shino-1のブログ -17ページ目

日本三大渓・奥松島大会の成功にむけて②

松島湾最大の島”宮戸島”に進路をとれ~
会場となる東松島市大浜海岸は入り組んだ地形の先端にぽっかりと開けた場所に位置し、目の前が”宮戸島”である。スイムレースはその宮戸島にむかって泳ぎ出てゆく様はまさに壮観で選手にとってもなかなか味わえない感動であろう。

スターとゲートから見た宮戸島

目の前に見えるのだが実際は2km以上あるのだ

奥松島独特の岩肌

長年にわたる浸食作用によってできた岩

大会本部を通してみる宮戸島

さ~これから感動のシーンをおみせしましょう・
れすきゅ魂のガードたち

宮戸島をバックに自分たちのスペースを確保する選手たち

前方の宮戸島を眺める選手

スタート前にコース全体をチェックする選手

結構沖合いは波がきてんじゃないの~・ど~すっか

いよいよ召集の時間だー

スタート地点にむかう選手

ちょっとひんやりする海水が心地いい~

わ~・つらかったけど最高!!

ここはダッシュしかね~

ま~こんなもんすっかね~

気持ちイイッス!

け~へばったー・沖合いの波がよ~

俺って結構色白?

すっごい満足・ありがとう~

おっとっと・波打ち際はふらつくんだよね~

あれ?ゴールってどこだっけ?

きゃ~そんなに見ないでよ~

かっはっは・どんなもんでしょ~・

おう~・かに・かにさんの登場だ!

ククク・あたし~ジョッギング得意だからー

わっはっは・思わず笑ってしまうのよ~

あらやだ~もー・目が回ってる~

ちょいちょいって感じかな~

あ~・日に焼けるのがいやなの~

しめしめ・こいつの真後ろにいて正解だよ~ん

ぐすん・ぴったりつかれてつらかったス・

また勝っちゃったべ~

僕は順位は気にしてませんから~・でもくやっしス

おじさん・おばさんたちって遅いんだもん
う~ん・面白かったー

みなさん・いいレースでしたか~
しっかり泳いでましたねー・僕も楽しめました
このように奥松島大会はローカル色が強くて・気楽で楽しい・やはり地形がそうしているのかも・

宮城・奥松島大会の成功にむけて

日本海・山形大会を振り返る
2009年8月16日(日)に宮城県東松島市の大浜海水浴場にて日本三大渓奥松島大会」が予定されているが、それ以前は東北地方のエリア大会として山形県鶴岡市にて山形大会を実施していた。

大会会場となった山形県鶴岡市湯の浜海水浴場

直前の台風通過によって海岸は大荒れ・流木等の撤去で湯野浜温泉観光協会の皆様がご苦労されていたのを思い出す。


関係者全員で海岸清掃をしていただき開催にこぎつけた

海岸の脇は湯野浜温泉・東北でも屈指の温泉宿が立ち並ぶ


台風一過というかすばらしい天候に恵まれ選手たちは超ゲンキ

選手宣誓

召集風景1

召集風景2

会場設営風景

スタート前の緊張

湯野浜は日本海特有の波と流れがあるのでそれらを充分確認してのスタート

遠浅なのでスタート地点まで歩く選手たち

スタート場面

選手たちはいっせいにスタートしてゆく

午前中は波も安定して静かに見えるのだが海上では流れがあり、選手はまっすぐ進んでいるように見えても大きく曲がってゆく

特に目標物が設定しにくいレースでは自分の位置を定期的に確認しておくために前だけでなくうしろのスタート地点と第一ブイとの直線のなかで自分の位置を確認しておく必要があるのだ

堤防等のさえぎる場所がないのでいったんコースに出ると思った以上に波が厳しく・スイマーを悩ませる

なるべく集団を結成してすすんでゆくとよい結果を生むものだ。

本部テントでは山形特産のずんだも餅が用意されていた


ゴールして着順札をうけとる選手


ゴールしてガッツポーズをとる選手・自画自賛かな?

栄光のゴール1

栄光のゴール2

ジュニア選手のゴール

入賞者たち

入賞者たち

入賞者たち

笑顔

もともと東北大会は新潟県村上市からスタートしてこの山形県鶴岡市に引き継がれ、そして現在の宮城県東松島市の日本三大渓奥松島大会へとつながってゆく
南の島などのレースとは違って東北地方の風情の残る風光明媚な観光場所でのレースもいいものだ。
ぜひ今年はETC高速割引を利用してグループで参加されることを期待する

博多湾・能古島の思い出

2009年8月30日(日)に福岡県志摩町で玄界灘固定公園・福岡大会が開催されるが、この大会以前に博多湾で横断泳をおこなっていたことを知っておられるであろうか。博多湾の沖合いに浮かぶ能古島海水浴場から福岡タワーやYahooドーム・ホークスタウンなどの遊べるスポットが集中している福岡の観光名所・シーサイドももち海水浴場までの横断泳を行っていたのである。残念ながら現在ではそのイベントは行われていないが福岡圏内のスイマーには非常に人気のあったスイムイベントであった。

天候がいいと手に取るような近さを感じるが実際にはこの博多湾は刻々と波の状況が変化してくるタフな海である。早朝は静かな海であるのだが、レースがスタートして選手たちがシーサイドももち側に近づくにつれて、博多湾特有の風の影響によって波が増幅されどんどん海の状態が厳しくなってゆく。泳力のある選手のほうが比較的楽に泳げて、後方から泳いでくるのんびりスイマーたちにはゴール直前非常に苦しい皮肉なレースとなっていた。


前日に行われた事前競技説明会の風景・選手は熱心に海の状況などを聞き入っていた。


選手たちは協議当日の早朝にフェリーで能古島側に渡る。

フェリーが能古島に到着すると、そのまま能古島海水浴場まで歩いてレースのスタートを待つ。

スタ-ト前の説明を受ける選手たち

スタートしてすぐにフェリー航路を横切らねばならず一気に選手たちはその航路を短時間で全員が横切るために徹底した選手への注意や約束事が告げられる。

フェリーの航路を横切った後はただひたすらダイエードーム(現Yahiooドーム)を目指して進んでゆく。

ビーチでスタートの合図を待つ選手たち。横断泳でうまく泳ぐコツは”最初は大きな目標物に向かって泳ぎ・徐々にその目標を小さく限定してゆくことだ”当然最終到達地のシーサイドももちの海水浴場などは見えないので、まずは大きな目標であるドームや鉄塔等を目標にして自分の泳ぐ方向をイメージする。そして途中徐々に到達地点の方向に向かって修正し、最後はビーチのどのあたりに上がってゆけばいいのかを確認するのだ。

いよいよスタートだ。フェリー航路を最短距離で横切るために選手は最終目的地とは違った方向に泳ぎ出なければならない。

最初に女子のスタート

スタートを待つ男子選手たち

女子選手たちが進んでゆく方向をじっと見つめる男子選手

男子選手のスタート直前シーン

男子のスタートだ。遠くにYahooドームや鉄塔が見える。

横断泳は目標物が見えていてもなかなか近づいてこないので自分自身が進んでいるのだろうか?と思わず自問自答してしまう。ようは一歩・一歩・ワンストロークづつしっかりと自分のリズムを刻んで泳ぐことが重要。自分との闘いなのである。

ゴール地点のシーサイドももち海水浴場

応援者はただひたすら選手の到着をまつ。

途中目標となるブイがあっても選手たちはどんどん広がってゆく

やっとゴール地点から選手の姿が見えてくる

ご覧のように博多湾はさえぎるものが無いために時間が経過するに従ってどんどん海の状況が厳しくなってゆくのが特徴だ

ライフガードたちも大変である。選手がいろんな異なる方向に泳いでいってしまうために外側から絞り込んでうまく湾内に到着できるように誘導しなければならない

ゴールも選手が近づくにつれて観客が増えてくる

選手たちがやってくる

栄光のゴールだ。やはり横断泳はまた格別の思いがする。より感激も大きいしゴールしたときの感動は計り知れない。

ビーチを上がって計測地点まで走る選手たち

着順札を渡される選手

地元テレビ局も選手の活躍を伝える

本部テントで着順を確定する

ゴールして水分補給を行う選手

無事故での終了をうけてライフガードたちは安堵の気持ちになる・福岡ライフセービングクラブの皆様には大変お世話になりました

地元の海岸で地道な安全活動をおこなうクラブのテントブース

入賞者たちの喜びの表情

入賞の女子選手

商品を受け取る選手


博多湾でのスイムレースは思い出深いものであった。
今年は玄界灘国定公園・志摩町芥屋海水浴場にて福岡での復活レースだ。
多くの参加者がそれぞれの思いで戦ってゆくことを期待している