便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -18ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。



デルデル呼吸指導日記-26-便秘解消に向けて




続報です。






60代の男性ですが、久し振り(3ヶ月振り)に連絡がありました。






「毎日出ています。残便感は月に1~2回ありますが。」とのこと。






嬉しく思いました。それほど息んではないそうですが、




残念ながら、‘快便’とまでは行ってないようでした。






もう少し、だと思います。







線維筋痛症の人には顎関節症も多いのですが、

顎の関節の問題ではなく筋肉の凝り、突っ張りですから当然と

言えば当然なのかもしれません。








歯軋り(はぎしり)との関連もあるのですが、

北九州市のクサバ歯科の草場先生がデルデル呼吸の効果を

認めてくださっています。

  ↓

mhtml:http://www.kusaden.com/deruderu.mht!deruderu.files/frame.htm








※ブラキシズム (Bruxism) とは、睡眠時や覚醒時を問わず、歯を動的、

若しくは静的にすり合せたり、噛み締めたりする非機能性咬合習癖の

一形態である。様々な動作を包括した広義の「歯ぎしり(歯軋り)」

を指し、咬合神経症とも呼ばれる。(ウィキペディア)








デルデル呼吸が身について分かったのですが、

息を吐いていると、顎関節のところが








‘フワーッ’と開いた感覚、緩んだ感じになります。







60代の女性です。




若い頃から過敏性腸症候群で、内科などに




かかっていた方で




昨年呼吸法を2回練習しただけで、






「良くなっていたんですが、最近また調子が悪くなって・・・」






久しぶりに受診されました。






前回受診後の経過を知りませんでしたから




わずか2回の練習だけで、その後順調だったことを聞いて






私自身かなりの驚きでした。






暫く呼吸法を気をつけて行っていたけど、




最近怠り気味で、とのことでした。






最近のやり方をチェックすると…






やはりやり方が違っていました。






お腹を膨らませたり、へこませたり。






やはりしっかり練習を重ねないと、




体が憶えてくれないようです。






楽に息が吐けて、お腹がしぼむ、のです。




すると、




[腸が圧迫から解放されて喜ぶ] のです。






きっとまた良くなることでしょう。







今発売中の『日経ヘルス』6月号52ページに

「あらき心療クリニック」が登場です。






【腸&お尻の悩みを相談できる病院リスト】

便秘 のところにリストアップされています。






実は昨年の5月号にデルデル呼吸が紹介されたのですが、




先日便秘解消で受診できる医療機関として名前を出してもいいか、

という問い合わせがありました。






(どんなのか分からないけど)出してもらえるるならどうぞ、

と(タメライを感じながら)返事をしていたのですが…






こんな形で紹介されるとはちょっとビックリです。






昨年取材にきてくれた担当の方が、




[一般の腹式呼吸との違い]




[デルデル呼吸の効果]




などについてかなりよく理解してくれたからのようです。






今日受診された方の中でも




「お通じは(も)バッチリです」という方が。






嬉しいですね。





腰痛の原因として考えられている疾患の一つに




椎間板ヘルニアがあります。






実は




椎間板ヘルニアは腰痛の原因ではありえない




神経がヘルニアで圧迫されて痛みが生じることはありえない






という有力な考え方があります。腰痛は筋肉が引き攣ったり痙攣を起こして




いるというものなのです。神経生理学的に神経が圧迫されて痛みは




起こり得ないというものです。私もその考え方に一票を投ずる者です。






という訳で、治療は、筋肉をやわらげることになるのですが、




治療法はさて置き、ネットで検索していて見つけたことに






‘犬も椎間板ヘルニアになる’






そんなバカな! 人が直立歩行になったが故に




脊椎(頚椎や腰椎など)に重たい頭などが負荷となって…






犬にも椎間板ヘルニアの手術が行われていることを




初めて知りました。






さらに調べていると、それを否定するものも見つかりました。






鍼治療でよくなるとか、他にもあるようですが、




とにかくヘルニアの手術で、一生歩きにくくなったりする




犠牲者(犠牲犬)が圧倒的に多いようです。




何もしなければ回復することも多いのに、です。






人間でも整形外科手術によって、一生足を引きずったり杖をついたり…




もっと筋肉のことを真剣に考える必要があるでしょう。






整形外科医は手術して、「却ってひどくなった」という患者さんに




「そういうこともあります」…






それでは済まされません。






犬さんに対してもそうですが…