🥤 マック紙ストロー廃止。乙武さんの「これは困った」で知った“切り捨てられる”命
こんにちは、Aoパパです👋
2025年10月27日、マクドナルドが紙ストローをやめるというニュースが駆けめぐりました。
やっと、あの"ふやける"ストローから解放される!
プラストロー復活か!
と喜んだのも束の間。
違いました。
復活ではなく「ストロー自体を必要としないカップ(飲み口)」への変更。
「いや、そうじゃないだろ…」と、ただの消費者として文句を言っていた、昨日の私。
しかし翌日、私の視点を180度変えるニュースが飛び込んできました。
私たちのこと⤵️
障がい児の生きづらさ⤵️
県議に嘆願してみた⤵️
闇しかない「きょうだい児」問題⤵️
🔹 「プラストロー万歳!」勘違いだった私の"喜び"
📌 ついに紙ストロー廃止!でも、喜んだのは一瞬
2025年10月27日、日本マクドナルドが紙製ストローを廃止するというニュースが報じられました。
正直、私の第一声は「ついにやめたか!プラストローバンザイ!」でした。
あの、飲んでいる途中でふやけて口当たりが悪くなる紙ストロー。
味が変わる気がして、正直苦手でした。
だから、プラスチックストローに戻るのだと思い込んでいたんです。
⚠️ でも、現実は違った
マクドナルドが発表したのは、プラストローの復活ではなく、「ストロー自体を必要としないカップ(直飲み可能な飲み口)」への変更でした。
つまり、ストローレスカップ。
環境配慮は継続しつつ、紙ストローの不便さを解消する…という方針。
📌 「いい加減、プラ廃止は間違いだったと認めてくれ…」
私は正直、がっかりしました。
「いやそうじゃないだろ…」と。
いい加減「プラ廃止は間違いだった」と誰か認めてくれ…としか思わなかった。
環境のため、エコのため…分かるけど、利便性を犠牲にしすぎじゃないか、と。
でも、この時の私は、ただの消費者としての「自分の不便さ」しか見えていませんでした。
🔹 乙武洋匡さんの「これは困った……」見出しに凍り付いた
📌 翌日、視点を180度変えるニュースが
しかし翌日、私の視点を180度変えるニュースが飛び込んできました。
💡 Yahoo!ニュースより
『マクドナルド「紙ストロー撤廃」方針に乙武洋匡さん「これは困った......」投稿に納得の声「大切な視点」』
(参照: https://news.yahoo.co.jp/articles/e59aa0240f3e6b1a8f2038160c374427618ec7c0)
もう、この見出しを見た時点で察しました。
そして、背筋が凍る思いでした。
📌 「ストローがなかったら、飲めないじゃん!」
そうだ。
ストローがなければ、飲めない人たちがいる。
四肢欠損の乙武さんは、あの「飲み口」から、どうやってドリンクを飲めというのか。
カップを持ち上げて、自分で口に運ぶことができない方にとって、ストローは「あったら便利」ではなく「ないと飲めない」必須アイテムなんです。
⚠️ こうやって「少数弱者」は音もなく切り捨てられていく
環境配慮、エコ、SDGs…それ自体は素晴らしい取り組みです。
でも、その裏で「少数者」は音もなく切り捨てられていく。
そして、切り捨てられた側が声を上げない限り、多くの人は気づかない。
私も、乙武さんの発信を見るまで、全く気づいていませんでした。
🔹 これは「息子の未来」だ。障がい当事者の親としての恐怖
📌 乙武さんのニュースで、すぐに頭に浮かんだのはAoのこと
乙武さんのニュースを見て、すぐに頭に浮かんだのは息子Aoのことです。
Aoは、ダウン症、PVL(脳室周囲白質軟化症)、心室中隔欠損症、超低出生体重児、甲状腺機能低下症、難聴…と、多くの基礎疾患を抱えています。
PVLの影響が重ければ、将来、車椅子や歩行器が必要になるかもしれない。
関節が固くなり、今の私のように自由にカップを持ち、口に運ぶことができないかもしれない。
💡 そうなった時、Aoはマクドナルドを心から楽しめなくなるのではないか?
友達と一緒にマックに行っても、「僕だけストローがないから飲めない」と取り残される未来。
「エコ」や「効率化」の名の下に、「少数者」はこうやって音もなく切り捨てられていくのか。
その「少数者」に、自分の息子がなるかもしれない。
📌 障がい児の親になった途端、ニュースの意味が変わる
障がい児の親になった途端、「たった一つのニュース」が、これほどまでに重く、恐ろしいものに変わるのかと愕然としました。
昨日まで「紙ストロー嫌だな」と軽く思っていたニュースが、今日は「息子の未来が奪われるかもしれない」という恐怖に変わる。
これが、当事者になるということなんだと、身をもって感じました。
🔹 「知らないことを想像できない」という本当の恐怖
📌 同時に、これまでの自分自身が怖くなった
同時に、これまでの自分自身が怖くなりました。
昨日までの私は、「紙ストローが嫌だ」という自分の利便性しか考えていなかった。
乙武さんのような人が困るだろうとは、1ミリも想像できていなかったのです。
⚠️ 「想像力は大事」でも、知らないことは想像できない
「想像力は大事だ」と誰もが言います。
でも、「知らないこと」を想像するのは、不可能に近い。
私は、四肢欠損の方がストローなしでどうやって飲むのか、考えたこともありませんでした。
なぜなら、「知らなかった」から。
📌 今まで、どれだけ「少数者」を切り捨ててきたんだろう
そう考えると、今まで自分もどれだけたくさんの「少数者」を切り捨ててきたんだろうと怖くなりました。
障がいのある方だけでなく、高齢者、小さな子ども、病気の方、外国人…社会には、多数派には見えない「困りごと」を抱えた人がたくさんいます。
でも、それを「知らない」限り、想像することはできない。
だから、無意識のうちに切り捨ててしまう。
🔹 だから、当事者の発信が社会を変える
📌 乙武さんの発信が、どれだけの人の「想像力」を救ったか
だからこそ、乙武さんのように「当事者」がリアルな苦しみを発信してくれることが、どれだけ多くの人の「想像力」を救い、社会を変える力になるか…。
乙武さんの一つのツイート(ポスト)が、何万人もの人に「ああ、そういう視点があったのか」と気づかせたはずです。
💡 当事者の発信が、社会の「盲点」を照らす
多数派の人間は、少数者の困りごとに気づけません。
でも、当事者が声を上げることで、初めて「盲点」が照らされる。
乙武さんの発信は、きっと多くの障がい者の方々にとっても「希望」になっているはずです。
「自分だけじゃないんだ」
「声を上げていいんだ」
と。
📌 マクドナルドの対応は?企業の姿勢が問われる
では、マクドナルドはどう対応するのでしょうか?
記事によれば、乙武さんの投稿を受けて、多くの人が「大切な視点」「これは考えるべき問題」とコメントしています。
💡 企業に求められる「インクルーシブな対応」
環境配慮と、障がい者への配慮。
両方を両立させる選択肢はあるはずです。
例えば:
✅ ストローレスカップを基本としつつ、希望者にはストローを提供する
✅ 環境負荷の少ない素材のストロー(バイオマスプラスチックなど)を用意する
✅ 「ストローが必要な方は遠慮なくお声がけください」と明示する
こうした「誰一人取り残さない」選択肢を、企業には考えてほしいと思います。
🔹 このブログを書き続ける意味を、改めて感じた
📌 乙武さんの発信が、私にも気づきを与えてくれた
乙武さんの発信が、どれだけの障がい者の「希望」になっているかを痛感しました。
そして、それは私自身のこのブログの存在意義にも繋がりました。
📌 「誰かの役に立てれば」が、誰かの「想像力」を育てる
「誰かの役に立てれば」と拙い記事を綴ってきましたが、Aoという当事者の親になった私が発信する「小さな情報」も、どこかの誰かの「知らないこと」を埋める、大切なピースになるかもしれない。
🎯 当事者発信がもたらすもの
- ① 多数派に「盲点」を気づかせる:知らなかった視点を提供し、社会の想像力を育てる
- ② 同じ境遇の人に「希望」を与える:「自分だけじゃない」「こうすればいいんだ」という安心と情報を届ける
- ③ 社会の仕組みを変える力になる:声が集まれば、企業や行政が動く。変化の第一歩は「声を上げること」
📌 仕事も育児も大変だけど、続けていく
仕事も育児も大変で、いつまで続けられるか分かりません。
でも、どこかの誰かの「想像力」になるために。
当事者として、この小さな声をシェアし続けよう。
💙 たった一つのニュースが、決意を新たにさせてくれた
マクドナルドのストロー廃止というニュースは、私に「立場によって、世界はこんなにも違って見えるのか」という気づきを与えてくれました。
そして、当事者が発信することの意義を、改めて強く感じさせてくれました。
このブログが、どこかの誰かの「知らなかったこと」を埋めるピースになれば。
そして、どこかの誰かの「心の支え」になれば。
それだけで、書き続ける意味があると思います✨
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
※本記事は個人の意見・感想に基づくものです。マクドナルドの方針や対応については、今後変更される可能性もあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。




















