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予告編~9月24日封切り@JAPAN~

娼婦たち (“娼婦たち”と入力し、検索→“Play Trailer Movie”をプルダウンして視聴方法を選択)
 監督:ルナ
 出演:ダリル・ハンナ、デニース・リチャーズ

ゲス・フー/招かれざる恋人 (“ゲス・フー”と入力し、検索→“Play Trailer Movie”をプルダウンして視聴方法を選択)
 監督:ケビン・ロドニー・サリバン
 出演:バーニー・マック、アシュトン・カッチャー

予告編~9月23日封切り@JAPAN~

殴者(なぐりもの) (“MOVIE”→“PLAY”をクリック)
 監督:須永秀明(「けものがれ 俺らの猿と」)
 出演:玉木宏、水川あさみ、陣内孝則

8月のクリスマス (“Trailer”をクリック→視聴方法を選択)
 監督・脚本:長崎俊一(「ナースコール」「死国」) 音楽:山崎まさよし
 出演:山崎まさよし、関めぐみ、井川比佐志、西田尚美

がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン (“Trailer”をクリック→視聴方法を選択)
 監督:リチャード・リンクレイター(「スクール・オブ・ロック」)
 出演:ビリー・ボブ・ソーントン、グレッグ・キニア、マーシャ・ゲイ・ハーデン

ヘッドハンター (“ヘッドハンター”と入力し、検索→“Play Trailer Movie”を
 プルダウンして視聴方法を選択)
 監督:クリストファー・タボリ
 出演:クリスチャン・スレイター、マイケル・クラーク・ダンカン、ギル・ベロウズ、
     エステラ・ウォーレン

先どり予告編~9月16日封切り@USA~

Cry Wolf (“WATCH THE TRAILER”の下の視聴方法を選択) (高校生グループが、殺人事件に

 便乗し、連続殺人鬼の噂を捏造。しかし、それが真実になっていく。/日本公開未定)
 出演:ジュリアン・モリス、ジャレッド・パダレッキ、ジョン・ボン・ジョビ

Just Like Heaven (“Trailers & Videos”をクリック→視聴方法を選択) (孤独な建築家が引っ越した

 アパートに、美しい幽霊が現れて…。ロマンティック・コメディ。/日本公開未定)
 監督:マーク・S・ウォーターズ(「フォーチュン・クッキー」)
 出演:リース・ウィザースプーン、マーク・ラファロ

Lord of War (“MEDIA”をクリック→“TRAILER”の下の視聴方法を選択) (武器商人は、

 インターポールに追われるうちに、自らの道徳心と向き合うようになる。/12月日本公開予定)
 監督・脚本:アンドリュー・ニコル(「ガタカ」「シモーヌ」)
 出演:ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ブリジット・モイナハン、ジャレッド・レトー、
     イアン・ホルム、ドナルド・サザーランド

Venom (“VIEW THE TRAILER”をクリック) (13の邪悪な魂に支配されるMr.ジャングルスは、

 若者たちを次のターゲットに定める。ティーンエイジ・ホラー/日本公開未定)
 監督:ジム・ギレスピー(「ラストサマー」)


★地域限定公開作品★


Thumbsucker (“TRAILER”をクリック) (17歳にもなって、指をしゃぶる癖が抜けない若者は、治そうと

 努力するが、何故か周囲を騒動に巻き込んでしまい…。/日本公開未定)
 出演:ルー・プッチ、ティルダ・スウィントン、ビンス・ボーン、ビンセント・ドノフリオ、
     キアヌ・リーブス、ベンジャミン・ブラット

Everything is Illuminated (“TRAILER”をクリック→視聴方法を選択) (ユダヤ系アメリカ人の若者は、

 第二次世界大戦当時、ウクライナでナチの手から祖父を救ってくれた女性を探そうとする。/日本公開未定)
 監督・脚本:リーヴ・シュレイバー
 出演:イライジャ・ウッド

Hellbent (視聴方法を選択) (ハロウィーンの夜、ゲイのカップルが連続殺人鬼に殺された。

 彼らの仲間は、犯人追跡を試みる。/日本公開未定)

Proof (“CLICK HERE TO WATCH THE TRAILER”をクリック) (数学者としては優秀だが、

 精神を病んでいた父を亡くしたばかりの娘は、自分も同じ部分を受け継いでいるのではないかと

 不安になる。/日本公開未定)
 監督:ジョン・マッデン(「恋におちたシェイクスピア」「コレリ大尉のマンドリン」)
 出演:グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホール

(“TRAILER”をクリック) (「華麗なるギャツビー」のヒップホップ版/日本公開未定)

Separate Lies (視聴方法を選択) (完璧に見えた或る夫婦の結婚生活が、一人の男の出現によって、

 ほころびを見せ始める。/日本公開未定)
 監督・脚色:ジュリアン・フェロウズ(「ゴスフォード・パーク」)
 出演:トム・ウィルキンソン、エミリー・ワトソン、ルパート・エベレット

The Thing About My Folks (“TRAILER”をクリック) (47年連れ添った妻が、不可解な手紙を残して

 出て行った。夫は息子を連れて、妻探しの旅に出る。/日本公開未定)
 脚本:ポール・ライザー
 出演:ピーター・フォーク、ポール・ライザー、オリンピア・デュカキス

ティム・バートンのコープス・ブライド (“Video”をクリック→種類を選択 日本語サイトは近日オープン) 

 (悪ふざけで骸骨に結婚指輪をはめた男は、死体の花嫁に迫られて…。9月23日より全米拡大公開の、

 ストップモーション・アニメ。/10月日本公開予定)
 監督:ティム・バートン(「チャーリーとチョコレート工場」)
 声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、エミリー・ワトソン



映画ランキング@USA速報!(9月11日付)

1位(初) The Exorcism of Emily Rose  (女性弁護士の担当する殺人事件の
       捜査線上に、若い娘に悪魔祓いを施していた牧師の存在が浮かび上がる。
       /日本公開未定)
       出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット

2位(→) The 40-Year-Old Virgin (40歳の童貞男を巡るラブ・コメディ
       /日本公開未定)
       出演:スティーブ・カレル

3位(↓) トランスポーター2  (引退して雇われ運転手になったフランクだが、
       雇い主の息子が誘拐され、事件解決に乗り出す/2006年日本公開予定)
       監督:ルイ・レテリエ 脚本:リュック・ベッソン他
       出演:ジェイソン・ステイサム

4位(↓) The Constant Gardener  (「シティ・オブ・ゴッド」で世界に衝撃を与えた
       ブラジル人監督が、ハリウッドで放つラブ・スリラー/日本公開未定)
       監督:フェルナンド・メイレレス
       出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ

5位(↓) Red Eye  (父親の命と引き換えに、殺人に協力するよう脅される女性の、
       恐怖のフライト/日本公開未定)
       監督:ウェス・クレイブン
       出演:レイチェル・マクアダムス、キリアン・マーフィ

6位(初) The Man  (相棒を殺されたFBI捜査官は、人違いから、質問好きの
       セールスマンと事件を捜査するハメに。/日本公開未定)
       出演:サミュエル・L・ジャクソン、ユージン・レヴィ

7位(↓) ブラザーズ・グリム (グリム童話の誕生に隠された、誰も見たことがない
       驚愕のファンタジー・ワールド/今秋日本公開)
       監督:テリー・ギリアム
       出演:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ

8位(↓) Wedding Crashers  (二人の離婚弁護士が、花嫁付き添いの娘を巡って
       騒動を巻き起こす/日本公開未定)
       出演:オーウェン・ウィルソン、ビンス・ボーン、クリストファー・ウォーケン、
           レイチェル・マクアダムス

9位(↓) フォー・ブラザース/狼たちの誓い  (4兄弟が養母の仇討ちに燃える
       クライム・ドラマ/2005年日本公開予定)
       監督:ジョン・シングルトン
       出演:マーク・ウォルバーグ、アンドレ3000、タイリース

10位(↓) 皇帝ペンギン  (南極で力強く生き抜くペンギンのドキュメンタリー
       /日本公開中)
       声の出演:ロマーヌ・ボーランジェ

勝手に「観たい秋・冬映画」ランキング!

夏の大作が終わり、小粒だけれどピリッと辛い映画たちがやってきました。
また12月にはお正月むけの大作もやってきます。
ここで勝手に興味のある「秋・冬映画」をランク付けしてみました。
さてどの映画が期待を上回るかな?

1位 「Mr.&Mrs.スミス」 (12月3日公開予定)
 
ご存知、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー共演作。
監督は「ボーン・アイデンティティ」のダグ・リーマン。
お互いを暗殺者と知らない夫婦のアクション・エンターテインメント。
プライベートの二人は一体どうなってるの~?

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンボーン・アイデンティティー



2位 「FUN WITH DICK AND JANE(原題)」(お正月公開予定)

ジム・キャリー主演作。会社倒産に追いやられた元上司への巧妙で執拗なリベンジを企む
「アンビリーバブル・ドラマ」らしい。
かなり興味あり……


3位 「セブンソード」(10月1日公開予定)

「インファナル・アフェアⅢ」のレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェンら
香港を代表する名優が集結。「七人の剣士」の物語。
監督は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」など、武侠映画の第一人者として知られるツイ・ハーク監督。
音楽は川井憲二氏が担当している。
香港ならではのアクションが楽しみ!

ジェネオン エンタテインメントワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明



4位 「ブラザーズ・グリム」(10月公開予定)

お馴染みグリム兄弟をマット・デイモンとヒース・レジャーが演じる。
監督・脚本は「12モンキーズ」のテリー・ギリアム。
きっと個性的な世界をかもしだしてくれるに違いない!
マット・デイモン、間をあけず出てるよね~

松竹12モンキーズ



5位 「キング・コング」(12月公開予定)

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督作品。
元々は1933年のクラシック映画のリメイク。
ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディー共演。
予告で見た限りかなり「ロ―ド・オブ・ザ・リング」の世界に近い。
初め興味なかったけど予告みたら急激にランクアップだ!

アイ・ヴィー・シーキング・コング
ポニーキャニオンロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOX セット



「ハリーポッターと炎のゴブレット」や
渡辺謙さん主演「SAYURI」も12月公開。
秋冬も忙しい日々が続くね!
って勝手にランクつけてみました。
あなたは何が観たいかな?

(芝田 佳織)

予告編~9月17日封切り@JAPAN~

シンデレラマン (“Trailer”をクリック)
 監督:ロン・ハワード
 出演:ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ

SHINOBI (“TRAILER”をクリック)
 監督:下山天 原作:山田風太郎
 出演:仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、椎名桔平、沢尻エリカ

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット] (視聴方法を選択)
 監督:ティム・ストーリー 製作:クリス・コロンバス他
 出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス

頭文字[イニシャル]D THE MOVIE (“MOVIE CONTENTS”をクリック→
 下の段の真ん中の枠“予告編”にカーソルを置き、視聴方法を選択)
 監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
 出演:ジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン

ルパン (“予告編ムービー”から視聴方法を選択)
 監督・脚本:ジャン=ポール・サロメ 原作:モーリス・ルブラン
 出演:ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス

アバウト・ラブ/関於愛(クワァンユーアイ)
 監督:下山天、イー・ツーイェン、チャン・イーパイ
 出演:伊東美咲、チェン・ボーリン、加瀬亮、メイビス・ファン、塚本高史、
     リー・シャオルー、大杉漣

四月の雪 (“予告編”をクリック)
 監督:ホ・ジノ
 出演:ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン

亀も空を飛ぶ (視聴方法を選択)
 監督・脚本・製作:バフマン・ゴバディ
 出演:ソラン・エブラヒム

NOTHING ナッシング (“TRAILER”の視聴方法を選択)
 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
 出演:デビッド・ヒューレット、アンドリュー・ミラー

青空のゆくえ (“Trailer”をクリック)
 監督:長澤雅彦
 出演:中山卓也、森田彩華

深紅 (“ENTER”をクリック→“Trailer”をクリック)
 監督:月野木隆 原作・脚本:野沢尚
 出演:内山理名、水川あさみ、小日向文世、緒形直人、内田朝陽、塚本高史、堀北真希

嵐が丘

E・ブロンテの不朽の名作「嵐が丘」。
エミリー・ブロンテ, 鴻巣 友季子嵐が丘

何度もリメイクされているこの作品が、初めて映画化されたのは1939年。
3度、アカデミー賞を受賞した名監督・ウィリアム・ワイラーの手による。
嫉妬・復讐・三角関係……「メロドラマ」の原点がここにある。
アイ・ヴィー・シー嵐が丘



舞台は「嵐が丘」と呼ばれる古い屋敷。
ジプシーの孤児、ヒースクリフは心優しい主人に養子として迎えられる。
兄・ヒンドリー、妹・キャッシーと共に育てられるヒースクリフはやがて、
キャッシーと恋に落ちる。
だが、主人の死により運命の歯車が狂い始めた。

ヒンドリーはヒースクリフを奴隷の様に扱かった。
どんどん見かけが薄汚れていくヒースクリフ。
しかし彼の心は変わらない。兄の目を盗みキャッシーを心から愛す。
キャッシーの心も変わらないはずだった。
だが、社交界に憧れるキャッシーは名家の息子、エドガーからのプロポーズに心が揺れる。

キャッシーの裏切り……
ヒースクリフは彼らに復讐することを誓い、姿を消す。
キャッシーは傷心ながらもエドガーと結婚。幸せな生活を送っていた。
見違える様な紳士となりヒースクリフが帰ってくるまでは……

「彼の一生分の愛を僕なら一日で与えられる」

ヒースクリフは人妻となったキャッシーにこう告げる。
そこまで一人の人を愛する事が出来るのか?狂おしい愛が悲劇を巻き起こす。

この物語の面白さはやはり「人間臭さ」じゃないだろうか。
たくましい腕を持ち心から愛する人。
しかし将来待っているのは間違いなく「地獄」の様な生活。
そこに現れる軟弱だけれど「天国」が見える男性。
女性なら迷うのも仕方ない。

そして、戻ってきたヒースクリフを好きになるエドガーの妹。
ヒースクリフはキャッシーを苦しめるため結婚を考え始める。
「報われない愚かな恋人は君の義理の弟になる」……
キャッシーは大反対をする。しかしそれは妹のためではない。
自分は夫がいて幸せなくせに、昔の恋人にはずっと自分を愛していて欲しい。
そんな気持ち、誰もが持っていると思う。
彼には独身のままでいて欲しい、なんて勝手なんでしょう・・
でもそれが人間臭さだと思うのだ。

ヒースクリフを演じるのはローレンス・オリヴィエ。
どうも宇梶剛士に見えるのは私だけ?
そしてキャッシーを演じるのはマール・オベロン。
昔の女優といえば息を飲むほど綺麗なイメージがあるが
割と「かわいい」系の顔をしている。

「嵐が丘」としては「ショコラ」のジュリエット・ビノシュと
「ことの終わり」のレイフ・ファインズ版がわりと有名なのではないか。
その作品は5度目の映画化となる。

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン嵐が丘



モノクロだから余計に「古典の名作・文芸大作」的な雰囲気。
そしてホラー的雰囲気も持ち合わせる。

愛は過ぎると「愛憎」になる。
愚かな欲は全てを消滅させる。本当に大切なものさえも……

やはり古典の復讐物は「モンテ・クリスト伯」といい面白い。
映画ファンとして一度は観ておく作品でしょう?
これほどリメイクされている作品の初映画化なんですもの?

(1939年・アメリカ映画)

(芝田 佳織)

七人の弔(とむらい)

田舎のキャンプ場に集まる7組の親子。
異常に優しい親たち。しかし何故か子供の目は怯えと疑問に溢れている。

この7組の親子にはある「共通点」があった。それは「虐待」。
そして、それだけでは物足りないもう一つの企み。「臓器売買」。
うっとおしい子供達を追い払い、お金が入るなんて素晴らしい?
でもこのキャンプの間に健康面での問題が発覚すれば報酬は得られない。
だから「頑張るのよ?怪我なんかしないでよ?」そんな親のエゴが渦巻く。

しかし子供達もこのキャンプの不自然さに気付き始める。
そして彼らが迎えるとんでもない運命とは?

ダンカン・初監督作品。
自らキャンプの怪しい指導員としてストーリーテラー的役割を果たす。

ダンカンの多才ぶりには驚かされる。
もともとお笑いが出来るという事はかなり頭がいいのだろうが、
今回は脚本も担当。何かできる人は何でも出来る人が多いよね。

やはり目線が面白い。現代的な問題を鋭く切る。

どうして自分が生んだ子供を傷つける事が出来るのだろうか……
自分が虐待されていたのかもしれない。裏切られた嫁に似ているから?
でも子供には何の責任もない。ただ愛されたいだけなのに。

そして「臓器売買」。売る人もどうかと思うが買う人がいるからダメなんだ。
ヨボヨボの爺さんが子供の臓器を狙っている。
「まだ生きたいのか~?」
金さえあれば永遠の命でも買える時代になるのだろうか……

身勝手な親たちを演じるのは
渡辺いっけい、高橋ひとみ、いしのようこ、温水洋一、保積ぺぺなど。

いしのようこが演じるお水系で金の亡者の母親。
すごく似合っていた。いしのようこ、意外と年をとってからの方が(失礼?)
いい女優になった気がする。

切り口はすごく良かった。
でも私の期待が大きすぎたのかな。(ダンカンはすごい人だと思うので)
もう一声!って感じなのだ。
それは多分大きすぎる2つのテーマのせいか。
「虐待」「臓器売買」やはりこの2つをまとめるには2時間では難しい。
臓器売買が最後、ちょっとほったらかされた感がある。
でもこの題材を書こうとする視点だけでもやはり只者ではない。

ラストは結構、衝撃的。
普通の映画によく出てくる「子供を愛さない親なんていないよ」って
台詞を真っ向から否定される作品。
これが現実、これが現代?
多分あなたの「常識」が崩れる映画だと思うよ。

(2004年・日本映画)

(芝田 佳織)

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

アメコミの老舗、マーベル・コミックス発の最新作は、“ワン・フォー・オール、
オール・フォー・ワン”精神で闘うユニット物。
原作者のスタン・リーが、それまでのヒーロー物とは一線を画した物語を目指した
結果、生まれたのが、ファンタスティックな4人組だ。
ごくごく普通の人間が、宇宙嵐の実験中、放射線を浴びて、特殊な能力を身に付ける。

天才科学者のリード(「キング・アーサー」のヨアン・グリフィズ)は、まるでゴム男の
ように伸縮自在の“Mr.ファンタスティック”に。
リードの元恋人で、科学者のスー(ドラマ「ダーク・エンジェル」のジェシカ・アルバ )は、

透明人間になったり、バリアを張る事の出来る“インビジブル・ウーマン”に。
スーの弟で、パイロットのジョニー(「セルラー 」のクリス・エヴァンス)は、燃え盛る
炎の塊となって、超高速で飛行する“ヒューマン・トーチ”に。
リードの相棒のベンは、外見は岩男、気は優しくて力持ちの“ザ・シング”に。

しかし、あの事故で力を授かったのは、彼らだけではなかった。
リードのスポンサーである実業家のビクターは、メタリックな体であらゆるパワーを
吸収し、破壊光線を発する“Dr.ドゥーム”となっていたのだ。
実験の失敗から立場を危うくしていたビクターは、再び権力を握ろうと、手に入れた力を
悪用し始める…。

原作は、昨年公開されたディズニー・アニメ「Mr.インクレディブル」にもヒントを
与えた事で知られるが、ヒーローであるがゆえの悩みなど、感情の深い部分の
描き込みは、アニメの方が勝っている。
その点で、匹敵するキャラクターがいるとすれば、“ザ・シング”ぐらいだろうか。
民衆が彼をヒーローとして称える一方で、いつも傍らにいた妻は、彼の許を去って行く。
醜く変貌した外見を忌み嫌って…。
強く信じていた者に裏切られた気持ちが、その後の言動の裏付けにもなっている。

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントMr.インクレディブル


だけど、基本は“お気楽なヒーロー物”。
取り立てて意外性も無いストーリーを、飽きさせずに最後まで見せ切る
エンターテインメント性は、製作にクリス・コロンバス(「ホーム・アローン」
「ハリー・ポッター 賢者の石」の監督)が名を連ねている事でも納得だ。
全て予定調和の展開なので、各キャラクターの能力の見せ方がモノを言う。
大掛かりなVFXから、死力を尽くすインビジブル・ウーマンが流す鼻血といった
細かい演出まで、いろいろと工夫が凝らしてある。

そして、愛すべきは、ユーモア担当のヒューマン・トーチ。
お調子者の彼が登場する度に、何を喋り、何をやってくれるのかと期待してしまう。
飄々と演じるクリス・エヴァンスは、ハリウッドが期待するのも頷けるほど、魅力的な
若手スターだ。
もし、パート2が出来るなら、是非、彼のキャラクターもパワーアップさせてほしい。

「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの原点とも言われる悪役が、あまり脅威に
感じられない事が、少し足を引っ張るけれど、何も考えずに、その場限りで楽しむには、
もってこいの映画だろう。

(2005年・アメリカ映画)

(川口 桂)

先どり予告編~9月9日封切り@USA~

The Exorcism of Emily Rose (TRAILERの下のPLAYをクリック) (女性弁護士の
 担当する殺人事件の捜査線上に、若い娘に悪魔祓いを施していた牧師の存在が
 浮かび上がる。/日本公開未定)
 監督:スコット・デリクソン
 出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット

The Man (TRAILERをクリック) (相棒を殺されたFBI捜査官は、人違いから、
 質問好きのセールスマンと事件を捜査するハメに。/日本公開未定)
 監督:レス・メイフィールド
 出演:サミュエル・L・ジャクソン、ユージン・レヴィ

Green Street Hooligans (SEE THE TRAILERをクリック) (ハーバード大学を
 退学になった青年は、姉の住むロンドンへと渡り、義兄に導かれるまま、危険な
 フーリガンの世界へ足を踏み入れる。/日本公開未定)
 監督:レキシー・アレクサンダー
 出演:イライジャ・ウッド、チャーリー・ハナム、クレア・フォーラニ

Keane (TRAILERをクリック) (娘を誘拐され、酒とドラッグに溺れる男は、ある少女と
 親しくなるが…。胸を打つスリラー。/日本公開未定)
 監督:ロッジ・ケリガン 製作:スティーブン・ソダーバーグ他
 出演:ダミアン・ルイス、アビゲイル・ブレスリン

An Unfinished Life (Click here to play movieをクリック) (息子を亡くした傷を
 心に抱える男の所に、ある日、疎遠になっていた息子の妻と娘が現れる。
 /日本公開未定)
 監督:ラッセ・ハルストレム
 出演:ロバート・レッドフォード、ジェニファー・ロペス、モーガン・フリーマン