荒くれ患者さま | 人生をピンセットでつまむ

荒くれ患者さま

最近どうも家の人々が病気がちで通院して送り迎えとかしてるんすけど、

病院つーとこはやっぱ色んな人が居るんすよね~

時代錯誤のビーバップな奴、ヘアーがグリーンのおばちゃん、仙人ヒゲのじいちゃんなどなど沢山集まってる。

そんな盛りだくさんの中で昨日は家族の検査とその結果を自分は聞きに行ったんすよ。

まずピンク衣の天使に家族が呼ばれて検査が始まったんすよ。

ピンク衣って何か仄かにエロいな~って鼻の下伸ばしながらしばらく眺めつつ待ってたんすよ。

したら前に座ってるおじ様が突然こっちに向かって

「おい!おい!」

とか言ってるんすよ。

ん?とか思って後ろ振り返っても誰も居なくて、誰に話しかけてんだ?

って思ってたら

「おい!おめーだよ!」

ってこっち向いて言ってたんで、自分の方に指差して「俺?」みたいなマヌケ面してたら。

「おめーだよっ!!」

って間違いなく激しく俺に言ってた。

して「おめーの家族はどん位前に検査入った」

とか言ってるので

「そうっすね~15分位じゃないですかね」

って答えた。

「あーそーか」

「ちっ・・・まだかよ」

ふて腐れ気味にテレビを眺めている。


「・・・・・・」


数秒後我に帰り何だか無性に腹立たしい気持ちに襲われ。

「てかおじ様、いきなり知らない人間に向かって、

おい!とか、おめー!とかはないんじゃないのかい?

お歳を召して病院に来ているから何か患ってらっしゃって弱ってるとかワタクシ知りませんが、

いくら年上で病人だから敬う態度とりやがれ!ルチャリブレ!みたいな態度で言われたってさ~」

って思ってここはやはり月にかわってお仕置き精神にのっとり

「メッ!初対面の人にはちゃんとした言葉使いしなきゃメッ!!」

って先端にプラスチックの月型がくっ付いた棒でペシペシやってやろうと思ったけど、思っただけで止めた。

大人だから止めといた。

もう、それはもうチンチンの毛がボーボーの大人だからね、俺。

んなこと気にしねえー


そんな俺はそのチンチンの毛を高級な猫を扱うかの様に櫛で梳かし撫で、

優雅にそして艶やかにおじ様を眺めた。(月型の棒をブンブン振り回しながら)

もしかしてこれが艶男っ!?(アデオス!?)

真の意味を知らぬまま時は流れてゆく・・・