先日、子供連れの若い母親に声を掛けられた。
しかし誰だろうか。身に覚えがない。
普段、マスクをするようになり、顔バレしないのはいいこともあるが
逆にこちらも気づかず、失礼することもある。
人違いだったのかな?

マスクが必須となってからは
子供にとって、話す相手の顔の表情がとても重要で
保育園では保育士の表情が、子供へ与える影響が話題になっているとのこと

顔はモノを言う?ということだろうか。

さて、スポーツ界では、ゴルフでのマスターズにおける快挙が大きな話題となった。
松山英樹のマスターズ優勝前日の表情をテレビで見ていたが
落ち着いた表情でとても充実しているように見えた。
表情とはやはり内面を表すものだと思う。
 

とすると

私は黙っていると、怒っているの?と言われることが割とあるが
これはどういうことだろうか。 

今年は芽吹きが早かった。

寒の戻りもあったが、桜と梅が同時に開花し

気が付けば、いつの間にか鯉のぼりも泳いでいる。

先日、知人が身内の出来事をメールで教えてくれた。
新型コロナウイルスに感染して軽症者療養施設に入所したとのこと。
その時の感想は、「看護師って、すげ~な」だったと。

当協会では保健所の電話相談と、軽症者療養施設にそれぞれ看護職員を常駐させている。

軽症者療養施設では、直接的なケアは行わないものの
入所・退所時、毎日の健康観察の中で、そのように感じたのであろう。
自分の中で持っていた看護師へのイメージを上回ることがあったに違いない。
文末には、家族も感謝していたと書かれていた。

さて、その軽症者療養施設だが、

利用者からの声が届くことはほとんどない。
しかし、少ないながらもこの寄せられた声は

看護師達にとって大きな励みになる。

そこで従事している職員からも「良かった」 「泣きそう」 「明日から頑張れる」

などのリアクションがあった。

裏方である協会職員も業務量倍増になっているが、皆ほっこり笑顔になった。
知らせてくれた知人にも、これをフィードバックした。
嬉しさの連鎖だった。

4月に入り2週間近くが過ぎてしまったが、令和3年度の到来である。

年度初めは物事を始めるのにはとてもいい季節であると思っている。

3月の年度末には、当協会の課長達を対象に、管理職向け研修を開催した。
東京の講師により、リモート受講である。
研修を受けた後の取り組みとして
課長達は翌日から”やらないこと”を決めてさっそく実践している。

これまでは”新たに何をやるか”を決めることが多かったが
この研修では、今までの悪癖を洗い出し”やらないこと”を決めたようだ。
これはありそうで無かった視点だと思う。

いずれにしても新たなことに挑戦である。
挑戦とは粘ること、可能性がある限り諦めずに続けること。
そのためには気持ちの持ち方が大事ではないだろうか。

研修では、講師とのロールプレイなどを交えての双方向での内容で
受講者全員が、一日楽しかったとの感想であった。
新年度、気持ちのよいスタートである。

友人から脳トレの類が送られてきた。
いわゆる認知機能を試す謎解きの一種である。
トライしてみたがなかなか解けず

時間をおいて、翌日あらためて考えてみたが結局ギブアップとなった。

某日、ガソリンスタンドにて

スタッフ思われるようなジャンパーを着た人に問いかけたら
私違いますと言われ、お互い顔を見合わせ苦笑い。 
違う場面では、電話で予約時間を間違えそうになり双方で爆笑したこともある。
まぁ、笑いで済ませることができるうちはいいのだが・・・

浜通りを散歩しながらいつも思うのは

あの海のように、雄大で寛大でありたいこと。
いやいや、まずは自分に優しくないと人にも優しくできないからと
自分には限りなく寛大である口笛

さて、いよいよ明日から新年度である。
エイプリルフールと笑われないように
海を感じながら寛大さを考えたい。

3月は雨が多かったせいか

あれだけあった積雪も、消えるのが早かったように感じる。


保育園の園庭にある遊具も

雪から保護するためにブルーシートで覆われたていたが

雪解けとともにその姿を現した。


春の彼岸の墓参も、残雪が少なく、とても楽だった。
植込みの雪囲いも取り外され、バス停の除雪ボランティア用のスコップも撤収された。
雪の山が溶けた後には、泥やゴミが目立つようになった。

春といえば強風が代名詞だが、
風は自分次第で、追い風にもなるし向かい風にもなる。
今年も春は瞬間移動のようにやって来て、そして去っていきそうだ。

青森県内の医療的ケア児は、令和元年時点で166人と推計されており
その内訳は、就学前が71人、義務教育児童が38人、高校生以上が57人となっています。
高齢者の地域連携の体制は、入退院支援から在宅まで、ほぼ整備されていると思います。
あとは、連携の質とサービスの質が課題でしょうか。

医療的ケア児は、システムの整備に向けて動き始めたばかりです。
求められることが新しいので、浸透するまで時間を要すると思いますが
連携の基本は同じだと思います。
 

現場では、医療的ケア児コンサルテーションチームが発足し活動しています。
しかし、そのチーム名も耳新しく、看護師達に周知不足という声もあります。
「入院してから病棟間移動するとき、処置について質問したら
次の病棟で聞いてくださいと言われた」
「移動先の病棟で退院時に同様の質問をしたら
訪問看護師に聞いてくださいと言われた」という話も聞かれます。

とても残念な話です。

これから卒業する看護学生は、在宅実習を経験し、その知識を持って就職します。
若い人たちに教えてもらう楽しみを増やし、明るく新年度を迎えましょう。


青森県ホームページの健康福祉部障害福祉課に
医療的ケア児支援ハンドブックが掲載されていますのでご覧ください。

(青森県健康福祉部障害福祉課Webサイト「医療的ケア児支援ハンドブックについて」)

 

 

知人と、入院の体験談について話しをしてる中でのこと。
元気の源は、やはり基本的ニーズが整うことだという。
その体験談を聞き、看護の基本についてあらためて納得した。

多くの場合、何らかの問題を抱えて入院するため看護ケアが必要となるが
優先すべきは基本的ニーズを満たすことであろう。

認知に問題があると思われる方への言葉遣い。
薬剤師からの説明。

栄養士からの指導。 
さらには検査技師や放射線技師、リハビリの療法士の技術。
そして看護師のケアなど、発見と感動の入院生活だと語っていた。

当たり前の生活は失われて気づくもの。
回復し、取り戻すことでまた当たり前になるものである。
今年も、当たり前のように春を感じる日が増えてきたことがなにより嬉しい。

令和3年度の新人看護師は

基礎教育期間中に新型コロナウイルス感染症拡大をモロに受け

教育や実習の変更を余儀なくされました。

その結果、従来の新人に比べ臨地実習における経験不足が生じ、

質的にも量的にも大きな差があることによる影響が懸念されています。

 

病院看護管理者、教育担当者と看護師等学校養成所教員との

一層の連携が喫緊の課題と捉え、新人看護職員の育成を支援するために

「コロナ禍での新卒教育情報交換会」を2月20日(土)に開催しました。

当情報交換会では、「コロナ禍での新卒看護職教育」と題し
青森県立保健大学 健康科学部 看護学科長 木村 恵美子 先生にご講演いただきました。

講演に続き、下記の方々にそれぞれの立場から情報提供していただき、意見交換を行いました。 
  青森県立黒石高等学校 看護課 教諭 高 橋 愛 氏   養成校の側
  青森労災病院 看護部長         金森 美香 氏  受け入れる側 

  青森県看護協会 常務理事        山形 千晶    アンケート結果 
 

情報交換会に参加された方からの感想を一部ご紹介します。
 ・今年の卒業生が一番これまでに近い実習ができた学生となる
 ・これまでの1年間で育成してきたが、今後は1年半での育成が必要か
 ・来年、再来年の卒業生の方が心配である
 ・新人教育計画は、ほぼ立案済であったが、再立案を検討しようと思う
 ・令和4年度のためにも令和3年度の評価を共有する機会を設けて欲しい

新人教育が、その後の看護師人生を左右すると言っても過言ではありません。

臨床、教育、行政、職能団体が一体となり

よりよい看護を提供するという責任を果たしていくために

看護職を大切に大切に育てる必要があります。
 

教育現場から愛情を持って送り出し

それを受けて長い目で後輩を育成できるよう
スムーズにバトンが渡されることを願います。

そのためにも、今回の情報交換会にて共有できた情報を

現場に浸透させていただくことを期待しています。

本県地方公務員の男性育休取得率が全国4位と新聞に掲載されました。
本県は、色々とワーストな数値が並ぶことが多い中で
これは可能性を感じる数値だと感じました。

青森県のナースマンは、当協会における2021年度会費納入済会員が585人です。
非会員も含めるともっと多いはずです。
女性看護師は、産休後の育休取得率は割と高いと思われますが

ナースマンの産休・育休の取得状況は正直全くわかりません。

時代はジェンダーレスですが、
どこぞの会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」など発言し
物議を醸したり、それを受けてには今度はどこぞの会の代表が

「女性側にも原因がないことはない」と言ったことで非難を浴びたりしています。

今、ネットを中心に「わきまえない女たち」というキーワードが大きな声となっているとか。

私も「わきまえない女」でいきたいと思っています。

 

さて、福利厚生面も女性・男性区別なく考えていくのは当然の流れでしょう。

ナースマンのみならず、男性職員の育休取得が進むように皆で支援し
自身や看護管理者の積極的な取り組みに大いに期待したいと思います。
次回の調査では是非トップを狙いましょう!!

この冬は度々訪れる寒波により、寒さも積雪も記録的である。
かなりの悪天候にもかかわらずタクシードライバーの運転はすごいと思った。
結構、高齢のドライバーが多い様に感じるが、匠の技術に感心させられる。

以前、新青森からタクシーを使ったときのこと。
暫く走った後、運転手が理由も言わず

突然「申し訳ないが降りてもらえないか」と言い出した。
「え?!なんで?」と思いながらも「いいですよ」と返事をした。
 

聞くと、そのあと乗車予約があったことをすっかり忘れていたとのこと。
私を送り届けてからでは予約時間に間に合わないことに気づいたようだ
そのタクシーを降りた後、運転手が後ろからくるタクシーを停めてくれ
その運転手に「エンジンの調子が悪いから頼む」と私を申し送り
最後にいいお客さんで良かったと感謝された。

日常ではなかなかない楽しい体験をしたこと

そして、悪天候の中、無事に職場に辿り着いたことに感謝した朝であった。