ひとつ前★の続き的な記事です。
マット質感が便利(私にとっては)の理由です。
こちらの2枚を比較してみます。
かなり「色」自体は似てるメイクです。
voceよりお借りしています
【質感の違いによる見え方】
アイメイクの比較。
「色」ではなく「質感」の違いに注目です↓
上はキラキラが入っていますが、
下はほぼマットで作られています。
下の方が ほわっと した感じになっているの
なんとなくわかるでしょうか。
参考
これが単に好みなのもあるのですが、
それは別にしてもうひとつ
一番大きな理由があります。
【バリエーションの付け方】
マットからはキラキラやツヤツヤは作れるのですが、
逆はできないです。
例えばラメのアイメイクにするには、手持ちのラメを
重ねれば良いだけ。
ラメシャドウの色は様々なのですが、
いずれにしても
ラメやパールが強くなると
輝き(キラキラ)が前に出てきて
「光」の要素が強くなり、
「色」の主張は弱まります。
お手持ちのシャドウを出してみるとわかりやすいです
このことから、
見た目では一番可愛いキラキラをたくさん持っていても、
変化はつけにくいのです。
実用性を重視してない場合は関係のない話になりますが.
【仕込み】
またカラーメイクはどうしても色が飛びがちになり、
深みに欠けるところが弱点。
そのときベースに仕込むときにマットを使います。
【色味調整】
トーンダウンさせたりするのにも活躍します。
例: キャンメイクが鮮やかすぎる場合
くすんだマットを仕込み、くすませます。
鮮やかさを抑えるには、くすんだ色を混ぜれば良い。
この場合、ベージュっぽい色を使います。
逆にトーンアップさせたいときは、
ホワイトやイエローを使います。
目周りが明るくなったり色がマイルドになります。
この色味調整に、
キラキラ入りだとキラキラ(光)が主張するので
光入れには欠かせませんが、
色の調整にはあまり向きません。
純粋なマットでなくてマット寄りくらいでもOKです。
【マットシャドウの欠点】
このように便利な点もありますが、
最大の欠点は正直扱いが難しいことです。
キラキラ入りだと光でごまかしてくれるような
付け方のアラがすぐわかってしまいます。
黒のアイラインとライトブラウンのアイライン、
引き方の上手い下手、どちらがわかりやすいか?
という理屈と同じです。
さっと手軽な時短メイクには向かないと思います。
慣れると早くできるようになりますが。
自分がどれだけキレイにつけられているか
はっきりわかるので上達するには良いのかも…
【おまけ】
このBR-1を中野明海さんがご自身のメイクで
使用されているそうで、絶賛されていました。
左上の肌影カラーというのがかなり好きです。
こちらの続き的内容★
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