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伊豆大島大会の魅力

伊豆大島大会は何と言っても離島を素晴らしさを体験できる唯一の場所であること。しかも都心から飛行機で35分、高速船で70分たらずで真っ青な空と紺碧の海がそこにあるのだ。



海側から望む大島・元町付近・高速船はこの元町に着くのだが大会会場はその南側に歩いてゆける距離にある湯の浜海水浴場だ。

大会会場となる湯の浜海岸

火山島ならでわの黒い砂だ。重たくて足にまとわりつく感じで走るには厳しい砂浜だ。

大会準備の為に用意されたブイ・砂袋・レスキューボードなど

ここのさえぎるものが無いために風が常時吹いている


海はダークブルーに近い独特の色をしていて離島を実感させてくれる

選手たちは泳ぎたくてわくわくしている

コース説明をしっかり聞いておくことが重要だ。

不安があれば質問をすること。まちがいなく中上級者用のスイムレースだ。400mの競技はない。なぜなら風による流れが変わったり沖での流れの速さが変わるのだ。泳ぎに自身のあるもののみが挑戦できるレースなのだ。

ここでスタートを待っているとなぜか気持ちが高ぶってくるの~

レース前はどんな気持ちでいるかはそれぞれだ。

どうすっかな~・最初のペースが大事なんだよ~

スタートを待つ選手

最終コールをおこなう

スタート地点にむかう選手

いよいよスタートだ。

スタートのホーンが鳴り響く・

スタートが非常に大事だ。この波を見てほしい。緊張して入水して波越えをおこなってスイム状態に入るまでが大変だぞ~。こんなときに学んだテクニックが役立つのだ。

波を見て波の上を超えるのではなく、波の下にもぐりこんで抜けるのだー

離島なので100mいくまでに波は厳しくスイマーを襲ってくるし、沖合いではもっと大きなウエーブがスイマーを待っている

目標物も目線が低くなるために見えにくい。後方の目標物もなく単調でしっかりと目標を見定めるためにもヘッドアップスイミングや立ち止まっての立ち泳ぎ・ブレストでの前方確認などのテクニックが必須となってくる。

なるべくグループでのスイムを
単独になると泳ぎにくい
まずはスタートして自分と同等かやや速いスイマーの後をしっかりとついてゆく(ドラフテイングテクニック)

この大きな波を抑えて前に進むためのフラットアーム&キャッチ泳法だー

ゴール近くは逆に波にうまく乗って進むための泳法(サーフィン)が重要なのだ。

ゴール付近は常時波が押し寄せるので注意が必要
タイミングをみてしっかりと足をつけて立つこと

このようなラフな状況でのスイムレースはここ伊豆大島ならでは体験です。きっと違ったレースが体験できること間違いなし

伊豆大島大会・自身のある者はでてこいや~

関西地区での初のOW練習会開催

東京でのOW練習会を終えて、長浜に移動し一夜あけた日曜日
の午後、長浜市の中心に近いショッピングモールの中にある長浜スイミングスクールへ行き練習会を実施。
まずは地元のジュニア選手を対象にスタート

2006年ナポリでの世界OWS選手権に日本代表として出場した高山裕其(10km)コーチの指導を受けるジュニア選手たち

ジュニアの年長組はやはり2001年福岡世界OWS選手権の代表選手であった(5km)野尻奈央子コーチの指導をうける

日本を代表するコーチたちの直接指導をうけて選手たちも興奮気味、コーチから与えられたメニューを一生懸命にこなしていた。日頃なかなかやる機会のないドリル練習等も興味をもって取り組んでいた。
将来の日本を担う選手たちはこのような機会を得てうれしそうな顔の連続でした。ギャラリーには父兄もいっぱい、自分の子供が直接指導をうけられるチャンスとあって乗り出すように練習風景を眺めていたのが印象的

ジュニア選手の練習会を終えて、その後に行われる大人のOW練習会の参加者との合同写真を記念にとる
いよいよ関西地区での始めてのオープンウオーター水泳練習会のスタートだ。多くのスイマーガ参加し、中には何と沖縄からはせ参じた参加者もいて会場は熱気に包まれた。

高山コーチの指導をうける上級のスイマーたち
クラス分けは東京会場と同様に初級・中級。上級にわけてそれぞれ中村監督・野尻奈央子コーチ・高山裕樹其コーチが担当して行われた。

中級は野尻コーチの担当だ。笑顔を常に絶やさずポイントを説明してゆく風景にすがすがしさを感じる。参加スイマーたちもおもわず笑顔がこぼれる

ひょうきんにVサインを送る野尻コーチ・笑顔で結構きついことをさせてしまうともっぱらの評判でした~

前半はドリル練習で苦戦をしたいた参加者たちもコースロープ゚をはずしたオープンウオーター状態での練習に切り替わった後半では参加者たちは生き生きと泳ぎまくっていた。シーズンが待ちきれないといった雰囲気がひしひしと伝わってくる


王初級・中級クラスの参加者たちは中村監督の”どんな海の状況での的確に波をキャッチして進んでゆける泳法”を指導され、最初はプールでの泳ぎ方と異なる部分があるので戸惑っていたが、だんだん身についてきたのかスムーズなストロークにかわり”いままで以上に進んでゆく感じがする~”との声がでる

最後は全員でコースロープを取り除いたオープンウオーター状態での連続泳。4人一組でのドラフテイング・2人一組での付加を掛けてのプルスイムなどを体験する

プールの四隅を周回して泳ぐ場合にも壁にターンするのではなく、ブイを周回することをイメージして方向を転換するトレーニングにも選手たちは熱心に取り組んだ。
このようにプール全体を使った練習は普段でのプールトレーニングでは決して味わうことのできない体験で参加者たちには非常に好評であった。

また時には方向を変えてプール中央で4人のスイマーが順位を変えながら連続泳をおこなうインデイアンドリルというやり方を中村監督に指導され、”海での実際のレースを想定してスピードの変化に対応するようなトレーニング体験ができてよかったとの声がでていました。

またOWSの基本的なテクニックであるヘッドアップスイミングもこの連続泳の中で指導され、初級・中級そして上級のそれぞれの違ったやり方を学んで参加者たちは感心しきり。






このように初めて開催された関西地区・滋賀県長浜市長浜スイミングスクールでのオープンウオーター水泳練習会もあっという間に時間が経過し終了となった。またこのような機会を琵琶湖大会に向けて開催してゆきたいと考えておりますので宜しく御願いします。今回の会場をご提供いただきました長浜スミングスクールの関係者の皆様にあらためて御礼を申し上げる次第です。

今回東京と滋賀で開催した練習会のアンケート結果をまとめてちかいうちに発表する予定です。

オープンウオーター水泳練習会開催さる

28日(土)は東京で、そして29日(日)は長浜でそれぞれオープンウオーター水泳練習会が開催され定員を超えた参加者でプールは大賑わい・そして参加者したスイマーたちは豪華な指導陣のもと楽しい練習会となりました。

東京会場(足立区東綾瀬公園プール)では中村監督・山口加奈・山口綾乃そして吉田智江コーチのもと2時間の練習会が行われた

初級・中級・上級のクラスに分かれて初級が吉田コーチ・中級が中村監督、上級が両山口コーチの指導のもとでまずはドリル練習をスタート。海でのキャッチの仕方やボデイポジション等を学んだ。
中級コースのドリル風景

プールを2コース貸切のかたちで実施。

上級コースはスカリング練習から

キャッチからプルへ・犬掻きスタイルで腕の使い方を学ぶ

中級コースもスカリングをおこなう


まずは最初の30分間は徹底的にドリルによって海でのアゲインスト・フォローのいずれの波にもしっかりと対応できるキャッチとプルのトレーニングをおこなった。

ここではプールと海での泳ぎの違いをはっきりと説明をして身体で実践させることに専念する。

ひとりひとり的確なアドバイスによって泳ぎが変わる

日本を代表するコーチたちの直接指導で参加者は真剣に聞き入る

初級コースは吉田コーチの独特の話のうまさに引き込まれる

泳力はあってもレース経験の少ない参加者に具体的な海の状況をこまかく説明して指導するのでみな納得

中級クラスもやっさんの話しに参加者どんどん引き込まれてゆく

上級クラスはドリル練習ののちに徹底した泳ぎこみをする

選手がメニューをこなしてゆくのをプールサイドでチェックしながらときおり参加者に的確なアドバイスをおこなう山口綾乃・山口加奈両コーチ

後半の時間はコースロープを取り除いてドラフテイングの実践そしてオープンウオーターを想定したサークルスイムを行う

このようにしてあっという間に東京会場は2時間がすぎ終了。
これで今シーズンの室内プールでの練習会は終了。
6月からは実際の海で練習会をおこなう予定でいますので期待してください。

東京会場をあとにしてそのまま日曜日に開催される滋賀県長浜市にむかう。例のETCの割引サービス初日なので混雑を予想したが思ったほどの混雑もなく東京から約500kmのロングドライブも順調に深夜1:30分に長浜到着。
長浜インターでゲートを抜ける際に表示された高速料金が何と1250円ですぞ~。これには感動しましたね~・ホントなんだー
こりゃ~遠隔地での大会もこの割引を利用して参加者しなくちゃ~という気持ちにさせてくれる

明日は関西での練習会風景をご覧入れよう