわる未曽有の大惨事を、
65年間で日本が3つも生んでしまった要因は何なのか?
さて、
ヒロシマ、ナガサキの教訓で何を学び、
実践してきたのか?
日本の陸地は狭いとはいえ、
日本の国境海域面積は世界第6位!
放射能は、
広大な海域に垂れ流せばいいというのが、
福島第一・第二原発の設計思想だが…。
それが教訓から学んだことか?
間違いなく、
日本人は何かを学び、何らの前提の上で、
日本は、
アメリカ、フランスに次ぐ世界第三位の原発保有国になった。
ヒロシマ、ナガサキは日本が開戦した戦争に起因して、
最終的にはアメリカの原爆によるものであり、
日本だけの責任による惨事ではない。
しかし、
フクシマは日本人自身の手によるもので、
国民が100%統制できた人災で、
あえて、
統制しなかった人災だ。
統制せずに、
「原発は絶対安全」
だという神話的なイメージがなぜ定着したのか?
原発の安全神話を心情的に受け入れる土壌は、
ヒロシマ、ナガサキの歴史的な経験によって生成されたのではないだろうか。
今から振り返れば、
原発の安全神話に対して、
政治家、研究者や市民団体が客観的で冷静な批判をしていた。
この批判に対してさらに多くの原発推進論者が、
主観的で感情的でしかない反論しかできなかったのに、
なぜ、
原発の安全神話は崩壊せずに、
安全基準を見直すことさえできなかったのか。
電力会社や原発関連企業などから流れた年間数千億円のお金だけで、
そのお金目当てだけで魂を売り払って、
「原発は絶対安全」の神話を作り上げたのか?
思うに、
お金による世論操作だけではない、
確固たる何かがあったのではないか?
思うに、
それは、
日本人は心のどこかで、
ヒロシマ、ナガサキの敵討ちを、
「原子力の安全で平和な利用」で行おうとしていたのではないかと思う。
原子爆弾の禁止運動がそのままストレートに原発の反対運動につながらない理由も、
そこにあるのではないだろうか。
今回の原発事故を受けて、
多くの欧米の国々では、
原発建設は中止または延期になっている。
すでに、
ドイツ、イタリアは原発建設の中止・延期に踏み切っている。
世界最大の原発保有国であるアメリカは、
スリーマイル島原子力発電所事故(1979年)以来、
原発を建設していない。
スリーマイル島原発事故を受けて、
スウェーデンでは1980年に国民投票が行われて、
2010年までに原子力全廃を議会で決議した。
このときの日本の反応は希薄で、
SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)を開発したことくらいだろうか。
今回の原発事故の当事者である日本では、
原発反対の声は小さく思える。
これだけの大惨事が起きても、
日本有数の原発集中地域である福井県で最近実施されたアンケートでは、
過半数の人が原発を容認している。
この反応の鈍さは何のだろうか?
反原発を大きな声にしないための、
さまざまな人為的な情報統制があることは間違いないだろうが、
単純な情報操作だけで達成できることでもない。
半世紀以上前にあった戦争時の大本営発表も、
その背景には戦争を容認する強い心情的な意志があった。
今回の原発事故の情報操作にも同じような何らかの強い心情を感じる。
1万人以上の人々が集まって、4/10に高円寺で行われた反原発デモを多くの主要メディアがあえて無視したような、
何らかの情報統制が行われていることは間違いないだろう。
不思議なことに、
同じ日に行われた芝公園(東京)のデモはNHKなどが報道した。芝公園のデモは2500人と小規模なデモだったからだと思われる。反原発のデモは「小規模」なのだという情報を植えつけたかったのだろう。
東京のテレビ局には、
ブラックリストがあって、
原発に異論を唱える学者を出演させないようにしているというのも事実だろう。
しかし、
こうした情報操作の背景には、
この動きに賛同する多くの知的な人々が関与しており、
彼らは「お金」だけで魂を売り払わない高い自尊心があり、
情報を操作することに対して自己正当化する何かがあると思われる。
この原子力を肯定する宿命的なこだわりの根は深く、
これだけの大惨事が起きたにもかかわらず、
簡単に原発を廃棄できない「心情」があると思わざるをえない。
それは、
「原子力の安全で平和利用」を「祈念」するような、
一種、原子力教のようなもので、
科学では反論・反証・論破できない宗教に似た心情があるのではないだろうか。
ならば、
原子力を放棄できないのが日本の宿命ならば、
放射能と共生する道を今生きている人々だけでなく、
子孫も歩んでゆくことを国民一人一人がしっかりイメージしなければならない。
正直言って、
小生もこの原発を肯定する「心情」を部分的だが持っている。
手塚プロダクションの本社が高田馬場(東京)にあることもあって、、
JR山手線・高田馬場駅の発車ベルは「鉄腕アトム」の主題歌になっている。
原子力技術という科学が生んだ子、鉄腕アトム…。
ウランちゃん、コバルト、強敵プルート(プルトニウムのこと)も出てくる。
何となく聞いていたこのテーマソングが、
原発事故以後、複雑な反響音に変わった。
今回のフクシマの事故をきっかけにして、
「心情」に大きな揺らぎが出ており、
なぜ、
原発の賛否に関して、
国民的な話題にならなかったのか?
それが不思議でならない境地に至っている。
国が、国民が最悪な事態を想定するという意味で、
戦争にかかわる憲法第9条も同様に国民的な論議にならないのだから、
原発問題も大した問題ではないのだろうか。
今まで無視してきたことを俎上にのせてゆくことで、
日本はフツーの国になれる。
最悪な事態を想定するという、
ありふれた単純な想像力でいいのだ。
すなわち、
国民の生命と財産を危険にさらす事象を想定することだ。
戦争になったら、
地震・津波が来たら…という誰にでも想像できる事象に備えて、
国に責務を与えることだ。
目に見えない放射能の恐怖をまじかに体験し、
また、
中庸とバランスを考えれば、
原発賛成に傾き過ぎている日本の世論を見れば、
さらに原発反対に心情的に傾く。
多くの国民は、
行政、政治家、大手企業に国家・社会の運営を丸投げしている。
彼らの行った意思決定に不満はないのだろう。
まさか、
エライ方々が間違ったことをするわけはないという過信もある。
これは、
ある意味で、
日本の美徳だが、
悪徳を醸成する土壌もつくる。
丸投げされた側の人々は傲慢になり、
バランスを喪失したからこそ、
過剰な安全神話がまかり通り、
いまだにさらなる安全神話を構築しようとさえしている。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
日本人の原子力に対する深い思いは理解するが、
過激な安全神話の創造は反省すべきだ。
しかし、
いびつなこの原子力への国民の愛着は、
そう簡単にひるがえらないだろう。
原子力への愛着=「心情」という成行き的で、
不可解な心の領域から開放して、
反対・肯定の議論、俎上にのせないと、
また、
歴史は繰り返すことになるのだろう。
原発報道~東電・政府はネット・フリージャーナリストを排除か?
福島原子力発電所事故対策統合本部の共同記者会見において、
東京電力のプレスリリース(4/23付)によると、
ネット(USTREAMなど)でもっとも活発に中継・録画を行っていた岩上氏らのフリー・ジャーナリストのグループを排除したようだ。
東電の記者会見でもっとも記者らしく、がんばっていたのは、
フリー・ジャーナリストだったので実に悲しい蛮行ともいえる報道規制だ。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042301-j.html
その後、
4/24、夜、クレームと交渉の成果か?
岩上氏らの自由報道協会メンバーは全員、統合本部の会見に入れることに決まったようだ。
東京電力のプレスリリース(4/23付)によると、
ネット(USTREAMなど)でもっとも活発に中継・録画を行っていた岩上氏らのフリー・ジャーナリストのグループを排除したようだ。
東電の記者会見でもっとも記者らしく、がんばっていたのは、
フリー・ジャーナリストだったので実に悲しい蛮行ともいえる報道規制だ。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042301-j.html
その後、
4/24、夜、クレームと交渉の成果か?
岩上氏らの自由報道協会メンバーは全員、統合本部の会見に入れることに決まったようだ。
福島原発:高レベル放射線 量を出すガレキの正体?
4/23、東京電力と経済産業省原子力安全・保安院は、
福島第一原発の3号機脇に、
毎時900ミリシーベルトと高いレベルの放射線量を出すガレキが見つかったと発表した。
毎時900ミリシーベルトは、
2号機から海に漏出していた高濃度汚染水の放射線量1000ミリシーベルトに匹敵し、
15分で作業員に認められる上限(毎時250ミリシーベルト)を超える水準。
さて、
このガレキの正体は何なのか?
放射線垂れ流しの原発といえども、
原子炉の外でこれだけの高レベル放射線を出す物体は存在しない。
このガレキは、
ほぼ間違いなく、
水素爆発時に原子炉建屋の中から吹き飛んだきたものだろう。
その正体を云々する報道は皆無だが、
原発内でこれだけの放射線を出すものは、
「燃料棒」や原子炉格納容器内の何か?以外には考えられないのではないか。
東電が20日に見つけ、翌日に保安院にも報告していたというが、
こうした高レベルの放射線量を出すガレキの存在は、
すでに一部の専門家が前々から指摘していたことだった。
推測でしかないが、
原子炉建屋周囲に、
こうした高レベル放射線を出すガレキが複数存在していると思われる。
高レベル放射線を出すガレキが1個発見されれば、
もっとあると推測するのがフツーだろう。
こうしたガレキの存在により、
当然、「工程表」に遅れが出ることが予想され、
この遅れを正当化するために今になって発表したのではないかと思われる。
隠蔽した情報に利用価値が出たら、
その隠蔽した事実を公表するという姿勢は最悪だ。
福島第一原発の3号機脇に、
毎時900ミリシーベルトと高いレベルの放射線量を出すガレキが見つかったと発表した。
毎時900ミリシーベルトは、
2号機から海に漏出していた高濃度汚染水の放射線量1000ミリシーベルトに匹敵し、
15分で作業員に認められる上限(毎時250ミリシーベルト)を超える水準。
さて、
このガレキの正体は何なのか?
放射線垂れ流しの原発といえども、
原子炉の外でこれだけの高レベル放射線を出す物体は存在しない。
このガレキは、
ほぼ間違いなく、
水素爆発時に原子炉建屋の中から吹き飛んだきたものだろう。
その正体を云々する報道は皆無だが、
原発内でこれだけの放射線を出すものは、
「燃料棒」や原子炉格納容器内の何か?以外には考えられないのではないか。
東電が20日に見つけ、翌日に保安院にも報告していたというが、
こうした高レベルの放射線量を出すガレキの存在は、
すでに一部の専門家が前々から指摘していたことだった。
推測でしかないが、
原子炉建屋周囲に、
こうした高レベル放射線を出すガレキが複数存在していると思われる。
高レベル放射線を出すガレキが1個発見されれば、
もっとあると推測するのがフツーだろう。
こうしたガレキの存在により、
当然、「工程表」に遅れが出ることが予想され、
この遅れを正当化するために今になって発表したのではないかと思われる。
隠蔽した情報に利用価値が出たら、
その隠蔽した事実を公表するという姿勢は最悪だ。
フクシマはひまわりの町
植物の中には放射能で汚染された土壌を浄化する種があると言う。
中でもヒマワリが最も吸収の効率が良いと言う。
土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、
ヒマワリが20日間で95%以上の放射能を除去したという記録が残っている、
と言う。
それが本当ならばすごい話だ。
1995年にラトガーズ大学(アメリカ)のスラビック・デュシェンコフ博士ら旧ソ連出身の植物学者が、
チェルノブイリ原発から1キロ離れた池で20種類の植物を栽培して実験をしたところ、
ヒマワリの持つ放射能吸収効果を発見。
ヒマワリの根がセシウム137を、
ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた、
とする研究報告があるのだ(日本テレビ系(特命リサーチ200Xより)。
さて、
それはどこまで本当なのか?
今すぐ、
日本は国家事業として、
機械や化学など既存技術による人為的な放射能除去技術の開発と共に、
こうした生物の本来的な効果等の新しい技術も開発してゆく必要がある。
広島の中央公園には被曝しても成長しているクスノキがあり、
奇しくも、
長崎の山王神社にも被曝しても枯れないクスノキがある。
植物などのさまざまな未知な潜在的な能力を活かして、
フクシマの再生を行うことが日本の、日本人の責務だ。
【参考】
植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、
土壌や地下水中の汚染物質を吸収、分解する技術がある。
これはファイトレメディエーション(phytoremediation)とも呼ばれ、
バイオレメディエーション(bioremediation)の一種。
バイオレメディエーションは、
微生物、菌類、植物、酵素などを用いて有害物質で汚染された自然環境(土壌汚染の状態)を、
有害物質を含まない元の状態に戻す処理のことである。
中でもヒマワリが最も吸収の効率が良いと言う。
土壌の放射性物質の除去までに30年以上はかかると言われる場所でも、
ヒマワリが20日間で95%以上の放射能を除去したという記録が残っている、
と言う。
それが本当ならばすごい話だ。
1995年にラトガーズ大学(アメリカ)のスラビック・デュシェンコフ博士ら旧ソ連出身の植物学者が、
チェルノブイリ原発から1キロ離れた池で20種類の植物を栽培して実験をしたところ、
ヒマワリの持つ放射能吸収効果を発見。
ヒマワリの根がセシウム137を、
ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた、
とする研究報告があるのだ(日本テレビ系(特命リサーチ200Xより)。
さて、
それはどこまで本当なのか?
今すぐ、
日本は国家事業として、
機械や化学など既存技術による人為的な放射能除去技術の開発と共に、
こうした生物の本来的な効果等の新しい技術も開発してゆく必要がある。
広島の中央公園には被曝しても成長しているクスノキがあり、
奇しくも、
長崎の山王神社にも被曝しても枯れないクスノキがある。
植物などのさまざまな未知な潜在的な能力を活かして、
フクシマの再生を行うことが日本の、日本人の責務だ。
【参考】
植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、
土壌や地下水中の汚染物質を吸収、分解する技術がある。
これはファイトレメディエーション(phytoremediation)とも呼ばれ、
バイオレメディエーション(bioremediation)の一種。
バイオレメディエーションは、
微生物、菌類、植物、酵素などを用いて有害物質で汚染された自然環境(土壌汚染の状態)を、
有害物質を含まない元の状態に戻す処理のことである。
電力会社のテレビ局への圧力
愛川欽也パックインジャーナル(4/23(土))によると、
4年前、毎日放送(大阪)が、
京大・小出助教が出演した原発をテーマにしたドキュメンタリー番組を放送したところ、
関西電力は毎日放送に圧力をかけたという。
毎日放送は毅然として対応し、
1ヶ月間、関西電力のCMをストップされたという。
また、
最近でも、
朝日放送(大阪)に対しても似たような広告ストップの圧力を関電は電通経由でかけたと言う。
05:00のあたりにその発言がある。
さすが、大阪だ。
大阪のテレビ局はエライ!
東京電力のテレビ局への圧力は、
関西電力より大きいことは間違いなく、
東京のテレビ局の場合は企画段階でつぶされるか、
企画自体出てこないのだろう。
営利企業が自社に都合の悪い事実やイメージを払拭しようと、
マスコミに圧力をかけることは昔からあることで、
摩擦はつきものだ。
報道・表現の自由という観点で、
この圧力を跳ね返すのがマスコミの本来の姿だ。
しかし、
最近はマスコミが長いものに丸め込まれて、
報道・表現の自由を放棄している姿が定着しつつある。
今では、
営利企業の広告部門になりはてて、
マスゴミ=粗大ゴミと言われるまでになっている姿は痛ましい。
4年前、毎日放送(大阪)が、
京大・小出助教が出演した原発をテーマにしたドキュメンタリー番組を放送したところ、
関西電力は毎日放送に圧力をかけたという。
毎日放送は毅然として対応し、
1ヶ月間、関西電力のCMをストップされたという。
また、
最近でも、
朝日放送(大阪)に対しても似たような広告ストップの圧力を関電は電通経由でかけたと言う。
05:00のあたりにその発言がある。
さすが、大阪だ。
大阪のテレビ局はエライ!
東京電力のテレビ局への圧力は、
関西電力より大きいことは間違いなく、
東京のテレビ局の場合は企画段階でつぶされるか、
企画自体出てこないのだろう。
営利企業が自社に都合の悪い事実やイメージを払拭しようと、
マスコミに圧力をかけることは昔からあることで、
摩擦はつきものだ。
報道・表現の自由という観点で、
この圧力を跳ね返すのがマスコミの本来の姿だ。
しかし、
最近はマスコミが長いものに丸め込まれて、
報道・表現の自由を放棄している姿が定着しつつある。
今では、
営利企業の広告部門になりはてて、
マスゴミ=粗大ゴミと言われるまでになっている姿は痛ましい。
国会議員の原発事故勉強会で暴露発言
4/20、朝、民主党(川内議員、辻議員らが主催)の東日本大震災・原発事故の勉強会があった。
この模様をジャーナリストの岩上氏らがUSTREAMで中継録画した。
勉強会に出席していた鳩山前首相が、
原子力安全委員会・小原規制課長に放射能が実際にどれだけ放出されているかを質問した。
これに対して、
小原課長は「1日あたり、10×14乗=100兆べクレル」とあっさり言う。
これまでの東電などの発表では、
1時間あたり1テラベクレル=1兆べクレルで、1日では24兆べクレル。
実際にはその5倍の放出量!!だというのだ。
さらに、
他の議員から「福島第一原子力発電所の所長は、なぜ東京勤務なのか?
3月11日の震災当日、東京にいたのか?
また、
「事故直後には非常用電源が一つ動いていたから、
これを使えば現在のような状態にならなかったはずだ」という暴露発言も出たが、
これに対して、
保安院職員らは沈黙した。
【参考記事】
http://insidejobjp.blogspot.com/2011/04/100.html
福島第一原発所長の勤務地は東京だという問題は、
00:49:30あたりから。
放出量が100兆?というのは、
00:53:30と01:09:30あたりに録画されている。
【蛇足】
4/23、政府は4/5時点で150兆べクレル超だと認めた。情報が漏洩してから公的に認めるというのは最近では当たり前になってきている。
この模様をジャーナリストの岩上氏らがUSTREAMで中継録画した。
勉強会に出席していた鳩山前首相が、
原子力安全委員会・小原規制課長に放射能が実際にどれだけ放出されているかを質問した。
これに対して、
小原課長は「1日あたり、10×14乗=100兆べクレル」とあっさり言う。
これまでの東電などの発表では、
1時間あたり1テラベクレル=1兆べクレルで、1日では24兆べクレル。
実際にはその5倍の放出量!!だというのだ。
さらに、
他の議員から「福島第一原子力発電所の所長は、なぜ東京勤務なのか?
3月11日の震災当日、東京にいたのか?
また、
「事故直後には非常用電源が一つ動いていたから、
これを使えば現在のような状態にならなかったはずだ」という暴露発言も出たが、
これに対して、
保安院職員らは沈黙した。
【参考記事】
http://insidejobjp.blogspot.com/2011/04/100.html
福島第一原発所長の勤務地は東京だという問題は、
00:49:30あたりから。
放出量が100兆?というのは、
00:53:30と01:09:30あたりに録画されている。
【蛇足】
4/23、政府は4/5時点で150兆べクレル超だと認めた。情報が漏洩してから公的に認めるというのは最近では当たり前になってきている。
政治をフツーに語れるフツーの国民のいるフツーの国
日本の明るい未来は、
政治を自由にフツーに語れるフツーの国民のいる、
フツーの国になることだろう。
戦後、時間がたてばたつほど、
多くの人が政治について口を閉ざし、
多くの国民が政治を官僚と官僚と癒着した政治家に丸投げしてきた。
それは日本人の総白痴化、家畜人化への道だ。
この道もそれなりに幸福な道なのかもしれないが、
歩みたくない道だと多くの人は思うのではないだろうか。
睡眠時間や食生活などの基本を変えなければ、
大病は治らない。
病気だという認識がなければ生活の改善は不可能だ。
今の日本は病気だ。
国の観念や社会性が弱体化または喪失している心の病だから、
なかなかたいへんな病だ。
病気だいう認識があってもなくても、
大人だという認識があるならば、
1日に1回は政治のことを考える習慣が欲しいものだ。
しかし、
悲しいことに、
周囲で政治の話ができる人がいないというのが日本の現実かもしれない。
家庭や会社で政治の話がフツーにできない人が多いだろう。
家族で政治の話をすることもほとんどないのだろう。
しかし、
もし、そうなら、
それは異常で病的なのだと思いたい。
経済至上主義全盛の中で、
多くの人は「経済人」になっている。
今必要なのは「政治人」だ。
政治を格好イイ、政治を語れない人は幼稚な人だ、
という定義が必要だ。
大人びた子供でも政治は語れる。
たとえば、
「増税」について思えば、
さすがに「増税が好きだ」という人はいないだろうが、
「増税は嫌だ」と好き嫌いを言うだけでは子供だろう。
「増税しないで財政を健全化するにはどうするか?」を考えるのは大人だろう。
「増税は仕方ない」という幼稚な大人は多い。
「国債をこれ以上発行したくないから増税は仕方ない」と理由をつけて増税を肯定する人もいるだろう。
「そもそも、官僚のいいなりで増税を言い出す前に健全な歳出が行われているかがまずは問題だ」
と言うのが少数だとはいえ、
フツーの考え方ではないだろうか。
政治を自由にフツーに語れるフツーの国民のいる、
フツーの国になることだろう。
戦後、時間がたてばたつほど、
多くの人が政治について口を閉ざし、
多くの国民が政治を官僚と官僚と癒着した政治家に丸投げしてきた。
それは日本人の総白痴化、家畜人化への道だ。
この道もそれなりに幸福な道なのかもしれないが、
歩みたくない道だと多くの人は思うのではないだろうか。
睡眠時間や食生活などの基本を変えなければ、
大病は治らない。
病気だという認識がなければ生活の改善は不可能だ。
今の日本は病気だ。
国の観念や社会性が弱体化または喪失している心の病だから、
なかなかたいへんな病だ。
病気だいう認識があってもなくても、
大人だという認識があるならば、
1日に1回は政治のことを考える習慣が欲しいものだ。
しかし、
悲しいことに、
周囲で政治の話ができる人がいないというのが日本の現実かもしれない。
家庭や会社で政治の話がフツーにできない人が多いだろう。
家族で政治の話をすることもほとんどないのだろう。
しかし、
もし、そうなら、
それは異常で病的なのだと思いたい。
経済至上主義全盛の中で、
多くの人は「経済人」になっている。
今必要なのは「政治人」だ。
政治を格好イイ、政治を語れない人は幼稚な人だ、
という定義が必要だ。
大人びた子供でも政治は語れる。
たとえば、
「増税」について思えば、
さすがに「増税が好きだ」という人はいないだろうが、
「増税は嫌だ」と好き嫌いを言うだけでは子供だろう。
「増税しないで財政を健全化するにはどうするか?」を考えるのは大人だろう。
「増税は仕方ない」という幼稚な大人は多い。
「国債をこれ以上発行したくないから増税は仕方ない」と理由をつけて増税を肯定する人もいるだろう。
「そもそも、官僚のいいなりで増税を言い出す前に健全な歳出が行われているかがまずは問題だ」
と言うのが少数だとはいえ、
フツーの考え方ではないだろうか。
寿命を決める労働環境~原発事故現場作業の環境改善は急務
「現代経営学」「マネジメント」(management)の発明者だと言われる、
経営学者ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)は、
人類の寿命を延ばした最大の要因は、
労働環境の改善だと言った。
もちろん、
医療技術の発達や飲食物の充実も、
長寿命に寄与していることは間違いないだろう。
福島第一原発事故現場は、
劣悪な労働・生活環境だ。
たぶん、
地球上で最悪に近い環境だろう。
政府は早々に福島第一原発内の作業者の許容被爆量を、
250ミリ・シーベルトに引き上げた。
今回もセーフティ・ネットを張らずに基準だけを上げた。
作業員の被曝量限度は日本では通常年間100ミリ・シーベルトだった。
そもそも、
この値自体が緊急時の許容被曝量であって、
通常、法令上、原発等の放射線業務従事者の被曝線量の限度は、
5年間につき100ミリ・シーベルト、年間50ミリ・シーベルト。
国内での労災事案でも、
累計50~70ミリシーベルトで数年後障害が現れている患者が多く、
50ミリシーベルトを超えたあたりから体調が悪くなるとも言われている。
これらは大人を前提にした数値で、
子供や妊婦の場合はもっと低い放射線量で体調の変化や障害が出ている可能性が高い。
【参考】
政府・原子力安全委員会が作成していた「1年後の放射能汚染MAP」によると累積110ミリシーベルトを越える被曝量に晒される可能性のある福島県内の市町村人口を合計すると約55万人にのぼる。
ここでなぜ「110ミリシーベルト」という中途半端な基準を政府・原子力安全委員会はあえて出しのか?多分、思うに障害で出る可能性が高くなる基準なのだと推測する。
福島第一原発の事故現場は放射能の脅威だけでなく、
生活環境も劣悪だ。
現場の人々は、
福島第一原発では事務所の会議室や廊下に寝ていると言う。
東電社員を現場で診察した産業医によると、
福島第一原発で作業を終えた人は、
放射能汚染の少ない第二原発まで行って体育館で雑魚寝している。
福島第二原発に近くにあるJビレッジにはホテルがあるようだが、
このホテルを開放してほしいものだ。
入浴できる日も限られていて、
食事は、
サバ缶詰やレトルト食品が中心だというから悲惨だ。
それでも、現場の方々ががんばっているのは、
作業者の8割が地元の人々だからだろう。
郷土愛と責任感が、
劣悪な環境の中でもめげずにやってゆける大きな理由だろう。
ヨウ素剤は配布されていると思うが、
自然のヨウ素を含む昆布や海苔を大量に食べさせてあげたいものだ。
すべての人に充実した食事と毎日の入浴といった基本的生活、
加えて心理面のケア、
緊急医療体制の整備も必要だ。
東京電力によれば、
原発事故現場での1日当たりの作業員数は300~700人。
今後の工事ではさらに作業人数は増えるものとみられる。
「作業人数は増えるものとみられる」なんていう悠長な話ではなく、
今すぐに増員すべきだろう。
政府関係者によれば、
対象人数は「数千人規模になる」可能性があるという。
「可能性」ではなく、
そのくらいの規模にして交替作業体制を早々に構築しないと、
作業者個人の被曝量が大きくなり健康障害が起きることは確実だ。
今のような数百人規模では、
個人の負担が大きすぎる。
東電も政府も余りにも非情で冷たい態度だ。
現場の声なき声を理解していないようだ。
なお、
チェルノブイリ原発事故時の元・放射能除去責任者は、
5000人は必要だと言っている。
スリーマイル島原発事故では原子炉の中を確認できたのは5年後で復旧に14年かかった。
チェルノブイリ原発事故はすでにその倍以上がかかっているが復旧はまだ終わっていない。
原発事故の復旧は長丁場だ。
東電が発表した「9ヶ月」の工程表は、
その場しのぎのまやかしでしかない。
読売新聞によれば、
4月16日に政府は、
東京電力福島第一原子力発電所の事故対応について現地で作業している作業員の健康状態を長期的にチェックするためにデータベース構築を行う。
政府は2011年度第2次補正予算案にこのデータベース関連予算を計上して、
今後30年以上に渡って被曝やその影響などを追跡調査するという。
追跡調査では、
作業員の同意を得た上で、
定期的に白血球数や赤血球数、放射線白内障の傾向や皮膚の状態などを調査して、
経年変化が分かるようにする。
被曝量が増えれば、
疫学的にはガンなどの発症確率があがるとされており、
政府は中・長期的な健康管理が必要であると判断を下した。
原発事故の作業者だけでなく、
原発周辺の住民の健康データベースも必要になってくるだろう。
政府・原子力安全委員会が作成した「1年後の放射能汚染MAP」では、
累積110ミリシーベルトを越える被曝量になる住民(=被爆障害が出る可能性がある住民)が50万人以上にのぼる可能性が高いのだ。
経営学者ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)は、
人類の寿命を延ばした最大の要因は、
労働環境の改善だと言った。
もちろん、
医療技術の発達や飲食物の充実も、
長寿命に寄与していることは間違いないだろう。
福島第一原発事故現場は、
劣悪な労働・生活環境だ。
たぶん、
地球上で最悪に近い環境だろう。
政府は早々に福島第一原発内の作業者の許容被爆量を、
250ミリ・シーベルトに引き上げた。
今回もセーフティ・ネットを張らずに基準だけを上げた。
作業員の被曝量限度は日本では通常年間100ミリ・シーベルトだった。
そもそも、
この値自体が緊急時の許容被曝量であって、
通常、法令上、原発等の放射線業務従事者の被曝線量の限度は、
5年間につき100ミリ・シーベルト、年間50ミリ・シーベルト。
国内での労災事案でも、
累計50~70ミリシーベルトで数年後障害が現れている患者が多く、
50ミリシーベルトを超えたあたりから体調が悪くなるとも言われている。
これらは大人を前提にした数値で、
子供や妊婦の場合はもっと低い放射線量で体調の変化や障害が出ている可能性が高い。
【参考】
政府・原子力安全委員会が作成していた「1年後の放射能汚染MAP」によると累積110ミリシーベルトを越える被曝量に晒される可能性のある福島県内の市町村人口を合計すると約55万人にのぼる。
ここでなぜ「110ミリシーベルト」という中途半端な基準を政府・原子力安全委員会はあえて出しのか?多分、思うに障害で出る可能性が高くなる基準なのだと推測する。
福島第一原発の事故現場は放射能の脅威だけでなく、
生活環境も劣悪だ。
現場の人々は、
福島第一原発では事務所の会議室や廊下に寝ていると言う。
東電社員を現場で診察した産業医によると、
福島第一原発で作業を終えた人は、
放射能汚染の少ない第二原発まで行って体育館で雑魚寝している。
福島第二原発に近くにあるJビレッジにはホテルがあるようだが、
このホテルを開放してほしいものだ。
入浴できる日も限られていて、
食事は、
サバ缶詰やレトルト食品が中心だというから悲惨だ。
それでも、現場の方々ががんばっているのは、
作業者の8割が地元の人々だからだろう。
郷土愛と責任感が、
劣悪な環境の中でもめげずにやってゆける大きな理由だろう。
ヨウ素剤は配布されていると思うが、
自然のヨウ素を含む昆布や海苔を大量に食べさせてあげたいものだ。
すべての人に充実した食事と毎日の入浴といった基本的生活、
加えて心理面のケア、
緊急医療体制の整備も必要だ。
東京電力によれば、
原発事故現場での1日当たりの作業員数は300~700人。
今後の工事ではさらに作業人数は増えるものとみられる。
「作業人数は増えるものとみられる」なんていう悠長な話ではなく、
今すぐに増員すべきだろう。
政府関係者によれば、
対象人数は「数千人規模になる」可能性があるという。
「可能性」ではなく、
そのくらいの規模にして交替作業体制を早々に構築しないと、
作業者個人の被曝量が大きくなり健康障害が起きることは確実だ。
今のような数百人規模では、
個人の負担が大きすぎる。
東電も政府も余りにも非情で冷たい態度だ。
現場の声なき声を理解していないようだ。
なお、
チェルノブイリ原発事故時の元・放射能除去責任者は、
5000人は必要だと言っている。
スリーマイル島原発事故では原子炉の中を確認できたのは5年後で復旧に14年かかった。
チェルノブイリ原発事故はすでにその倍以上がかかっているが復旧はまだ終わっていない。
原発事故の復旧は長丁場だ。
東電が発表した「9ヶ月」の工程表は、
その場しのぎのまやかしでしかない。
読売新聞によれば、
4月16日に政府は、
東京電力福島第一原子力発電所の事故対応について現地で作業している作業員の健康状態を長期的にチェックするためにデータベース構築を行う。
政府は2011年度第2次補正予算案にこのデータベース関連予算を計上して、
今後30年以上に渡って被曝やその影響などを追跡調査するという。
追跡調査では、
作業員の同意を得た上で、
定期的に白血球数や赤血球数、放射線白内障の傾向や皮膚の状態などを調査して、
経年変化が分かるようにする。
被曝量が増えれば、
疫学的にはガンなどの発症確率があがるとされており、
政府は中・長期的な健康管理が必要であると判断を下した。
原発事故の作業者だけでなく、
原発周辺の住民の健康データベースも必要になってくるだろう。
政府・原子力安全委員会が作成した「1年後の放射能汚染MAP」では、
累積110ミリシーベルトを越える被曝量になる住民(=被爆障害が出る可能性がある住民)が50万人以上にのぼる可能性が高いのだ。
原発事故復旧~作業環境と生活環境は劣悪
東京電力・福島第1、第2両原発の復旧活動などにあたる作業員を、
東電・産業医の愛媛大医学研究科谷川武教授(公衆衛生学)が診察した。
谷川教授は4月16~19日に被災地に入って、
原発の作業員計約90人を診察した。
谷川教授によると、
「被災者でもある作業員(全作業員の8割)のストレスは際限ない労働と危険な作業で極限状態だ」と言って、
交代要員の確保や作業員の休息の必要性を訴えた。
谷川教授によると、
労働環境は震災当初に比べ向上したものの、いまだ劣悪だと言う。
現状で4勤2休(勤務4日、休日2日)のローテーションで、
勤務日は第2原発の体育館に敷き詰めた柔道用畳約520枚の上で雑魚寝している。
食事は缶詰とレトルト食品しかなく、
常時使用できる風呂やシャワーもなく、
防護服を着たまま寝る姿は痛ましい。
毛布や寝袋も使い回しだという。
東電・産業医の愛媛大医学研究科谷川武教授(公衆衛生学)が診察した。
谷川教授は4月16~19日に被災地に入って、
原発の作業員計約90人を診察した。
谷川教授によると、
「被災者でもある作業員(全作業員の8割)のストレスは際限ない労働と危険な作業で極限状態だ」と言って、
交代要員の確保や作業員の休息の必要性を訴えた。
谷川教授によると、
労働環境は震災当初に比べ向上したものの、いまだ劣悪だと言う。
現状で4勤2休(勤務4日、休日2日)のローテーションで、
勤務日は第2原発の体育館に敷き詰めた柔道用畳約520枚の上で雑魚寝している。
食事は缶詰とレトルト食品しかなく、
常時使用できる風呂やシャワーもなく、
防護服を着たまま寝る姿は痛ましい。
毛布や寝袋も使い回しだという。

