みことば090402
私には兄弟が五人ありますが、彼らまでこんな苦しみの場所に来ることのないように、よく言い聞かせてください。』しかしアブラハムは言った。『彼らには、モーセと預言者があります。その言うことを聞くべきです。』(ルカ16:28-29)人生は神に出会うための時間です。神は、あなたにはあれほどたくさんの時間をあげたではないかと、アブラハムに言わせているのです。生きているうちに信じなければ遅いのです。
みことば090401
すると、パリサイ人やその派の律法学者たちが、イエスの弟子たちに向かって、つぶやいて言った。「なぜ、あなたがたは、取税人や罪人どもといっしょに飲み食いするのですか。」(ルカ5:30)
自分の罪を知り、そのやり場に困っているところに神の手は伸びるのです。一方でまさか自分が罪人だなんてと自分の思いこんだ正しさを信じている人には神はなかなか見えないでしょうし、神への道は遠いままでしょう。
みことば090331
私のたましいは、夜回りが夜明けを待つのにまさり、まことに、夜回りが夜明けを待つのにまさって、主を待ちます。(詩篇130:6)
私たちの人生は日々時間の流れの中で前に進んでいるように思えますが、神のご計画の中、それは実は待つということを続けているのです。前に進むということは神が近づいてこられるのを待つことなのです。ただしそれは神を知らない者にとってはただ死に近づく(死を待つ)ことなのです。
みことば090330
イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」(マタイ16:15-16)
これはひとつの告白です。私たちにとってはふつうに思っていることですが、なかなか認めることができないでいる人がたくさんいます。キリストはあとから来られたようではありますが、昔からいたのです。私たちを待っておられたのです。
みことば090329
また、別のひとりの弟子がイエスにこう言った。「主よ。まず行って、私の父を葬ることを許してください。」ところが、イエスは彼に言われた。「わたしについて来なさい。死人たちに彼らの中の死人たちを葬らせなさい。」(マタイ8:21-22)
死者のことは死者にまかせておきなさいとイエスは言われます。いのちのことをしっかりとらえて、今このとき目の前のイエスに心を向けて、見失わないようにしましょう。
みことば090328
兄弟たち。私はあなたがたに願います。あなたがたの学んだ教えにそむいて、分裂とつまずきを引き起こす人たちを警戒してください。彼らから遠ざかりなさい。(ロマ16:17)
パウロの言うように、時代が混沌としていればいるほど、危険な存在から遠ざかることが大切です。私たちには主の霊がありますから、それによって見分けるのです。主から与えられた持ち場を知り、自分のなすべきことを全うするのです。
みことば090327
わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。(マタイ5:17)
旧約聖書にはたくさんの預言者や王、士師が登場します。彼らはその時々の困難に立ち向かうために立てられました。彼らの上に主の霊が臨み、大きな力を発揮したのです。彼らはイエスが現れることを予見する役割を担ったのです。イエスは彼らの働きを成就させるために来たのです。
みことば090326
私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストのかおりなのです。(2コリ2:15)
私たちはすべての人の前でキリストをただよわせる存在ではありますが、すべての人がキリストを信じるかどうかはわかりません。救われるのか滅びるのか、それは神のみが知るところです。けれども私たちは結果を問わず、日常の中でごく自然にイエスを表現してゆくことを生き甲斐にしています。
みことば090325
泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗った。(ルカ7:38)
この女性は自分の罪の重さに耐えきれなくなり、思わずイエスに救いを求めたのです。私たちもかつてこのような思いにかられ、赦しを請い、救いを求めました。ここに信仰の原点があるのです。クリスチャンになりたかったからではなく、赦してほしかったから求めたのです。
みことば090324
けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。(ピリピ3:20)
私たちは世に生きていることにはちがいないのですが、世の人ではありません。天に生きていて、この身を世に置いているだけなのです。世の基準も守りますが、ほんとうの基準は天にあり、それを私たちは霊で受けとめ、イエスとともにつないで生きているのです。