Manhattan Island Marathon Swimテーマ:ブログ
今日はニューヨークのマンハッタン島の周回スイムを紹介しよう。1周28.5マイル(約42km)のマラソンスイムイベントだ。毎年6月に開催されるのだが水温が平均で17~19度と低い。とても日本人では耐えられない冷たさだ。このイベントはソロで泳ぎきることも可能だが、2人・4人又は6人のリレーで行うことも出来るのである。まずエントリー料の高さにビックリだ。
Solo Swimmer $1,415(ソロ部門は日本円で約14万2千円) 2 Person Relay Team $1,625(2人リレーでは約16万3千円)4 Person Relay Team $1,770(4人リレーでは17万8千円)6
Person Relay Team $1,965(6人リレーでは約20万円)6
Person Corporate Relays $6,500(これは何か寄付行為といったらいいのか企業単位で6人リレーに出場する場合には何とUS6500<日本円で65万円だと>)
それにエントリー料さえ払えば誰でも出られるのかといえばそれはNO。予選会があるのだ。そこで充分なすい完泳に耐えうる体力と泳力があると認められた者が出場できるのである。資格の欄に;
Solo Swimmers
Qualifying Swim includes:
2007年又は2008年のマンハッタンスイムのソロ完泳者又は2人リレー完泳者
2007年又は2008年イギリス海峡ソロスイム完泳者
2007年又は2008年のカタリナアイランド海峡スイムソロ完泳者
17~19度の水温下でウエットスーツなしで4時間以上泳ぎ続けられる者とある。
冗談じゃないよね!いったい誰が耐えられるって言うの?
当然リレーの参加者にも厳しい条件がつけられている。それでも毎年出場したいと志願する者があとを絶たない人気のスイムイベントである。
http://www.nycswim.org/Event/Event.aspx?event_id=1902&from=overview
興味のある者は2009年6月6日朝07:00にスタート(制限タイム9時間30分)だそうである。
ワークアウト:サンプル002
【今日のトレーニングポイント:】
① 短距離のペース
② 両側呼吸のテクニック
③ブリーズコントロール(呼吸制限)
トレーニングメニュー:
■ウオームアップ:
200m フリースイム
小計:200m
■メインセット
50mx8本 イージー&ハード(25mをリラックスして泳ぎターンしてからダッシュ)1分30秒サークル
100mx5本 プル(プルブイを装着) 2分サークル
50mx6本 (呼吸制限1/3.1/5) 20秒レスト
小計:1,200m
■ドリル:
50mx6本 (両側呼吸) 15秒レスト
50mx6本 スイム(1/6)呼吸制限6回に1回呼吸 20秒レストで
50mx4本 キック 1分30秒サークル
小計:800m
■スイムダウン:100m
合計:2,300m:
<ワークアウトのメニュー例>
オフシーズンにしっかりと泳ぎこんでおくことが大事なことはわかっていてもなかなか実践できないのはなぜ?漫然とただ距離をこなすだけに終始していませんか?特にセット本数が多くなると単調で退屈だと感じることがあるのでは?そんな時にトレーニングごとにテーマを決めてそれに見合ったワークアウトをすることによってマンネリ化を防ぎ効果的なトレーニングができる。今日からあなたもテーマを決めてトレーニングに励んでください。そのためのサンプルワークアウトをいくつかご紹介して行きます。これはあくまでサンプルですのでご自身に見合ったテーマそして距離を工夫・設定して取り組んでいただければうれしい。
ワークアウトサンプル:001
【今日のトレーニングポイント】
①耐久力とイーブンペースの習得
②アーム力とキック力の増強
③酸素摂取能力の向上
トレーニングメニュー:
■ウオームアップ:
100m キック・フリーを交えて
100m プルスイム(プルブイを装着)
100m スイム
小計300m:ウオームアップとしてリラックスして身体をほぐす。身体がやや暖まってきたらいよいよメインセットにはいろう。
■メインセット
100mx10本 30秒レストで
50mx4本 1分サークル
小計:1,200m:100mを30秒レストでそれぞれをイーブンペースで泳ぐことに慣れる。まずは自分で達成できるタイムを想定して1本づつ同じタイムで泳ぐことを目指す。これによって持久力とイーブンペースの習得につながる。そして50mを5本1分サークルでやはり同じタイムで戻ってこれるようにする。
■ドリル:
25mx4本 ヘッドアップスイミング
50mx4本 1分30秒サークル
小計:300m:ドリル練習として目標物を確認しながら泳ぐテクニック(ヘッドアップスイミング)を25mx4本トライしてみてください。これは速く泳ぐjことではなく、目標物を確認することが重要なのでできればプールの反対側にキックボード等を立て、それを瞬時に確認しながら泳ぐことを心がけてください。
■
スイムダウン:200m(イージースイミング)からだの疲れを癒すために全身リラックスして
合計:2,000m:今日のトレーニングは合計距離2,000mとなる。