「おおぐま座」「こぐま座」

 

 

このクマの親子は、もともとは「カリストー」「アルカス」というギリシャ神話の登場人物です。

 

 

 

  

 

 

   

 

 

 

ゼウスに騙され、ゼウスの子「アルカス」を産んだニンフ(妖精)の「カリストー」は、それに怒ったアルテミスに獰猛な熊の姿に変えられました。

 

「アルカス」は他のニンフに育てられ、ある日狩りに出掛けて、自分の母親とはわからず、熊の姿のカリストーを射ろうとします。

 

 

それを見ていたゼウスは急いでアルカスを子熊に変え、二人をつむじ風で天に舞い上げ、二人は星座となりました。

 

 

ですが二つの星座は、さらにゼウスの妻ヘラからの呪いによって、他の星座のように海に入って休むことが許されず、北の空を回り続けることとなったのです・・・

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

  「ミノタウロス」

 

 

 

 

 

牛の怪物「ミノタウロス」は、もともとは 星や雷光 を意味する「アステリオス」と名付けられていました。

 

 

しかし、呪われたクレタの王妃と雄牛との子どものため、牛の頭を持つ恐ろしい怪物の姿をしていました。

 

 

そのため後に、ミノスの牡牛を意味する「ミノタウロス」と呼ばれ、脱出不可能といわれる迷宮に閉じ込められてしまいます・・・

 

 

 

 

 

       

ボク「アステリオス」だったのに・・

 

 

 

 

 

 

「菅原道真」 (親しみを込めて「ミッチー」♪( ´▽`))

 

 

        

 

 

 

平安時代の右大臣「ミッチー」は、あまりにも優秀で、早い出世が貴族たちの反感を買い、陰謀により太宰府に左遷されます。

 

 

そして失意のうちに非業の死を遂げたのです。

 

 

その後関係者が次々と死ぬなど不幸が続いたことが、全部ミッチーのせいとされ、ミッチーは「怨霊扱い」になり、その怒りを鎮めるために北野天満宮が建てられました・・・

 

 

 

  

 

 

 

 

全く関係がないこれらの話なんですが・・

 

 

でも、共通点があるように思えて・・ ( ゚д゚)

 

 

 

 

     

 

 

 

 

おおぐま座になった「カリストー」

 

        

彼女は楽園、理想郷 を意味するアルカディアの王の一人娘で、大変美しい乙女でした。(「カリストー」は、最も美しいという意味)

 

 

牛の怪物「ミノタウロス」

 

 

ミノタウロスは、もともとは 星や雷光 を意味する「アステリオス」でした。   

 

 

怨霊「ミッチー」

 

 

秀才のミッチーは、学問の神さま天神さまです。

 

 

 

 秀才ミッチー

 

 

 

 

もともとは、素晴らしい存在だった・・

 

 

けれども「呪い」「妬み」によって、恐ろしい存在に変えられた・・(本来の姿が隠された?)

 

 

そしてカリストーは「北極」、ミッチーは「北」、ミノタウロスは「中心」に、魔除けのように封印されている印象です。

 

 

恐ろしい場所として意味をすり替え、天神の道(北、中心?)を、「通せんぼ」? ( ゚д゚)

 

 

 

 

 

 

北東の祟り神といわれる「艮の金神(うしとらのこんじん)」は、「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」と同一視されています。

 

 

その「国常立神」は、古事記で最初に登場する「天之御中主神(あめのみなかぬし)」と同一神とされ、さらに「大元尊神(だいげんそんしん)」(宇宙の根源の神)に位置付ける信仰もあり、大変重要な神とされています。

 

 

   

 

 

 

・・そんなことから前述の3人も、本来の意味がすり替えられて、北、北東、艮(うしとら)、鬼門が封印されていることの比喩では?

 

 

・・と思ってしまうのです・・ ( ゚д゚)

 

 

(鬼、牛、牛鬼=悪者扱い)(違う?・・(^。^))  

 

 

 

   理由なく退治?

 

 

 

 

本当は「キタカミの里」の「オーガポン」のように、鬼のように恐れられる存在も、実は悪者じゃないかもしれませんよねー!?

  ( ´ ▽ ` )

 

 

 

 

 キュートな鬼ポケモン「オーガポン」♪