今日嬉しい報告がありました。
私の知り合いの方で、デルデル呼吸で便通が良くなったという人がいました。
その人の知人の娘さん（中学生）が、数年来便秘で悩んでいたそうで、
その娘さんにデルデルを紹介したところ
直ぐに便通の悩みが解消して、非常に喜んでいるということでした。
久し振りに「本当に良かった」と思える出来事でした。
きっとその娘さんの人生にとって、大きな意味があると思えるからです。
頑張らねば。
呼吸療法外来を中止して３ヶ月が経ちました。
物足りないというか、淋しい感じがないわけではありませんが・・・
伝わる人には伝わるものです。
（伝わる人に伝わらなければ訳が分からない話になりますが）
前回便秘薬を処方した方に「今回便秘薬は？」と訊くと
「この前教えて頂いて本も読ませて頂いたら、スーッと出るように
なって薬も要らなくなりました。ありがとうございました。」
このようなことを時々経験します。本当に嬉しいことです。
高齢の方から感謝されることも結構ありますが、
生まれて長期間便秘で困ってきて・・・早くこの方法を知っていれば
それこそＱＯＬ（生活の質）がどれだけ違ったものになっていたか
と思うと複雑な気持ちにもなります。
そうして、やはりもっと頑張って一人でも多くの人に伝えたい・・・
とも思います。時々気持ちが萎えそうになることがありますが。
今発売中の一般向け健康雑誌
『壮快』２月号にデルデル呼吸が紹介されています。
「呼吸法で病気が治る」という特集の中で
５８～６１ページに掲載されています。
［デルデル呼吸のやり方］の写真がありますが、
従来のように「フッフーッ］と２段階に分けて吐く感じではなく
単純に「フーーッツ」と、ゆっくり深く吐くようにと説明を変えた
つもりです。たったこれだけでは上手く伝えることは難しい
とは思いますが、少しでも伝われば…
吐き切らずに、６～７割ぐらい吐いて、あとはそのまま
ジーッと吐きっ放しの感じがいいのですが…
デルデル呼吸で色々な不具合な面が良くなった実例として
２人の方にお願いしました。
信じられない程（信じてもらえない程）良くなった方ですが、
誌面で伝わる以上に、紛れもなく本当に良くなった方です。
便秘に限らず、過敏性腸症候群にも効果が期待できます。
姿勢やお腹の圧迫に気を付けることも重要です。
木曜日の午前は呼吸療法外来を行ってきましたが、
先月末で終了としました。
通常の診療との兼ね合いで、難しいことも出てきたからです。
計２５０名余りの方に利用していただきました。
あまりお役に立てなかった方ももちろん相当数ありましたが、
非常にお役に立てた方も多数いらっしゃいました。
１～２回でやめられた方
７～８回目でやっと呼吸の違いを実感して効果が出た方
なかなか胸式呼吸の癖が取れなかった方…
いろいろでした。
これまで（体に良いとされている）腹式呼吸を知っているとか
ヨーガなどで習ったことがあるとかいう方は
却って難しいようでした。何事も無心で取り組むことが
大切なように思います。
それから多くの方とのやり取りの中で、姿勢の取り方等に
気付くことができてその他私自身成長することができたように思います。
呼吸法外来は終了しましたが、今後は別の形で
行いたいと考えています。
50代の男性
数年来パニック障害として治療を継続してきた方で
治療薬のＳＳＲＩ（抗うつ薬）などを服用してきたが、なかなか。
胸の手術をしてさらに不安感が増して息苦しくなって・・・
胸を使って大きく息を吸っておられましたが、デルデル呼吸の
練習を重ね・・・
あまり不安になることもなくなり、息が楽に出来て階段を昇る時も
息が上がり難くなり
「息が吐ければいいんですね」
ＳＳＲＩも要らなくなっています。
そのうち通院も不要になるかも、です。