突然ですがバルセロナ。

 

12月の頭に連休があり、その時に行ったのですが、書きたい書きたいと思いながらタイミングを逸して今に至ります。さすがにもう2ヶ月が経とうとしているので今書くことにしました。

 

私は18才の時に留学先のイギリスから1人でバルセロナに旅行をしたことがあります。知人がいたのでホテルを取ってもらって、冬のハーフタームホリデーかなんかを利用して1週間バルセロナだけに滞在しました。

 

その時にバルセロナが大好きになり、ここにいつか住んでみたいなと思ったことを覚えています。ミラノに住み始めて、もう一度行きたいなとは思っていましたし、二十数年経ち完成に近づいてきたサグラダファミリアを見たい、子どもにも見せたいと思っていました。ガウディ建築も好きです。

 

当時は、(おそらく今もある)モデルニスモ建築を巡ることができるチケットを購入してあちこち回ったのですが、今回はそれはやめました。

各観光地の入場料はかなーーーり高額になってましたし、子供連れて建築ばかりを巡るのは飽きてしまうのでハードルも高く。そうしたチケットだと割引率も限られているし、入場予約もできないので逆に不便、という感じですよね、、

 

なので、外せないサグラダファミリアとカサバトリョ、グエル公園、それからピカソ美術館には入り、他のガウディ建築は街歩き観光の時に外から見るだけにしてみました。

18歳で訪れた時にはカサバトリョではなくカサミラの方に入ったので、カサバトリョ自体も初めてでした。

 

それでは、何はなくとも外せないサグラダファミリア。


以前の訪問時のことはもうほぼ記憶にありませんが塔にも上った記憶が有ります。今回は息子が年齢制限で引っかかりましたのでそもそも上れませんでしたが全く問題なかったです。聖堂ないだけでもう感動の嵐。。。

今まで見たどの大聖堂よりも一番感動しました。一生に一度はみるべきところですね。

 

これほどまでに光を味方につけた内部を今まで見たことがありません。









ステンドグラスが通す光で柱が染まっているのもまた美しい。

 

そして天井を見上げれば、ナウシカがアスベルと一緒に流砂に飲まれて地下の世界に落ちて上を見上げた時の光景にそっくりだなと思いました。




先日久石譲のコンサートから帰ってきてその足で娘が早速ナウシカをまた観ていたんですが、その時にもそのシーンを見てやっぱりこれだなと思いました。

 

ガウディ建築全般に言えることですが、曲線が多用されていたり、光の受け方が計算されていたり、有機的な印象が強いです。

 

内部を観光するために予約していたのは朝でした。

が、結局別の日の夕方にも来ました。笑

欧州の観光地あるあるですが、名だたる有名観光地のすぐそばにも子供が遊べる公園があるというのが結構あります。このサグラダファミリアの横にもそうした公園があって、一通り観光を終えた後に息子を遊ばせようと思ったのですが、どうせならすごい眺めの方がいいねと、また来ました。笑


おかげで、マジックアワーのサグラダファミリアや、夕日でオレンジに染まるサグラダファミリアも見ることができました。




何は無くとも、これを見るためだけでもバルセロナにきた甲斐があったと思えるところでした。

 

続きます。