人生をピンセットでつまむ -53ページ目

危険な情事

右の玉をギュッと握り、

「Bダッシュ!Bダッシュ!」

とか発した後、痛みでゴロゴロと転げ回り電柱に激突しては、

「命がけだぜぇ!!ごきげんだぜぇ!!」

などと叫んでいるおめでたい私ではありますが。

最近、縁あって病院を3軒も行ったり来たりしています。

で、ふと思うのは自分が体調不良で病院行ったの最後いつだったかな~?

なんて考えました。

そしたらば「あ!19だ!ナインティーン・イヤーズ・オールドだ!」ってテキサス訛りで思い出しました。

当時、私は大学受験に失敗し、死んだ魚の目をして寮に入り、予備校に通っていました。

そんな寮生活で私は、突如39度の熱に襲われるのです。

確か秋も終わりに近づき冬に入らんとする、季節の変わり目だった様な気がします。

私はフラフラの足で寮長室を訪ね、おばさんの寮長に助けを求めました。

おばさんは「あら、それはいけない」と、ご陽気に答え「病院連れてってあげるわね」

などと言って近くの病院へと私を連れて行ってくれました。


一通り診察が終わり、医師は「風邪ですね、熱が高い様なのでとりあえず座薬を出しておきます」と告げ、

「ありがとうございました」と私は頭を下げて診察室を出ます。

待合室で待っていたおばさんにそれらを報告し、薬を貰って寮へと帰りました。

私は一刻も早く熱から開放されたい、助かりたい、ケツ出したい、と思い部屋に着くなり、

座薬を袋から取り出し、プチリッと銀紙を破ってケツに刺そうとズボンを脱いで四つんばいになった所で、

「トントントン!トントントン!ソソマスクさ~ん!」

おばさんが私の部屋のドアを叩く。

「は・・・はい」

みすぼらしくずり落ちたパンツとズボンを引き上げ、私はドアを開けた。

「ど・・・どうしたんですか?」

「いや、ソソマスクさん座薬入れるの大変でしょ~う、私が入れてあげようか?」


















「・・・・・・え?」


















「結構です」


私はドアを閉め言いようの無い恐怖に駆られた。


襲われる!!


ねずみ色の空が広がる秋と冬の入り混じったそんな季節のそんな話だ。

荒くれ患者さま

最近どうも家の人々が病気がちで通院して送り迎えとかしてるんすけど、

病院つーとこはやっぱ色んな人が居るんすよね~

時代錯誤のビーバップな奴、ヘアーがグリーンのおばちゃん、仙人ヒゲのじいちゃんなどなど沢山集まってる。

そんな盛りだくさんの中で昨日は家族の検査とその結果を自分は聞きに行ったんすよ。

まずピンク衣の天使に家族が呼ばれて検査が始まったんすよ。

ピンク衣って何か仄かにエロいな~って鼻の下伸ばしながらしばらく眺めつつ待ってたんすよ。

したら前に座ってるおじ様が突然こっちに向かって

「おい!おい!」

とか言ってるんすよ。

ん?とか思って後ろ振り返っても誰も居なくて、誰に話しかけてんだ?

って思ってたら

「おい!おめーだよ!」

ってこっち向いて言ってたんで、自分の方に指差して「俺?」みたいなマヌケ面してたら。

「おめーだよっ!!」

って間違いなく激しく俺に言ってた。

して「おめーの家族はどん位前に検査入った」

とか言ってるので

「そうっすね~15分位じゃないですかね」

って答えた。

「あーそーか」

「ちっ・・・まだかよ」

ふて腐れ気味にテレビを眺めている。


「・・・・・・」


数秒後我に帰り何だか無性に腹立たしい気持ちに襲われ。

「てかおじ様、いきなり知らない人間に向かって、

おい!とか、おめー!とかはないんじゃないのかい?

お歳を召して病院に来ているから何か患ってらっしゃって弱ってるとかワタクシ知りませんが、

いくら年上で病人だから敬う態度とりやがれ!ルチャリブレ!みたいな態度で言われたってさ~」

って思ってここはやはり月にかわってお仕置き精神にのっとり

「メッ!初対面の人にはちゃんとした言葉使いしなきゃメッ!!」

って先端にプラスチックの月型がくっ付いた棒でペシペシやってやろうと思ったけど、思っただけで止めた。

大人だから止めといた。

もう、それはもうチンチンの毛がボーボーの大人だからね、俺。

んなこと気にしねえー


そんな俺はそのチンチンの毛を高級な猫を扱うかの様に櫛で梳かし撫で、

優雅にそして艶やかにおじ様を眺めた。(月型の棒をブンブン振り回しながら)

もしかしてこれが艶男っ!?(アデオス!?)

真の意味を知らぬまま時は流れてゆく・・・

切り取ったひとコマ

家で何か足場がぐるぐると回転するウォーキングマシンに乗っては1時間歩く。

いくら歩いても同じ場所をぐるぐるしているだけでもちろん景色は変わらない。

白い壁、暗い空、柑子色の戸。

視線はこれらを常に捕らえiPodからのポップなナンバーが耳の中で踊りだす。

「タラタラ~タタタタタララッタ~ラタラタララララ~♪バーニングラヴ♪」

相変わらず吹いてしまいそうなくさい歌詞だ。

そんなご陽気ラヴを少しだけ鼻で笑い、

後はただただ黙々と前を見据えて歩く歩く。

ダラダラと流れ出る額の汗を回転するマシンに滴らせては、

沈黙していた回転台はきゅるりきゅるりと音を変え唸りだす。

そして、やがて音を足す。

どがががきゅるりどがきゅるり。

どがががきゅるりどがきゅるり。

この音が聞こえ出す頃には終わりが近い。

ちらりとカシオのデジタル時計に目をやる。

残り17分。

ますます汗は全身から零れ出し、

Tシャツの首元を重くさせ垂れ下がる。

足も重い。

どががが、で一歩、きゅるりで二歩、

弛んだ体に命令を下し、前に前に、前に前に。

霞む思考で前に前に。

ピピピッ!ピピピッ!ピー!

終わりを告げる音と共に止めた足が回転台と共にスーっと後方へ流れる。

地に足をつける。

大きく息をひとつふたつ。

万歩計を見る。

196kcal消費。

軽い食事一食分となる。

そうした毎日が通り過ぎ、

僕のそれはゆっくりと、ゆっくりと、

そぎ落とされて行く・・・

忘却の彼方

べムッ!


ベラッ!


ベロベロベロベロ~~~~~~~ッ!!


って叫んだ今日、皆様いかがお過ごしですか?

はっ?仕事に決まってんだろ~が!ハゲ!!

とか言わないで下さい。

謝ります。

すいません、ごめんなさい。(鼻をほじりながら)

そんな謝罪交じりで鼻ほじりな私は、ついに昨日レンタル屋に行きました。

雨のせいか店内は賑わいをみせていました。

きっと子供はハリーポッター、大人はエロいDVD(エローポッター)を借りに来てるんだなと勝手に決め付けました。

そして、自分はDVDの棚の隙間から、そんな人々を眺めたり、合間におにぎりを食べたり、お茶を飲んだりして楽しんでました。

アミューズメントスポットレンタル屋万歳。

そんな事を考えながら、やっとこさDVDを二本借り歩いて家へ帰りました。

自転車で行って歩いて帰って来ました。

何故歩いて帰って来たか?というと、完全に自転車で行った事を忘れていただけです。

しかし、そんな事をすっかり忘れてしまうこの頭っていったい?

とても不安がよぎります・・・が!

そう言えば私はそんな事が多い気がします。
例えば出先の駅のロッカーに荷物を入れ街をぶらつき家へ帰る。

あれ?荷物は?何処へ?みたいな事や、

学生時代、朝いつもの様に用意し自転車で学校へ向かう。

自転車を降りる、とカゴにはカバンがない。

アレ?何で?忘れちゃった?手ぶらだっちゃ?

仕方が無いので教室へ行く、遅刻気味なので朝のホームルームが始まっている。

すると先生が言う。


先生「あれ~何だソソマスク来てたのか」


私「いえ、今来ました」


先生「え?おまえカバンは?」


私「家に忘れました」


先生「おめー何しに来てんだよ!」


私「はははは~」(ポリポリ)


ってな事をした事もありました。

そんな感じで多々重大な忘れ物を所々でしてしまいます。

いや~次は何を忘れるか楽しみだなあ~

はははあ~

とかポジティブに考えて生きて行くのです。

忘れたって死にはしないのですから・・・

フェス開催

昨日は天井にペンキ塗ったんですけど、

凹凸がある天井だったんでスプレーで塗ったんですよ。

しばらくして何かゴーグル越しの世界が白くモヤモヤモヤ~ってしてきて、

アレ?モヤ?これモヤ?グラビア写真?モヤのかかったグラビア写真?

エロス!神エロス!って思ったんですけど。

どーやらそれは違げー!

神エロスはそこにはいねー!

って事にやっと気づきました。

遅すぎました。

霧状に舞った白いペンキが部屋中に充満し、

僕の体に無数の白い、てん・テン・点が付着していました。

ゴーグルを除く、頭、頬、口、上半身、が、点々だらけです。

それは、一種の病のようであり。

かつ不気味であり。

そして点々フェスティバルなのです。

それが、昨日僕の家で突如開催されました。

点々フェスティバル2007~春~。

世界のどこかで誰かが同じ祭りを開催しているに違いない。


ペンキは換気と防護が大事!

これ昨日の教訓。

今日は両手でケツの割れ目をパカパカ開いたり閉じたり開いたり閉じたりして

「古い~♪アルバム~めくりぃ~♪ありがとうってつぶやいたぁ~♪」

とかケツでつぶやいて、りみっぽく歌っていたのだけれども、

超泣ける!マジ全米が涙するね!

「あのおケツから発せられる歌声はシャルロット・チャーチを超えた!!」(ニューヨークタイムズ誌)

とかコメント書かれるよきっと。

あ~楽しみ。

なんて ワクワク DOKI DOKI しているのだけれども。

そんなおめでたい今日は、先日『ナイトミュージアム』 (←音出ます注意)を一人で観に行った時の話しです。

その日、混雑が予想される為、チケットは指定席で買い、おもむろにコーヒーを買い、真ん中の観易い席に着きました。

するとやや時間が経ち、左からぞろぞろファミリーが押し寄せ、

続いて右からまた新手のファミリーが押し寄せ、

私は一人サンドイッチされるような陣形と相成りました。

会場はファミリーでいっぱい・・・

そして、私の中に生まれた、このどの家族にも属していない疎外感。

両隣ではこれから始まる映画の話や、

娘や息子のはしゃぐ姿が目に映ります。

「寂しいぃ・・・」そんな疎外感丸出しの私は、この窮地を脱すべく、

どちらかの家族に潜り込む、いや、同化する事を考えました。

そして、即座に選び左の家族へ同化するのです。

私はお父さんの話を聞くフリをして、コクリコクリと頷き「へぇ~」と声を出さず口元だけを動かす。

そして、また話に合わせコクリコクリと頷き、時に笑顔を見せ、チラリと左を見る。

もうこれはどっからどう見たって私この家族の息子じゃないですか!?

いや、歳的に無理があるから親戚のお兄さん位の位置づけじゃないですか!?

完全に同化しちゃってるんですよ。

同化しまくっちゃってるんですよ。

もうこれで襲い来る疎外感から開放されたぁ~!

って思って落ち着いて映画観て、やや笑って、内容はま~たいした事無いな。

な~んて思いながら、エンドロール終わって、明かりついて、

沢山の子供達が笑顔で「面白かったね!」とか家族で話しながら去って行く姿を見た。

目の当たりにした。

私はその日、最大の疎外感を感じながら映画館を後にした。


結論:ファミリー映画は一人じゃ行かない方がよい。

痩せる日を夢見て

今日も早朝から両手でケツの割れ目をパカパカ開いたり閉じたり開いたり閉じたりして

「オッス!・・・オラ・・・オケツ・・・!!」

とか発しながら遊んでたんですけど、

超はまる!マジはまるから!

この遊びは流行るなきっと、と思った。

「ミンナ・・・ヒロ・・・メ・・・ヨウ・・・!!」(パカパカパカパカ~)

そんな感じでケツが喋ってますが、

前から、そう6ヶ月くらい前からワタクシ、ダイエットにはまっていまして色々やっているんです。

食事制限やら、筋力トレーニングやら、ウォーキングやら、ダウジング を行っておりました。

173cm68kg辺りから取り組みはじめ、


68kgが(身長はかわりません)

67kgになり(身長はかわりません)

66kgになり(身長はかわりません)

68kgになり(身長はかわりません)

69kgになり(身長はかわりません)

70kgになりました!!ぱちぱちぱちぱちぱち~おめでとうー!!(身長はかわりません)


といった怪現象に見舞われ、みるみるすくすく育って行きました。(が、身長はかわりません)

して気づけばダイエットする前より太っていたのです。

これはWHY?何故か?

ワタクシにもよく分かりません。

何せ怪現象ですから・・・(でも、身長はやはりかわりません)

ですが、それからやっちまった感が拭えないワタクシは本気汁を出しました。

「ぜったいキレイになってやる!」と思い本気汁を出しました。

するとどうでしょう、


70kgが(身長はかわりません)

68kgになり(身長はかわりません)

66kgになり(身長はかわりませ)

64kgになるではありませんか!(ここでも身長はかわりません)


ワタクシは驚きました。

みるみる痩せていくじゃないかい?(そのくせ身長はかわりません)

このままだと64kg、62kg、60kg、50kg、40kg、30kg、20kg、10kg、

9、8、7、6、5、4、3、2、1、0~!!(アレ!?身長がかわって行きます)

ってなって消えてなくなるじゃないですか!?(0cm)

この世から消滅しちゃうじゃないですか!?(0cm)

いや、消滅するって事はないから、多分米粒くらいになるじゃないですか!?(6mm)

んで風に吹かれてコロコロコロコロ~って転がって、パクっ!って犬に食われるんですよ!(0cm~6mm)

そん時かな、いや~ダイエットって怖ぇ~な~ってマジ思ったんですよね~

ダイエットそれは危険なゲーム・・・(0cm~173cm)

壁・メール・壁

両手でケツの割れ目をパカパカ開いたり閉じたり開いたり閉じたりして

「ワレワレハ・・・ウチュウ・・・ジン・・・ダ・・・」

とか発しながら宇宙人のモノマネしてたんですけど、

超似てる!マジ似てるから!

と、思って満足しました。

そんなとても幸せな私ではありますが、

こんな幸せに穏やかに暮らしている私でも悩み事はあるのです。

それは!?容易にメールを打てないって事です。

例えば気になるあの娘が突如出現し、しどろもどろになりながらも幸いメールを聞けましたら、

もうメールをしなければ事は進まない訳じゃないですか。

だけれども私はそこでメールを何と打っていいのか分からない訳ですよ。

まず天気の話から日常の出来事などを打って送れば?

などど言われますが、果たして私のそんなつまらん日常話を送ってどうなのだろうか?

サプライズな出来事があったならまだしも、

「今日ペンキを塗りました。疲れた~」とか言われても困るだろうと思ってしまうのです。

「は?ペンキを塗っただ?ペンキみてーな顔しやがって!ひき殺すぞっ!!」とか思われたらイヤですし。

「あんま舐めた事言ってると亀甲縛りにしてビッグ・ベンの針に吊るすぞっ!!」とか思われたら尚更イヤです。

だからせめて「今日ペンキを塗ってたら空から大量のワカメが降って来たんだ!しかもよく分かんないけど髪の毛増えた!フサフサだよ!ありえねー!ありがてー!」

とかだったら送る価値のある出来事ですが、そんな事まず起こらないし、髪増えない。(リーブ21に行かないと)

起こってもいない事書いたり、髪増やしたりしたら、こいつオカシイ?ズラか?植えか?って思われちゃいますよね。

それはどう考えてもよろしくないですよね。

私はそんな事ばかり日夜考えてしまうのでいっこうに事が進まないのです。

ダメな男だなあああああ~パカパカパカパカパカ~(ケツを左右に開いたり閉じたりしながら)


追伸:どなたかより良いメールの仕方がありましたら、

    どうかどうかお教え下さい。

    でんこからのお願いだよ♪

立ち読み妄想録

両手でケツパカパカ開いたり!閉じたり!開いたり!閉じたり!して
「ニコちゃん大王!!」とか叫びながら遊んでたんすけど。
最近雨続きで嫌んなるね、ホント。
「ニコちゃん大王!!」とか言って遊んでる場合じゃないね明らかに。
そんなペンギン村在住の俺にとって雨が続くって事はかなり問題。
だって俺、家の修理してんすけど雨降ると出来ないじゃないすか。
ペンキ塗れないわ、電気使う道具は使えないわで何も出来なくなるんすよ。
そうすると当然勿論お金も貰えない訳ですし、
欲しいケミカルウォッシュのジーパンもGジャンも買えないじゃないすか。
あっ!あとミッキーのワッペン!
ワッペン膝に貼ったりしたいじゃないすか。
買えない、身にまとえない、デコレイト出来ないって事は、
オシャレ出来ないって事なんすよ。
これはオシャレ泥棒の俺にとってかなり痛い事なんすよね。
参った。
降参。
そんな感じで雨降ったオフの日はオシャレを盗むべく本屋に立ち読みに行くんすけど。
手に取るは雑誌『LEON』『Smart』『Boon』『女性自身』ありとあらゆる雑誌を熟読するんすよ。
それは暇以外にねーから!
ぺらぺらぺらぺら。
するとある時ふと気づくんすよ。
これらの雑誌にゃ~犬の絵柄のジャージ も、ミキハウスも、ケミカルウォッシュのジーンズも・・・
載ってねーじゃねーか!!
俺の信じてるオシャレアイテムが載ってねーじゃねーか!!
そもそもそんなもんに興味ねーじゃねーか!!
とか言う事を雑誌をぺらぺら読みながらちょっと考えて一人ほクソ笑んだ。
やっぱオシャレって楽しい。
そう思う雨の日の午後なんだな。

青年よ走れ!そして借りれ!

昨日はレンタル屋が1本80円セールだったので久方ぶりに、

キーン!と車を転がして借りに行った。

アクセル、ブレーキ、左折、右折、ワイパー!ワイパー!ワイパー!

せわしなく車とカラダをコントロールした。

して到着した。

オープンゲート。

盛り上がる店内へ突入する私。

やはり安いと言う事もありどれもこれもが貸し出し中の様だ。

ずらずらずらずら、どかどかどかどか。

空き箱の羅列。

死の臭い。

そんな事を連想しながらすれ違った女子の匂いを嗅ぐ。

クンクン。

私の好きな匂いじゃ~ない。

残念。

とか何とかしていつつも、見たいDVDは探す、探す。

ぷりっと目が止まる。

「これぇ~見たいかもぉ~もぉ~」口には出さず心の中で呟く。

口に出していたら怪しい。

独身男が日曜の昼下がりにブリーフ1枚でレンタル屋でDVD片手に呟く姿、

こんな虚し怪し恥ずかしい光景はない。

だから私は呟かない、囁かない、絶対に。

で結果、借りたDVDは『サイレントヒル』『ファイナル・デッドコースター』の2本。


『サイレントヒル』→ひどい


『ファイナル・デットコースター』 →まあ・・・まあ


てな感じで『サイレントヒル』にはとってもとってもとってもとっても腹が立ったので、

腹いせにDVDに向かって放屁してやった。

「ぼへへへへ!ざまあああみろおおお!きゃっつきゃっつきゃっつきゃっつきゃー!」

腹を抱えて転げ回る。

そんな日曜の昼下がり、

飲んだビールが美味かった。