佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

 

 

わたしは、病院に勤務しており、日々さまざまな病気やケガの方に対する作業療法支援を行っています。

 

 

脳卒中後の方はもちろん、骨折の方や肺炎の方、神経難病の方などを対象に取り組んでいます。

 

 

そのような毎日の中で、脳卒中後の患者さん方から「骨折は折れてもつながるけど、脳卒中は切れた神経はつながるんですか?」という質問をいただくことが度々あるんです。

 

 

脳の神経細胞はいったんダメージを受けると、完全に機能停止する細胞と休眠状態になる細胞とがあり、完全に機能停止した細胞は死滅します。

 

 

しかし、休眠状態になっている細胞は、血流の再開などで再び活動する可能性が残っています。

 

 

また、リハビリテーションによって失われた機能を肩代わりするような機能が生まれることがあります。

 

 

脳はしなやかに柔軟に変化する臓器です。

 

 

使えば使うほど、変化が生じる可能性があります。

 

 

これらのことを「脳の可塑性」と呼びます。

 

 

脳卒中後のリハビリは、脳の可塑性という特徴を利用して、心身の機能や能力を回復させるための支援を行うのです。

 

 

これまでも、ブログにて脳の可塑性に関する内容をまとめています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳卒中後の心身の機能回復や日常生活でできることを増やしていくために、脳の可塑性についてしっかり学び、可塑性を促すような支援を行っていきたいと思います。

 

 

,゚.:。+゚最後まで読んでいただきありがとうございました,゚.:。+゚