「碇知盛(いかり とももり)」(錨知盛)
「碇知盛(いかりとももり)」とは「壇ノ浦の戦い」で平家が滅亡する際の一場面を、歌舞伎や浄瑠璃で上演される際の通称です。
「碇」は船の「錘(おもり)」、
「知盛」は戦で総大将をつとめた「平知盛(たいらのとももり)」のことを指します。
平知盛
平安時代末期の「壇ノ浦の戦い」で、源氏と激しい戦いを繰り広げていた平家ですが、もはや勝ち目のないことを悟り、入水による滅びの道を選びます。
知盛は、一人、また一人と入水する味方を見届けた後、自らも
「碇の艫綱(ともづな)」を体に巻き付け、海中へと身を投じました・・・
山口県下関市みもすそ川公園の「平知盛像」
(このお話は歌舞伎の「義経千本桜」という演目に登場し、また岩手県の行事「盛岡山車」の演し物にもなっています)
前回「綱」について書きましたが・・
↓
「綱を体に巻きつける」・・というところが、「茅の輪」や「ガネーシャ」「オリオンベルト」「ナルトの大蛇丸、サスケ」などと、共通しているような・・? ( ゚д゚)
また、「綱」を巻きつけ「碇」を沈めるというところ・・
こちらは片岡仁左衛門さんの「碇知盛」
「綱」+「鉄」?
この組み合わせが、ヤマタノオロチから草薙剣が出てきたことに似てる気が・・? (・Д・)
(オロチ=綱 剣=碇)?
・・世界のいろいろな神話や伝説は、全部同じことを、違ったストーリーで表現しているだけなのでは・・?
・・なーんて、思ってしまうのでした(どうかなあ?(・∀・))
またまた登場 ♪ ( ´ ▽ ` )
「土佐犬横綱」!