以前「3頭の獅子」と「3人の女神」について書きました。
↓
「3」、「獅子」、「女神」・・
これが「雄獅子2 + 女神1」の組み合わせになっているものがあります。
スペイン、マドリードの噴水広場、2頭のライオンがひく戦車に乗る「大地母神 シベーレス の女神像 」です。
「シベーレス」とは、アナトリア半島のプリュギアで崇拝された大地母神「キュベレー」のスペイン語読みです。
キュベレーとは「知識の保護者」という意味。
古代メソポタミアのシュメールの女王「クババ 」、アナトリアの「アグディスティス」、ローマ神話の「マグナ・マーテル」などと同一視されます。
クババ
そのキュベレーの戦車をひく2頭のライオンの名前は「アタランテ」と「ヒッポメネス」。
ギリシャ神話に登場する女性の狩人と、その夫です。
2人はキュベレーの怒りにふれ、ライオンの姿に変えられたのです。
・・なので神話に従えば、ライオンは雄と雌であるはずなんです。
ですがライオンはどちらも、たてがみがある雄の姿をしています。
(これがなぜかは分かっていないそうです)
2頭とも雄でなければならない?
=「男2+ 女1」という組み合わせにしたかった?
(考えすぎ?単に間違えたorビジュアルがいいから? ( ̄∇ ̄))
以前取り上げた「3頭獅子舞」も、「雄獅子2頭」と「雌獅子1頭」で、「男1 + 女2」の組み合わせです。
(ちなみにあの方は女性ですね(・∀・))
ギリシャ神話のスフィンクス
また「鏡の国のアリス」では、アリスとトゥイードルダムとトゥイードルディーが「3人で桑の木を回る」シーンがあります。
=「男2+ 女1」
それについてはこちらにも
↓
「男」+「男」+「女」
この組み合わせに意味があるのか・・?
「奇数」+「奇数」=「偶数」とか・・? ( ゚д゚)
「陽」「陽」「陰」?
・・全く意味はないかもですが・・^_^;
なんだか気になっちゃうんですよねー!(・∀・)
また、同じようなパターンを見つけたら、書いてみたいと思います (^。^)