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Amebaいちおし有名ブログ
「どうも～鈴木と申します。
すみません・・・名刺を持ち歩いていないので・・・」
どこからみても普通の男性。
お洒落をしているわけでもなく
気取ったところも全くない
林家たい平さんと同じく謙虚で
やや大人しい人であった
山崎の大好きな赤坂で
多いに盛り上がった記憶だけはあるのだ
大阪に戻って数週間・・・
エンジェルに東京から電話が入った
「エンジェルでございます。・・・はい。はい・・
はい・・・少々お待ちください。」
「社長！なんかＴＢＳの金スマの人から
電話なんですけれど～」
「金スマって・・・あのスマップの中居君の？」
「そうみたいです」
「なんて言うてはるの？」
「社長の特集を組みたいので
出演してもらえないか？って言ってます」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・電話代わって。私が話すわ・・・」
電話の内容は 「女の味方」という新企画で
山崎の取材とスタジオ出演であった
「あの～私なんかでいいんでしょうか？」
「はい。是非！！」
「企画段階とかですよね？」
「いえ。ほん決まりなんです」
「どうして私なんでしょうか？」
不思議に思った山崎は聞いてみた
「放送作家の鈴木おさむさんが
山崎さんの話をしておりまして
この企画が決まりました。
鈴木さんをご存知ですよね？！」
「いえ。お会いしてません・・・」
あの東京の飲み会で
名刺をもらっていなかったので
ピンとこなかった
電話を切った後・・・即座にネットで
検索をしてみる事にした
「鈴木おさむ」・・・・
そこに現れた写真は
あの赤坂で一緒に飲んだ
放送作家の鈴木さんだった
「私・・・この人知っている・・・」
有名な方だとは聞いていたが
優しい気遣い男たい平さんの
社交辞令だと思っていたのだ
「ほんまに有名な放送作家先生やってんや・・・」
山崎は名刺をもらっていないのもあったが
恐れ多くて 今だお礼も言っていない
近寄れない程の衝撃を受けたのである。
この場を借りて申し訳ありませんが
その節はありがとうございました！
もうあと３歩程近寄れる日が来たら
この感謝の気持ちをお伝えしたいと思っています！
今、私が頑張れているとしたら
自分ひとりでは頑張れなかったと痛感する
人のサポートとめぐり合わせがあったからこそ
「運命」は動きだす
運命は運ぶ命と書き 自分の運び方次第で
良くも悪くも変えられるものと思います
その心のベースには
必ず「ありがとう」の感謝の気持ちは必要不可欠である
エンジェル山崎の 生い立ちからのＶＴＲも仕上がり
取材も終わった・・・・
いよいよ本番。スタジオ収録の日がやってきた
山崎はリュックを背負った娘の手を引き
赤坂にあるＴＢＳを見上げた
「ママ。頑張るで～」
娘の手をぎゅっと握り締めた
「ママ嬉しい。・・・中居君に会える」
ピントはずれな答えが返ってきたが
二人は仲良くテレビ局入りしたのだ
その１３を読む
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