ご存じの方も多いと思うが、青森県の県花はリンゴの花である。

そして私は、リンゴが大好きであるりんご

リンゴの銘柄といわれると、ほんの数種類しか知らないが、

秋から冬にかけては、ほとんど毎日食べるくらい好きな果物である。

 

とある冬のりんご畑で、数人の男性が木の周りで話し合っていた。

おそらく、剪定作業の指導を受けているのだろう。

リンゴ農家にとって、1年のスタートは剪定で始まると言われている。

 

りんごは、木の形をつくるだけで4~5年を要し

1本の木が、最大の収穫量を得られるようになるまでには10年程度かかるそうである。

 

剪定は大変難しい作業で、「千本の木を剪定しなければ一人前になれない」と言われている。

一人前になると、頭で考えるのではなく、感じるままに枝切りができるようになるとも言う。

故にベテランのそれは、まさに芸術的作業だそうだ。

 

人材育成や子育てについても

必要時に水や栄養をやり、陽をあて、余計な枝を切り

植物を育てることと同じだという。


さて、リンゴと言えば、タレントのリンゴちゃんと

リンゴ娘(RINGOMUSUME)が売れっ子としてテレビ等のメディアで活躍している。

明るく、元気で、健やかで、青森のイメージを変えてくれそうであるキラキラ

日本看護協会出版会が出版している日本看護協会機関紙「看護」に
「常任理事のマンスリー通信」のコーナーが連載されているのをご存じでしょうか本

 

看護 最新号である2月号のP24に
日本看護協会 荒木暁子常任理事が
「東北の特定行為を終了した認定看護師の活動のエネルギー」
と題して紹介しています。

 

その内容は、当協会が昨年11月23日(土)に開催した研修
「看護師特定行為研修制度の理解と活用」からの紹介だと思われます。

 

看護が伝わりますので是非ご一読ください!上差し

 

12月の県民だよりに、三村知事が

~ 保健師さんが語る「大切なこと」 ~
と題してコラムを寄せています。


地域社会という現場に立脚し、いのちと暮らしを見つめ、

守るために頑張ってきたプロフッショナルたちがいる。

それは行政保健師の方々であると、述べています。

昨年の1月7日のブログに、1月3日付の新春知事対談について記載しました。
年頭に2年続けての知事からのメッセージを拝読し

保健師に寄せる熱い思いを感じます。

昨年の第48回の青森県看護学会において、

統括保健師の配置に関する意識調査について、保健師職能委員が発表しました。

今では当たり前となりつつある看護職の副院長ですが、

約10年前は「看護職を副院長に!」と言われていた時代を懐かしく思い出しました。
 

知事の進める「青森県型地域共生社会」を実現するためにも

各自治体に統括保健師の配置が進むように取り組みたいと思います。

新年あけましておめでとうございます門松


暦の上では9連休でしたが、現場は暦など関係なく24時間365日ですから
年末年始に勤務された方々は大変お疲れ様でした。

 

6日の御用始めは、寒の入りでしたが、本当に1月なのかというくらい雪は少なく、

とても静かなスタートとなりました。

 

寒に雪が少ないと凶作と言われているとか。

また、暑さによる災害なども心配されます。

 

今年は、オリンピック・パラリンピック年です。

世界各国から、医療やホストタウンなどの対応もあり

多方面において危機管理に努める必要があります。

 

夏季オリンピックが日本で開催されるのは1964年の東京オリンピック以来ですから

昨年のワールドカップ以上に共に盛り上がりましょう!

 

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。鏡餅

 

通りには立派な門松が飾られ、街は新年を迎える様相を色濃くしています。

あと何日かで改元という節目の一年が終わります。

 

新年は災害の少ない、健やかな一年になるよう願うと共に、

変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

医師と看護師は車の両輪とよく例えられる。

学ぶことと実践は両輪とも言われる。

はて、夫婦は人生の両輪だろうか。

いや、そうあるべきなのだろう。

 

人は、大切なことや本当のことは、なかなか言えないことが多い。

両輪は日常であるがゆえに、難しいことでも言葉にする努力と

言葉で整理することが求められる。

 

そこから生まれるチームとしての空気感が大切だと思う。

それがONE TEAMへの道ではないだろうか。

今年の医療安全管理者養成研修は11月13日から12月5日まで例年通り7日間開催した。

昨年は研修を開催しなかったこともあるが、今回は69名もの受講申込があり、ニーズの高さを感じる。

 

最近、郵便局職員が郵便物を配達していなかったというニュースがあった。

配達カバンを確認するルールとなっていたらしいが、それを行っていなかった。


またパイロットが乗務するとき携帯すべき免許証を携帯していなかったということもあった。

これもまた、乗務前に免許証を確認する手順を実施していなかった。

 

チェックするためのシステムを有しても、それを運用するのは人間である。

組織の安全文化を醸成させるためには、学習する組織であることが必要だと思う。

継続するために何をするか、どう行動するのかを考えなければならない。

 

来年は医療安全指針が変更されます。

それに伴い、研修内容も変更して開催する予定です!

「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」がイチローの故郷である愛知県豊山町で行われた。

24回目となる本大会も、イチローの引退と同じくして今回で最後となるそうである。

閉会式に登場したイチローは、小学生にふたつの言葉を伝えたという。

 

ひとつは、価値観の変わる出来事を体感してほしい。

知識として持っているのではなく、外に出て自分の身で体験してほしいということ。

 

ふたつめは、しっかりとした課題や目標を持って、自分を鍛えること。

厳しく教えることが難しい時代になったから。

 

私自身、看護師として、ケアを提供する立場と、

ケアを受ける患者の立場で物事を見て考えてきたつもりである。

今回、ケアを受ける患者体験と、その患者の目を通してケアを提供する側を見ることができた。

 

結果、あらためて気づかされることが山ほどあった。

イチローの言う価値観を変えるツールとして、体験は最も効果的であると心底実感した次第である。

他の人よりタクシーを利用する方だと思っている。

とある日に、順番待ちで乗った個人タクシーでのこと。

 

ふと、車内に音楽が流れていることに気づいた。

しばらくの間、やわらかなシートに身を委ねたまま、目をつぶって聞いていた。

 

少し経ち、目を開けたら、

白髪交じりの運転手さんに「いいでしょう?ジャズです」と話しかけられた。

 

私が「心が落ち着きますね」と答えると、

「余裕をもって働かなければね。今日も適当に働いて帰りますよ」

と彼は笑いながら言う。

 

さらに私が「余裕ってどういうことですか?」と尋ねると

「そうねぇ、身の丈を知るということかな」と答えた。

 

その言葉にピンときた。

"足ることを知って及ばぬことを思うな”

これはまさに私がいつも肝に銘じていることだ。

 

とはいうものの、あれもこれもと欲が絶えることがない。

これもいつも感じていることだ

 

はたしていつになったら余裕をもって働けるようになるのだろうか。

これもまたいつも思っている。

 

たかだか20分ほどの乗車であったが、ジャズの音楽の中で

深く思案する、とても濃く心地よい時間を過ごした。

自分を見つめ直すきっかけをくれた、運転手さんとの忘れられない会話である。

12月6日パシフィコ横浜で日本看護サミット2019が開催され

約3,100名が参加しました。本県からも多数参加したと思います。

 

「日本看護サミット」は、国民のニーズに応える看護の実践と、

あるべき将来像の実現のために、トップリーダーが力を結集し、

看護の政策課題と解決に向けた戦略を議論・提言・検証することを目的に

隔年で開催しているものです。

 

2015年には「看護労働政策」、2017年には「看護基礎教育」をテーマとして

「日本看護サミット」を開催してきました。

訪問看護サミットは日本訪問看護財団により毎年開催されています。

 

2019年の主題は「地域包括ケアシステムの推進」とし、

今回はこれを踏まえて「訪問看護サミット」との共催により

「日本看護サミット2019・訪問看護サミット2019」として

"看護が創造(つく)る 地域の未来 ~つなげよう!166万人の看護の力~”

をテーマに、盛大に行われました。

 

プログラムは

 特別講演「未来の看護に望むこと」

 鼎談「超高齢・人口減少社会に期待される新しい看護の形」

 シンポジウム「今、看護が創造る地域包括ケア」

などが行われ、いずれも示唆に富む内容でした。

 

地域包括ケアと看護をめぐる現状と課題を確認し、

166万人の看護職たちで、地域の看護提供体制を実現するため

今後の看護を考えるうえで多くのヒントを得ることが出来ました。

 

必見の価値ありですから、是非資料等をご確認ください!