青森県健康福祉部と青森県看護協会で意見交換会を行いました。

平成30年4月から開催し、今回で2回目になります。

 

看護行政で課題となっていることをテーマとし

 1.看護職の育成と県内定着について

 2.訪問看護の充実・推進について

約90分意見交換を行いました。

 

其々の立場で現状の把握と課題、そして方針等について考えを確認することができました。

情報交換を今後の事業に活かして参ります!

 

10月30日(水)に、東北厚生局で「平成30年度医療安全セミナー・ワークショップ」が

開催されました。

県内から参加された方も多くいると思います。

 

医療機関における取り組み事例1として
院外連携・院内多職種連携 医療安全管理者の取り組みと題し、
むつ総合病院 医療安全管理者 杉本 佳子氏が講師を務めました。

その研修資料が東北厚生局ホームページに掲載されています。

 

安全文化の醸成のために、日々奮闘している現場の皆様、

参考にしてはいかがでしょうか。

 

また、神奈川県看護協会のホームページにも

医療安全について使える資料も多く掲載されています。

こちらも大変参考になりますので、ぜひご活用ください!

 

日本看護協会主催の「認定看護師制度再構築に関する説明会」が

宮城県看護協会で開催されました。

プログラムは以下のとおりで、本県からも実践報告が行われました。

 

1.認定看護師制度再構築に関する説明
   日本看護協会 常任理事 荒木 暁子
      「これからの認定看護師に期待される役割・活動」
2.実践報告
   十和田市立中央病院 看護師長 皮膚・排泄ケア認定看護師 木村英子
      「特定行為研修を修了した認定看護師の立場からからの報告」
   十和田市立中央病院 看護局長 簗場理利子
      「認定看護師が所属する施設の管理者の立場からの報告」
  
東北以外の関東圏域からも参加しており、席は満席で、キャンセル待ちとなっていました。


専門看護師や教育現場、認定看護師や厚生連本部や県の立場から

活発に質疑応答が行われ関心の高さがうかがわれます。
実践報告の内容は、"特定行為研修を修了した認定看護師として"、

"実践の効果について"、"重症予防や症状の改善"、

そして、"ケアの質向上ができる看護師の育成"などが報告されました。


看護管理者としての報告は、研修にどのような資質を持っている看護師を派遣するか、

組織や他団体への働きかけについてどのように行うか等の報告でした。
看護師として特定行為を実践するということ」その点がキーワードとして語られていました。

 

本県には、認定看護師養成機関も特定行為研修の機関もありません。
どのように推進し活用していくか、皆で知恵を出し合いましょう!

 

三八支部で看護実践報告会を開催し、141名の方が参加されていました。


急性期病院からは、救急救命センターにおける「食べるを支える看護」

慢性期病院の回復期病棟からは「生活の再構築を目指した3つの訪問」について

老健施設からは「経口維持経口移行チーム」

看護小規模多機能ホームからは「地域とのつながりを重視した看護・介護」

と4名の方が実践報告を行いました。

 

その後

「高齢者が生活の質を維持し、地域で暮らし続けるための

切れ目のない看護について考える~地域包括ケアの実現に向けて~」

と題してのシンポジウムが行われました。

 

いずれの発表も、看護の対象者を生活者として支えるための看護実践で

とてもうなずける内容でした。

三八圏域でこの取り組みを拡大できたらいいですね!

 

運営本部の役職員を対象に、「個人情報保護法と労務管理」をテーマに

個人情報保護セミナーを開催しました。

講師に社会保険労務士をお招きし、本部の役員・職員、支部役員、

ナースセンターの移動相談員、計24人が参加しました。

 

情報管理については、例えば、個人情報の保管方法や持ち出し運用について整理し

併せてマニュアルの整備も行う必要があるということ。
そして、労務管理については、年次有給休暇や労働時間、勤務間インターバルについて

確認できました。


情報管理は今やリスクであり、そのリスクをどう対策し削減していくかが鍵となります。

また、2019年度から施行される働き方改革関連法については、

努力義務もあれば新たな罰則付規制もあります。


青森県看護協会も、研修を活かし具体的に取り組みを推進します!

2018年度 青森県保健医療福祉研究発表会が県立保健大学で開催されました。

シンポジウムのテーマは

「失敗から学ぶ実践活動・研究活動~しくじりを活かして成功につなげる~」です。

 

ポスター発表19題、口述発表10題、そして保健大学研究室からの

重点課題研究発表会が4題の発表でした。

 

シンポジウムの4名の先生方の話は、テレビ放送されているしくじり先生さながらに、

その過程は「あるある!!」と納得のいく話でした。
失敗は成功のもとですから!

 

 

日本看護協会から新着情報です
日看協では、「看護の日・看護週間」事業をより多くの方にPRするため、
毎年、特別番組を制作しています。

さまざまな看護の現場や看護職の働き方について、紹介したテレビ番組です。

 

今回は、11月21日にBS日テレにて放映された
「医療的ケア児を支える看護師たち~子どものいのちと成長のために~」が
日本看護協会のホームページに掲載されました。

 

青森県にも、142人(青森県・青森県医師会調べ)の医療的ケア児がいて、
訪問看護師たちが頑張っています。

 

当協会でも番組の放映について、ホームページでお知らせしましたが、
見ることが出来なかった方は、ぜひご覧ください!

 

(視聴はこちらから→日本看護協会ホームページ 「テレビ特別番組」

 

 

平成30年度 第2回青森県医療安全管理者交流会が開催され、36名が参加されました。

 

「入院による生活機能障害を最小限にする看護の取り組みと安全管理」のテーマで

お二方の講師に、それぞれ以下の内容でご講義いただきました。

 

1.地域包括ケア時代の急性期病院看護の役割と安全管理について

  ~看護管理者の立場から~
2.入院による生活機能障害を最小限にする看護

  ~身体拘束縮小への取り組み~


参加者からは、”研修参加の満足度が高く、現状を見直す機会になった”

”他病院のマニュアルや取り組みがとても参考になった” 等の感想が聞かれました。

 

大変寒い中での研修でしたが、みなさん暖かな気持ちで帰られたと思います。
今後は、ネットワークシステムを活用した交流も活発になることを期待します!

 

今週は以下のスケジュールで、常任委員会の次年度計画・予算案ヒアリングを実施しました。
  5日 教育委員会
  6日 災害看護活動委員会
  7日 看護労働環境対策委員会・医療・看護安全委員会

看護協会の委員会活動を、病院で活かしましょう。

 

例えば....

・教育委員の方々には、各病院には院内教育をつかさどる部署があると思いますが、

 病院として開催しなければならない研修項目もありますので、是非発信してください。

 

・災害看護活動委員として活動していること、また災害支援ナースについて

 院内に周知していると思います。

 災害支援ナースの所属施設のリーダーの皆様とともに、その方々が率先して

 病院の防災に関わるよう、そして病院の委員会メンバーになるよう

 支援をお願いいたします。
 先日、日本看護協会と連携し、災害支援ナースの派遣調整訓練(シミュレーション)が

 行われました。院内に訓練が行われることを周知することで、病院の意識の向上に

 つながると思います。

 

・看護労働委員の方々は、まさに旬である働き方改革の情報を持っています。

 ぜひ、各施設で発信してください!

 なお、当協会ホームページに、夜勤・交代制勤務ガイドラインの普及に関する

 調査結果を掲載していますので、ご活用ください。

 

・医療・看護安全委員は、病院で最も注力していることであり、

 インシデントレポートの多くは看護部から提出されます。

 病院で中心的役割を担っていることと思います。

 

看護協会の委員会活動は組織貢献につながることを、院内に知ってもらうことも大切です!

 

青森県病床機能転換専門研修事業は青森県からの受託事業です。
事業名からは、なかなか研修のテーマが分かりにくいと思いますが、

「病院からつなぐ地域包括ケア看護実践者育成」研修会を紹介します。


講義が6日間、地域包括支援センター見学実習1日、病院地域医療連携室見学実習1日、

居宅介護支援事業所見学実習1日、訪問看護ステーション実習2日の計5日間。

その後、事例検討2日で、最後の1日は事例発表会です。

 

今年度の受講者は36名で、研修は10月からスタートしており2月で修了します。

長丁場のうえ、実習があるので苦労すると思いますが、

その分だけ実践能力が向上すると思います。

 

この研修はH 27年から3年間弘前大学で開催していた、

つがるブランド地域先導ナース育成事業を、今年度から看護協会で継続しているものです。