育児本「子育てを変えれば脳が変わる」
久々の読書ネタです。子育てを変えれば脳が変わる ~こうすれば脳は健康に発達する著者 成田 奈緒子著子育てを変えれば脳が変わる | 成田 奈緒子著 | 書籍 | PHP研究所子育ては「脳が育つ順番」に沿って行えば、うまくいく! お金も手間もかけずに「心が折れない子、学びが好きな子」になる育て方。www.php.co.jp育児本もたくさん読んだので特に目新しい発見があったわけではありませんが、ふーんと思ったところを緑にしています。要点 脳には育つ順番があり、先取りできない。(0際に英才教育、3歳に思いやり教育などしても無駄) 「からだの脳」 0歳~ 大事なのは5感への刺激 「おりこうさんの脳」 1.5歳~ 大事なのは早寝早起き・十分な睡眠。 早期教育は意味が乏しく、身の回りの生活を学ぶのがよい 「こころの脳」 10歳~大事なのは安心感を与えつつ、ルールを学ぶこと「おりこうさんの脳」 家庭という社会で家事の役割を責任持って遂行してもらうことで自尊心と学びが育つ 仕事が大変な場合でも、ベビーシッター(公の金銭支援がありがち)などを使ってごはん、寝る時間の安定と家庭生活での子どもの役割遂行を図るのが学童を利用するよりよい 大怪我など以外の失敗はどんどんさせる 遊びや連れ出しなどは親が好き・楽しいことを共に楽しむべし 指導は「ちゃんと」とかは抽象的な言葉を使わず子どもでもわかるように具体的にする フルセンテンスで話をさせる。 家族ルールを作る(例: 「お願いごとは敬語でする」)「こころの脳」について 安心を与える 言葉を引出す働きかけをする 家族のルールを作る(シンプルに) 結果を褒めない(成功しないと…となってしまう)感想著者は医師であり、子どもに体験を伴う学習をさせたりベビーシッターを常用したり生活の中で科学的知見から色々なことを教えることができたりと、普通の環境ではない。ゆえに、本に書かれているオススメがどの程度一般性のある効果をあげるのか見えづらかった。(例えば「家族ルール」が大事といっても子どものためによいルールを考えて作ることができる人ばかりではないし、受け売りのルールを導入しても魂の入っていない運用でただの縛りになってしまうリスクもありそう)あとは著者の子どもも医学部に入学したようだが、そのことを自らの子育て理論の泊つけにしているフシが少々ある。それが鼻につく人もいるだろうし、親と同じ医師になるという選択の背景は健全だったのか?とうがった想像もできてしまう。と色々書いたものの悪い本ではなかった。