ひとつ前の記事の補足的内容です。
国産ブランドのアイパレットって補色や寒色など
ド定番の同系色でない色合わせが多いですよね。
楽しいから、可愛いからではない
補色[寒色含む]にするメリットがあります。
メイクの一番の目的は凹凸、立体感をつけること。
平面的ではなくメリハリをつけること。
これができているとき美しく見えます。
fpよりお借りしています
これを昔ながらのメイクは、
光と影をコントラストを強く打ち出して作っていました。
なので黒が必要だし、
ハイライト部分は強いシルバー色にする必要があったのです。
眉もアーチ気味にした方が、立体的には見えやすいです。
対して、いまは色で緩急をつける、
という手段にとって代わりました。
色で立体感、メリハリを出すためには、
補色だったり、寒色だったり、コントラストのつく色同士
の組み合わせにする必要があります。
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昔の中間色が今の締色的な感じ
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なので、黒はお休みしましょう、
ハイライトも暖色寄りで少し大人しめの光に、
となっているのですね。
眉も角度をつけず、色や毛流れで立体感をつけますよね。
角度はついた方が立体的
昔からある同色グラデは黒寄りと相性が良いですし、
カラーメイクしない人は黒に近い色が合う
色で緩急をつける場合には黒の強さがうるさくなり、
色の効果を邪魔してして逆効果になりやすいです。
メイクに煌めきを使うのも、
可愛いからではなく、大元は立体感をつけるため。
このメリハリを出すためには
全部キラキラにしてしまってはまた平面方向に行くので、
明るい/暗い
の差を出すように的を絞って使う必要があります。
すっぴんよりメイク後の方が顔がはっきりするのも、
この差によるものです。
リップをつけたら、
つける前より顔のなかで色の差が出ますよね?
メイクにおける差を意識すれば、抜け感にもつながります。
抜く[マイナス]作るためには盛る[プラス]がないと成り立たないわけです。
で、もちろん昔からあるメイク、
NGではなく、やってもOKなのです。
肌と眉だけ合わせられれば!
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このパレットはオーソドックスなアイメイクになります
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