便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -19ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



今発売中の




『健康』6月号(主婦の友インフォス社)




別冊付録の26~27ページに






デルデル呼吸が紹介されています。




冷え症や生理痛の話も入れて、




肝心の便秘解消については説明不足に




なってしまいましたが…(>_<)





以前から何人かの人が、認めてくれていたのですが、




最近の例です。




ずっと続いていた激しい生理痛、鎮痛剤が欠かせなかった




のですが、






デルデル呼吸を始めて、薬が殆ど要らなくなった。




重たい感じはあるが、痛みとしては殆どなくなったとの報告。




3ヶ月連続で、です。






私は、残念ながら実感、体験はできませんが、




考えれば充分有り得ることだと思います。






デルデル呼吸で楽に息を吐くことができるようになると






お腹の圧迫が緩くなります。




下腹部で、圧迫されて窮屈な思いをしていた?




子宮(その他の臓器も同じですが)が、






非常に楽になります。血流、リンパ液の流れも




よくなります。






婦人科に行くと、ホルモン検査をしたりして




大抵は「子宮内膜症」という診断がつくようですが…






意外と腹部の圧迫が、一番の原因ではないかと…






デルデル呼吸が出来るようになると恐らく実感できる




はずなのですが…







呼吸療法外来での話ではないのですが、




ちょっと前に受診された40代の男性。






精神的な不調で来られたのですが




大分調子が良くなってきたところで






初診時予診表の項目の中で




便秘:ひどい  となっていたため1ヶ月ほど前に






診察室で、呼吸法の紹介とトイレでの息み方




について説明、模範演技?をしました。






そのことは私自身忘れていたのですが、




診察中に、患者さんの方から






「トイレの方は毎日出るようになりました。




若い頃からひどかったのですが…有り難うございました。」






珍しくはないのですが、やはり嬉しいものです。




うつの薬を飲み始めて 便秘になることはありますが…





昨日の呼吸療法のがいらいでも確認出来たのですが、




デルデル呼吸(深腹式呼吸)を行うと10分もしないうちに




皮膚温が1℃ぐらい上がる人が結構います。




手やお臍辺りが上がりやすいのですが、足もある程度




上がることはあります。






もちろん上がらない人もいて、そのあたりは個人差という




よりは、見た目ほど上手く息が吐けていない、力が抜けていない




のかもしれません。






冷え症、低体温症で言われることに






熱産生には筋肉が一番影響しているので筋肉をつけること




が重要と言われます。




体を温める食物、冷やす食物などがいわれることもあります。






しかし普通に生きていて熱の産生はそれほど個体差はないだろうと




思うのですが…






やはり最も影響しているのは




血流(リンパの流れも?)としか思えません。




体の内側の(お腹を中心とした)力(圧)を緩めてやると




血液やリンパの流れが途端によくなるのです。






食べ物とか運動とか、足湯、湯たんぽなどによる一時的なもの




とは異なり、






普段の呼吸が変われば、持続的に温かくなる






そう思います。





楽に息を吐いていると、お腹があまり圧迫されずに




腸の動きが良くなることが実感できます。




(腸だけでなく他の腹部内臓の働きも良くなるに




違いないのですが)






時々診察の時に呼吸の話をするのですが、




話しているときには、自分でも普段よりしっかり




デルデル呼吸で吐くことになり……






トイレに行きたくなることがあります。




もちろん、下痢気味になるわけではありませんから




ある程度我慢はできるし、辛抱し過ぎたからと言って




後から出にくくなることもありません。






吐いて息めばいいことですから。






今日も短時間に済ませることが出来ました。




スッキリです。




こんな話ばかりですが、変態ではないつもりです。