ご存じの方も多いと思うが、青森県の県花はリンゴの花である。
そして私は、リンゴが大好きである
リンゴの銘柄といわれると、ほんの数種類しか知らないが、
秋から冬にかけては、ほとんど毎日食べるくらい好きな果物である。
とある冬のりんご畑で、数人の男性が木の周りで話し合っていた。
おそらく、剪定作業の指導を受けているのだろう。
リンゴ農家にとって、1年のスタートは剪定で始まると言われている。
りんごは、木の形をつくるだけで4~5年を要し
1本の木が、最大の収穫量を得られるようになるまでには10年程度かかるそうである。
剪定は大変難しい作業で、「千本の木を剪定しなければ一人前になれない」と言われている。
一人前になると、頭で考えるのではなく、感じるままに枝切りができるようになるとも言う。
故にベテランのそれは、まさに芸術的作業だそうだ。
人材育成や子育てについても
必要時に水や栄養をやり、陽をあて、余計な枝を切り
植物を育てることと同じだという。
さて、リンゴと言えば、タレントのリンゴちゃんと
リンゴ娘(RINGOMUSUME)が売れっ子としてテレビ等のメディアで活躍している。
明るく、元気で、健やかで、青森のイメージを変えてくれそうである