便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -7ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。

少し間隔が開きましたが、

今回は40代の男性の話です。


うつ、全身の痛み、便秘や冷え低体温などが

かなり前からあった方です。


薬の調整(他院からの薬を漸減)と

デルデル呼吸を行ってきました。


痛みは軽減して、中学の頃からあった

前の冬、冷え・低体温も良くなったみたいと

喜ばれていました。


便秘も早いうちから良くなったと仰っていましたが、

先日

「ペーパーが要らないこともあります。

その感覚は一生と言うか、初めて味わう感覚で

嬉しかったです」


勿論私も嬉しかったです。

今発売中の健康雑誌

『壮快』4月号にデルデル呼吸が紹介されています。

頑固な便秘が良くなったという60代70代の人の

話が出ています。

自然に(?)深く息が吐けるようになると、楽に便がでるように

なるという話です。息まずに出ることも稀ではなくなりますが、

もちろん息んではいけないというわけではありません。


息むとすれば、息を吸ってではなく、吐いてそのまま息む

という感じです。これで良くなる人が多いのですから

不思議と言えば不思議です。

冷え症や低体温症に『デルデル呼吸』が効く

と言っても、ピンと来ないのは当然かもしれませんが・・・


上手く出来るようになると、実感体感できるようになります。

最近も何人かの人から言われた言葉ですが


「この冬靴下を履かなくて済みました」

「湯たんぽが要らなくなりました」

「デルデル呼吸をしていると手足が温かくなるのが

分かります」


私の返事は

「そうですか。そうなんですよね。良かったですね。」


『素晴らしい一日』(プレジデント社)という健康雑誌の

創刊号が先月発刊されましたが、

今創刊2号が発売中です。


その22~27ページに

『デルデル呼吸』が紹介されています。

デルデル呼吸で色々調子がよくなった2人の

例も紹介されています。


そのうちの1人は、このブログで8月に紹介した

70代の女性です。

便通が良くなってビックリしただけでなく

問題の腰痛も非常に調子よく、雑誌の取材を受けた

時より更によくなり、今ではダンスも踊れる程です。


書店に行かれることがあれば、ちょっと目を通して

頂ければ幸いです。

コンビにでも置いてあるところがあります。



「鼻から吸って口から吐くんですか?」とか
「息を吸うのは鼻からですか?口からですか?」
という質問がよくありますが
デルデル呼吸が出来るようになると
「吸い方」はどうでもよくなります。

息を吐くと(同時に)お腹・腰周りが自然に
しぼんで、吐くのをやめると息が自然に
吸える(入ってくる)ようになります。

それから
息を吐く時に、二段階に分けて吐くことはしません。
(デルデル呼吸の説明図ではそうなっていますが…)

呼吸の仕組みを説明する時に当初は
横隔膜を考慮に入れて二段階に分けて
いたのですが、

驚くべきことに(?)

横隔膜はあまり(ほとんど)重要ではありません。
犬や猫の呼吸を見ていると
それがよく分かると思います。