トレーニングにおける心理
第七段階 リハーサル
1.レース全体をイメージしよう
1回でもオープンウオータースイミングレースに出場したことのある人は誰でもレース全体をイメージすることができますよね。自分のレース全体を振り返るときに重要なことは何でも否定的に物事を捉えないこと。特に体力的にあそこはきつかったとか・あんな波は乗り越えられないとか思わずに、「わたしがイージー・ハードの練習で学んだ「スピード変化」を駆使して、競争相手を抜いてやる~」「第一ブイを回ったときにぴったり相手につき、ドラフテイングテクニックをつかって真後ろに位置取りして、最終ブイを回った段階であの人をぶっちぎるぞ~」というふうにいい面を数多くイメージしてレース全体を考えること。前向きな考え方で心理状態も前向きになり、そして体も自然にそれにつられてゆくものですから。
2.ポジテイブイメ-ジの習慣をつけよう。
前向きにイメージし、考える習慣をつけることは何もレースだけをイメージするのではなく、普段の練習から「あの前向き呼吸をして目標物を確認すれば最短距離を泳げて、いい結果がでるわね」「制限呼吸練習のときに左右の交互呼吸を習得してしまえばレースで水を飲むこともなくなるわ~」というふうに、こうすればベターになるという考え方を持ってイメージしてゆこう。これぞまさしくポジテイブシンキングです。
18th ANNUAL CHICAGOMASTERS’ BIG SHOULDERS
OPEN WATER LONG DISTANCE SWIM
CLASSIC
今日はアメリカのへそといわれるシカゴ・ミシガン湖で毎年開催される“Big shoulder5k”を紹介する。コースは1周2.5kmを2周回するトライアングル方式のレーズだ。やはり人気イベントは5km。今回は603名のうち5km挑戦者が410名と多くを占めた。レースは9月6日にシカゴのオハイオストリートビーチにて朝08:00にスタートした。
(公式HPによると)
ハリケーン“グスタフ”がシカゴ地方を襲ったわずか2日後、ミシガン湖は水温がいっぺんに10度近くも下がり非常に厳しいコンデイションであったが603名のスイマーがシカゴビッグショウルダーに挑戦した。410名が5kmスイムに、193名がスプリント勝負の2.5kmに出場。
5kmの結果はエリックニールセンが56分38秒で優勝。2位にはワシントンDCのスツワートマーチンが57分21秒で入り、3位には北京オリンピックにも出場したブルガリア出身のマイクアレクサンダーが57分24秒で入賞。女子はエリカローズが1時間1分13秒で優勝した。
なお年齢別では地元シカゴのジョージウエンデイット(60-64歳区分の1500m世界記録保持者)が1時間3分11秒で勝利した。そして1960年のオリンピック選手であるマイケルリードが英国から出場した。彼は今年の世界のスイムレースを目食い利めぐり、アルカトラス・フィジーそしていくつかのレースを回ってここシカゴにも出場した。
来年2009年9月12日に開催されるBIG SHOULDER5Kは全米マスターズ水泳協会公認の5km全米選手権として行われる予定。
くわしくは;
http://www.bigshoulders.org/index.htm
トレーニングにおける心理
第六段階 自信をもつ
1.練習に裏付けられた自信
いまこそレースで自信がもてるような強固な裏づけを持とう。今の時期は筋力アップ・耐久力養成・スピードアップ・柔軟性・ストロークテクニックなどに練習に集中すること。そうすれば必ずあなたはレースでそれが自信となっていい結果がでるものです。そう自分を信じて・自分のやってきたトレーニングの成果を信じて。だからそこいまトレーニングをしようではありませんか。
2.自分自身を信じること
自分自身を信じること。絶対に勝てると。その自信は必ず行動に表れるもの。かつてないほどトレーニングを積んで臨んだレースは必ず結果が出る。その自信は厳しいトレーニングによってもたらされたものであるから。その裏づけがなければそれはただのたわごと。うそつきで終わってしまう。
3.自分は“できない”なんて君の辞書からはずせ
“もうこれ以上できない”とか“これ以上は速くならない”だとか、そんな証拠はどこにもないし、やればできる。だってそうじゃない?10年前に誰が100mを47・48秒台で泳ぐことを予想したの?それはなしえないのではなくただやったことがないからにすぎないのだから。あなたもいっしょです。いままでやったことがないならそれは可能ということ。できないと思うんじゃなくやればできると自分を信じること。すぐに愚痴を言い出す人。「いや~最近の調子じゃ~ちょっとむづかしいわね~」「そんな泳ぎしたことないから~できないわ~」「自分には最初からできないとおもうの~」なんて弱気の虫は捨てて。自分の限界に挑戦しよう。そしてできないなんて言葉はあなたの辞書からすてちゃいなさい。ホントに。