ときどき思うのですが、高齢の方に指導をしていて
「自分よりはるかに長く生きて来た人に息の仕方を
教えるなんてちょっと変…」
でも皆さん熱心に、呼吸法に取り組まれます。
「長生きはしてきたけれど、息の仕方が何か変で、うまく
息が出来ないまま生きてきた」といったところのようです。
そして胸で浅い息をしてきたことに気付いて
「こんなに楽に息ができるのですね」
「こんな風に息が出来るんですね」
と言われると嬉しくなります。
息が楽にだるだけでなく
便通が良くなり
手足（身体）が温かくなり
腰も軽くなり…
１回や２回で直ぐに身につくものではありませんが
実感だけは結構早目に出来ることが多いものです。
単に長生きするだけではなく
‘生活の質’を良くしてほしいものです。
６０代の女性
数年前から歯科治療が上手く行かず、
舌のシビレと肩こりがひどくて･･･
仕事もバリバリされていますが、
肩もバリバリで
胸式呼吸が強かったのですが、そのことを
指摘するとよく理解できたようでした。
デルデル呼吸も初めからそう上手くは
出来ていなかったのですが
２～３回目には「（肩こりが）ものすごく良くなりました」
８回目「肩こりが消えました」
と喜んでおられます。
「呼吸の仕方が、こんなに大事だとは…」
息を吐くと自然にお腹・腰周りがしぼんでいます。
第４回線維筋痛症学会に行ってきました。
１５・１６日の２日間に亘って長崎であったのですが、
原因不明であり、線維筋痛症を診る診療科も
内科、整形外科、麻酔科（ペイン）、心療内科・精神科…
今のところ原因不明ですが、とにかく‘痛み’を軽くする
あるいは無くするのが治療の目的で、どうしても薬の
話題が中心になります。
痛みの原因が筋・筋膜の引き攣り、強張りであるとすれば
痛みを和らげる薬だけでは限界があるというよりは
無理があるかもしれません。
１ヵ月後にヘルニアの手術を受けるという人がいます。
以前からの腰痛持ちで、さいきん酷くなったため
某整形外科を受診したところ
立派なヘルニアがあると言われた。写真も見せられて
確信しています（ヘルニアが原因で腰痛になっていると）。
ヘルニアが見つかっても、それが腰痛の原因になっている
とは限らないなどいくら説明しても
ひどいヘルニアの写真を見せ付けられているので、こちらの
説明に耳を傾けてはくれません。‘専門医’から診断されて
いるので仕方がないとは言え…
手術が無事に終わり、症状が軽くなることを祈るばかりです。
ある（一部の）整形外科医は
「手術で腰痛が良くなるのは麻酔で筋肉がリフレッシュするから」
とさえ言います。
私もその考えは充分理解できます。
ソフトバンクの小久保選手が、酷い腰痛になり
ヘルニアが原因といわれましたが、短期間で良く（軽く）なり
復帰しました。ヘルニアをいじくらずになぜ良くなるのでしょうか。
理学療法そのたのリハビリで良くなる理屈が分かりません。
基本的には安静で筋肉の引き攣りが和らぐのでしょう。
以前一度だけデルデル呼吸を指導させていただいた
便秘の方から（便秘だけではありませんが）
メールを頂きました。
しばらく忘れていたデルデル呼吸を改めてやってみたそうです。
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びっくり してます。 呼吸法時間ある時 いつも いつも してました。
