先どり予告編~10月7日封切り@USA~
成功を収めた青年は、司教である病気の父に代わり戻って来た教会で、音楽を味方に、
困難に立ち向かう/日本公開未定)
・イン・ハー・シューズ (“TRAILER”をクリック→視聴方法を選択) (それぞれ内面と外見に
コンプレックスを持つ姉妹の、心のすれ違いと葛藤を描く/11月12日に日本公開予定)
監督:カーティス・ハンソン(「LA.コンフィデンシャル」)
製作:カーティス・ハンソン、リドリー・スコット(「ブレードランナー」監督)他
製作総指揮:トニー・スコット(「トップガン」監督)
出演:キャメロン・ディアス、トニー・コレット、シャーリー・マクレーン
・Two for the Money (“VIEW TRAILER”をクリック→視聴方法を選択) (怪我で引退を
余儀なくされたフットボール選手は、名うてのスポーツ賭博師にスカウトされる/
日本公開未定)
監督:D・J・カルーソー(「テイキング・ライブス」)
出演:アル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ、アーマンド・アサンテ
・Waiting... (“TRAILER”をクリック) (ここは人気レストラン。トップ・ウェイターを決める
“ゲーム”が始まった/日本公開未定)
出演:ライアン・レイノルズ、ジャスティン・ロング
・ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ! (視聴方法を選択) (クレイ・アニメの
人気シリーズ初の長編/2006年3月18日に日本公開予定)
監督:ニック・パーク(「チキンラン」)他
声の出演:ピーター・サリス、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム・カーター
映画ランキング@USA速報!(10月9日付)
1位(初) ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
(クレイ・アニメの人気シリーズ
初の長編/1週目/2006年3月18日に日本公開予定)
監督:ニック・パーク(「チキンラン」)他
声の出演:ピーター・サリス、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム・カーター
2位(↓) フライトプラン
(航空機設計士の娘が、高度1万メートルの上空で失踪した。
容疑者は425人の乗客/3週目/2006年正月第2弾で日本公開予定)
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガート、ショーン・ビーン、
エリカ・クリステンセン
3位(初) イン・ハー・シューズ
(それぞれ内面と外見にコンプレックスを持つ姉妹の、
心のすれ違いと葛藤を描く/1週目/11月12日に日本公開予定)
監督:カーティス・ハンソン(「LA.コンフィデンシャル」)
製作:カーティス・ハンソン、リドリー・スコット(「ブレードランナー」監督)他
製作総指揮:トニー・スコット(「トップガン」監督)
出演:キャメロン・ディアス、トニー・コレット、シャーリー・マクレーン
4位(初) Two for the Money
(怪我で引退を余儀なくされたフットボール選手は、
名うてのスポーツ賭博師にスカウトされる/1週目/日本公開未定)
監督:D・J・カルーソー(「テイキング・ライブス」)
出演:アル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソ、アーマンド・アサンテ
5位(初) The Gospel
(歌手として成功を収めた青年は、司教である病気の父に
代わり戻って来た教会で、音楽を味方に、困難に立ち向かう/1週目/
日本公開未定)
6位(↓) ティム・バートンのコープスブライド
(悪ふざけで骸骨に結婚指輪をはめた
男は、死体の花嫁に迫られて…。ストップモーション・アニメ/4週目/
10月22日に日本公開予定)
監督:ティム・バートン(「チャーリーとチョコレート工場」)
声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、エミリー・ワトソン
7位(初) Waiting...
(ここは人気レストラン。トップ・ウェイターを決める“ゲーム”が
始まった/1週目/日本公開未定)
出演:ライアン・レイノルズ、ジャスティン・ロング
8位(↓) Serenity
(銀河戦争が終結した500年後の未来、宇宙船セレニティ号の
船長は、避難民を匿うが…/2週目/日本公開未定)
監督・脚本:ジョス・ウェドン(「エイリアン4」「トイ・ストーリー」脚本)
9位(↓) ヒストリー・オブ・バイオレンス(原題)
(強盗を撃退した男は、メディアの
注目を集めた事から、ギャングの目に留まり…/3週目/
2006年日本公開予定)
監督:デビッド・クローネンバーグ(「ザ・フライ」)
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート
10位(↓) イントゥ・ザ・ブルー
(海底の財宝を巡るアクション・スリラー/2週目/
11月5日に日本公開予定)
監督:ジョン・ストックウェル(「ブルー・クラッシュ」)
出演:ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ
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この胸いっぱいの愛を
「もし一度だけ過去に戻れるとしたら……あなたのやり残した事は何ですか?」
東宝黄泉がえり
ビデオメーカーこの胸いっぱいの愛を -未来からの“黄泉がえり”-
2006年、鈴谷比呂志・30歳(伊藤英明)は飛行機で故郷の北九州・門司へと
旅立った。20年ぶりの土地は幼い日と何ら変わらない風景。
それもそのはず、彼は20年前にタイムスリップしてしまったのだ。
父は事故で亡くなり、母の元を離れ預けられた祖母の旅館。
その年は、比呂志の大好きだった和美お姉ちゃん(ミムラ)が
病気でなくなる年だった。
幼さゆえに救えなかった、伝えられなかったという孤独な少年の想い。
10歳と30歳の比呂志、2人は和美お姉ちゃんを救う事が出来るのか?
世間の評価は割と高い。確かに周りも泣いていた。
だから私の意見は少数派なのかもしれない。
そう、私はあまり感動できなかった……
一番の要因は、新鮮さも斬新さもない所。
ある映画とある映画を足した様な話と、次のシーンが想像できてしまう様な展開。
「あーまたか」……それが正直な感想である。
そして何より台詞がベタすぎる。
1本の映画の中で必ずいくつかは「お、さすがプロ。うまい」
と思わせる台詞があり書き留めるのだが、この映画は1つもなかった。
そして「枷(かせ)」のかけ過ぎ。登場する人物が必ず何か訳アリ。
「普通の人」が少なすぎる。
そう周りに事故や事件が発生するはずもなく
孤独な生い立ちの人ばかり集まらない。
その割に生かされていない枷もいくつか……
もともと4つの短編が原作と言う事だが、正直メインストーリーよりも
サイドストーリーの方が泣けた。
中でもクドカン&中村勘三郎の話。
すごく短い1シーンだがこのシーンは良かった!
些細な事だが、すごく心にひっかかっている事ってある。
クドカン、見たまま影の薄い役をしているのだが、ちゃんと印象残ってるよん!
後、「亡国のイージス」で光っていた勝地涼君が同じタイムトラベラーとして出演。
彼は必ず出てくると思っていただけに、やっぱり来たな!という感じ。
将来、とても期待の俳優である。
一度ヒットしたからといって、この手の映画ばかり作るのはそろそろやめて欲しいと思う。
「泣かせます~」というのが見え見えだ。
邦画=「人が死ぬ」事でしか泣けない映画になっていないか?
人が死ななくても泣かせる映画はたくさんある。
そんな映画を観せて欲しいと思う。
(2005年・日本映画)
(芝田 佳織)
ベルベット・レイン
ジャッキー・チュン。
そして、「インファナル・アフェア」で一躍、若手俳優のトップに踊り出た
ショーン・ユーとエディソン・チャン。
ポニーキャニオンインファナル・アフェア トリロジーBOX
香港の超豪華キャストを集結させたのは、商業映画初デビューとなる新人監督、
ウォン・ジンポー。
その才能は第二のウォン・カーワイとの呼び声高く、香港電影金像奨・
最優秀新人監督賞を受賞。
香港では約1,300万香港ドルの興収をあげながら、
暴力シーンが問題となり、中国では上映禁止となった問題作だ!
原題は「江湖」。「黒社会」の意味をもつ。
従来の香港マフィア物と異なり、練られた構成と衝撃的で斬新な映像美が見所。
黒社会の大ボス、ホンの暗殺計画の噂が流れる。
野心家で冷酷な弟分・左手(レフティ)はホンに引退を迫り、
疑わしき配下のボス・3名を皆殺しにする様、部下に告げる。
一方、鉄砲玉として、のし上がるチャンスを掴んだイックと、
彼に付いて一旗あげたいと思っているターボは、暗殺用の拳銃を求めて街を駆ける。
対照的なコンビが2組。彼らの悲しき運命が動き出す。
伏線が多数盛り込まれた意外なクライマックスとは?
はっきり言って映像に惚れた。
最近の映画はやたらと残酷なシーン、大量の血、死体を映し過ぎる。
この「ベルベット・レイン」は不必要な血や死体は映さない。
なのに、加害者・被害者の運命や性格までもわからせる。
ある意味、死体を見せられるより残酷で重い余韻が残る。
また地面が透明であるかの様な下からの撮影など、監督独特のスタイルが
新しい。
そして、時間をかけて何度も練られたと思われる脚本。
本当は言いたい事がいっぱいあるけれど、クライマックスの為には
何の知識ももたずに観て欲しい!
とにかくよく考えられている、それだけ言っておこう。
個人的には大好きなエディソン・チャンが「獣姦」(相手は人でなく犬)
を強要させられるシーンが衝撃的。
「エディソン、やめて~!」と目を覆う……
このシーンは実際色々な意見が出たらしい。
しかし監督が主張する「必要性」が認められカットされなかった。
当人のエディソンは自ら、「ズボンを脱ぎましょうか」と提案したとか。
俳優としては認めるけれど、やはりちょっとドキドキしてしまったわ?
もはや「香港マフィア映画=ドンパチ物」という構図は古い。
新時代を担う天才監督が魅せる新しい世界を是非体験して欲しい。
(2004年・香港映画)
(芝田 佳織)
映画ランキング@USA速報!(10月2日付)
容疑者は425人の乗客/2週目/2006年正月第2弾で日本公開予定)
出演:ジョディ・フォスター、ピーター・サースガート、ショーン・ビーン、
エリカ・クリステンセン
2位(初) Serenity (銀河戦争が終結した500年後の未来、宇宙船セレニティ号の
船長は、避難民を匿うが…/1週目/日本公開未定)
監督・脚本:ジョス・ウェドン(「エイリアン4」「トイ・ストーリー」脚本)
3位(↓) ティム・バートンのコープスブライド (悪ふざけで骸骨に結婚指輪をはめた
男は、死体の花嫁に迫られて…。ストップモーション・アニメ/3週目
/10月22日に日本公開予定)
監督:ティム・バートン(「チャーリーとチョコレート工場」)
声の出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、エミリー・ワトソン
4位(↑) ヒストリー・オブ・バイオレンス(仮題) (強盗を撃退した男は、メディアの
注目を集めた事から、ギャングの目に留まり…/2週目
/2006年日本公開予定)
監督:デビッド・クローネンバーグ(「ザ・フライ」)
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マリア・ベロ、エド・ハリス、ウィリアム・ハート
5位(初) イントゥ・ザ・ブルー (海底の財宝を巡るアクション・スリラー/1週目
/11月5日に日本公開予定)
監督:ジョン・ストックウェル(「ブルー・クラッシュ」)
出演:ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ
6位(↓) Just Like Heaven (孤独な建築家が引っ越したアパートに、美しい幽霊が
現れて…。ロマンティック・コメディ/3週目/日本公開未定)
監督:マーク・S・ウォーターズ(「フォーチュン・クッキー」)
出演:リース・ウィザースプーン、マーク・ラファロ
7位(↓) The Exorcism of Emily Rose (女性弁護士の担当する殺人事件の
捜査線上に、若い娘に悪魔祓いを施していた牧師の存在が浮かび上がる
/4週目/日本公開未定)
出演:ローラ・リニー、トム・ウィルキンソン、キャンベル・スコット
8位(↓) Roll Bounce ('70年代を舞台に、ローラースケートに情熱を注ぐ若者たちの
青春を、懐かしのソウル・ミュージックに乗せて描く/2週目/日本公開未定)
出演:バウ・ワウ
9位(初) The Greatest Game Ever Played (貧しいアマチュア・ゴルファーが、
チャンピオンを負かした実話を映画化/1週目/日本公開未定)
監督:ビル・パクストン
出演:シア・ラブーフ
10位(↓) The 40-Year-Old Virgin (40歳の童貞男を巡るラブ・コメディ
/7週目/日本公開未定)
出演:スティーブ・カレル
マンハッタン恋愛事情
ニューヨークの街並みをもう一つの主役に描く、オシャレな都会派ラブストーリー…
と錯覚させる見事な邦題。
フタを開けてみれば、ロフトの中で小ぢんまりと繰り広げられる、男1人に女2人の
痴話喧嘩だった(原題は“Two Girls and a Guy”)。
ロフトの前でそれぞれのボーイフレンドを待っているルーとカーラ。
初対面の2人は、ちょっとした世間話から、同じ男に二股をかけられていた事を知る。
その彼・売れない俳優のブレイクにすっかり腹を立てた彼女たちは、窓ガラスを
割って部屋に侵入、室内で彼を待ち伏せる。
そうとも知らず、高らかにオペラなんぞ歌いながら帰って来るブレイク。
2人が物陰から見つめる中、早速ママと彼女たちに“帰りましたコール”をする
マメ男ぶりを披露する。
しかし、二股男に審判の時はやって来る。
ブレイクを巡るガールフレンドたちに扮するのは、お人形さんフェイスの
ヘザー・グレアムと、地味だが知性的な雰囲気のナターシャ・G・ワグナーの、
とっても対照的な2人。
だけど、同じ手法で口説き落とされていたのがユニーク。
付き合い始めた時期が同じなら、囁かれた言葉も一緒、週に3日デートするという
分担まで一緒なのだ。
この2人の写真が、写真立てに裏表で入れられていて、ローテーションによって
差し替えられるようになっている。
気付いたルーが、裏側に入っていた自分の写真を表側に入れ替える動作に、
オンリーワンになりたい女の意地が覗く。
2分の1の扱いしか受けない彼女たちに比べて、常にブレイクのトップ項目に
挙がるのは、写真立てのポジションももちろんキープしている母親の存在。
つまり、厳密に言うと、そこにはいない母親を含めての四角関係のストーリーだから、
余計にややこしい。
四角は三角に、そして、三角は直線になるのか、それとも…?
冒頭の場面を除き、カメラは外に出ず、3人の男女がロフトの中だけでセリフの
応酬をする、まるで舞台劇を観ているかのような構成。
時折ドキュメンタリーにも感じさせるカメラアングル。
それだけに、如何に飽きさせない運びにするかが、他の映画以上に、
この作品の明暗を分けるだろう。
役者選びはその重要なポイントの一つで、芸達者なロバート・ダウニー・Jr.を
ブレイク役に起用したのも頷ける。
何かというと鏡に向かって話し掛ける、役者に有りがちな自己陶酔タイプの男が、
女たちに詰め寄られ、タジタジになる情けなさや、逆に居直ったりもする
憎たらしさなど、器用に表現している。
それだけに、ロバート・ダウニー・Jr.を、こんな単調な、どうって事ない映画では
観たくなかったなぁと残念に思ってしまうのである。
こういう状況になった時に、男女の本音はどのように噴出するのかを
描き出したかったのだろうけど、誰一人として感情移入できる登場人物も無く、
無味乾燥なまま終わってしまった。
(キングレコードよりビデオのみ発売→マンハッタン恋愛事情【字幕版】
)
(1997年・アメリカ映画)
(川口 桂)
SHINOBI
その跡取りである朧(おぼろ)と弦之介は互いの立場を知らず、
導かれる様に恋に落ちた。
時は家康末期。「忍」の力を恐れる幕府の陰謀が動き出す。
2つの村、互いに選ばれた5組10名を闘わせ、どちらが生き残るかによって
次期将軍を決めるという指令が下される。
その頭領として選ばれる朧と弦之介。
愛する人が今、最大の敵となる。2人の運命、愛の結末は……
時代劇版「ロミオとジュリエット」の様な因縁絡みの悲恋。
VFXを駆使した現代だからこそ実現した「忍」の世界。
面白い要素は多々ある。なのに世間の評判はイマイチ良くない。
ゆえに正直、全く期待していなかった。
だからかも知れないが、言うほど悪くはない。
でもやはり「期待せずに観たら面白いよ」という感じだ。
最大の原因はやはり仲間由紀恵がどうみても「忍」に見えない事だろうか。
彼女はすごく好きな女優だ。演技もうまいし美しい。
しかし、しかし残念ながら「忍」ではない。
この「朧」という忍びの武器は「瞳」。瞳で人を殺す術を持つ。
だから確かに俊敏でなくてもいいのだが、それでもやはりある程度の
「構え」や「着こなし」は必要。それが足りない。
そして10人の「忍びキャラ」を出す難しさ。
「10人の精鋭」と言う事だが正直、どこが精鋭なのかわからないキャラが複数。
「弱っ!」「それだけ?」「どこが?」
人並み外れた「妖術」を披露しきれていない。
また主演の仲間由紀恵とオダギリジョー、椎名桔平、黒谷友香が
アクション俳優じゃないため、どうしても前半の脇の闘いの方が
迫力がある。やはりクライマックスにかけて闘いの精度も上がってこなくちゃ?
その中で目を引くのは、甲賀方「筑摩小四郎」役を演じる虎牙光揮(こがみつき)と
伊賀方「夜叉丸」役を演じる坂口拓の闘い。
虎牙光揮はロス・タイで空手・ボクシング・ムエタイの修行を積みNIKEの
CMでデビューした俳優。
そして坂口拓は八極拳・少林寺拳法などあらゆる格闘技に精通し、
ボクシングはプロライセンスを持つという凄腕。
この2人の闘いは迫力・スピード共に見ごたえあり。
これが正直一番すごかったかも……
「我らは武器。使うものなければ何の役にも立たぬ」
「人を殺す事でしか生きられない。だから泰平の世が来る事が恐い」
人智を超えた不思議な能力を持つ「忍」。
うやらましい様に聞こえるけれど、彼らは殺人兵器。
「人」として生きる事が許されない。
自分は何故「生きる」のか。その苦悩・葛藤……
その悲しき「運命」のテーマは伝わってくる。
ハッピーエンドか悲劇か……「二人の愛の結末」についても
私はこれで良かったのではないかと思う。
ま、昔の千葉真一・真田広之・志穂美悦子なんかが出ていた時代物と比べ
迫力にかけるのは確か。VFXに頼りすぎか?
香港映画などもVFXがすごいが、彼らはもともと拳法経験者などであり、
基礎が違うからね……格好・構えも全然違うのよ。
とはいえハリウッドで「リメイク」が決まったというこの作品。
またまたとんでもない「ニッポン」が披露される事であろう……
そちらがとても楽しみである??
(2005年・日本映画)
(芝田 佳織)
メゾン・ド・ヒミコ
その彼が選んだ役は「死の床につく恋人の世話をする青年」。
何だ、珍しく普通の役じゃん?いえいえ、今回も普通ではない。
その恋人とは「年老いたゲイ」。
かつて、伝説のゲイバー「卑弥呼」でママをしていた男なのだ。(ややこしいな?)
主人公は塗装会社で働くOL・沙織。
「ゲイ」の父は母と自分を捨てた。
その母も病気で亡くなり、残っているのは治療費に使った多額の借金。
沙織はコンビニのアルバイトだけでは足らず「風俗」に手を出そうか悩んでいる。
そんな時、美しい男が訪ねてくる。
その男は父親の恋人。父親は神奈川県にゲイ専用の老人ホームを作った。
「メゾン・ド・ヒミコ」。
男は沙織にそこでのバイトを薦める。許せない父親、しかし高額の報酬。
沙織はその老人ホームで働く事になるが……
「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督×渡辺あや脚本コンビの第二弾。
時間が静かに流れる様なタンタンとした雰囲気だが、その中には、
「同性愛」「差別・偏見」「老いと死」「親子の絆」「孤独」
そして「愛」が盛り込まれている。
内容はかなり重い。「泣ける」と言うより「考えさせられる」。
細部に気付けば気付くほど重い。そんな作品だろうか。
元々「ゲイ」の世界に興味があったと語る犬童監督。
その理由は、ゲイの方は「解放された人たち」に見えるから。
「本当の自分」を隠さず出す。それは誰もが憧れる感情かもしれない。
しかし「解放」は必ず偏見・差別といったマイナス面をともなう。
「心と体が違う」、それだけで苦しんでいる彼らにとって、
社会の冷たい視線はどれほどのものなのだろうか……。
そして誰にも「老い」はやってくる。
もし自分の父親がゲイだったとしたら?
死を間近にしているからといって、その体を、その手で何の躊躇もなく
綺麗にしてあげる事が出来るだろうか……
「美しい恋人役はオダギリジョー以外考えられなかった」
その言葉通り、繊細で、どこか危険で、脆い、そんな難しい役を
見事に演じているオダギリジョー。
彼自身、当時は大河ドラマの真っ最中で最も忙しかった時期。
だから「自然と倦怠感が出ている」と語るが本当にその気だるさがとても色っぽい。
沙織を演じているのは柴咲コウ。
ゲイの父親役には「たそがれ清兵衛」の田中泯。
「メゾン・ド・ヒミコ」のメンバー達は実際にゲイの方やゲイバーで働く方も
抜擢している。
この作品は色々なテーマを含んでいる。
こういう映画はなんだかまとまりがなく「結局何が言いたいの?」という
お粗末な結末が待っている事が多い。
実際、執筆中も幾度となく当人達もわからなくなったらしい。
しかし5年の月日を費やしたというだけあり
「娘・父・父の恋人」この微妙な三角関係が絶妙なラインで踏みとどまっている。
「とても面白い!」とか「感動した!」とかそんな感じじゃなく
本当に後からジワジワ考えちゃう映画。
遠い様で実はとてもリアリティのある世界。
「メゾン・ド・ヒミコ」の中をちょっと覗いてみませんか?
(2005年・日本映画)
(芝田 佳織)
先どり予告編~9月30日封切り@USA~
“Trailer”をクリック→“WATCH NOW”をクリック) (貧しいアマチュア・ゴルファーが、
チャンピオンを負かした実話を映画化/日本公開未定)
監督:ビル・パクストン
出演:シア・ラブーフ
・イントゥ・ザ・ブルー (“ENTER THE SITE”をクリック→スクリーンをクリック→“MEDIA”を
クリック 日本語サイトは近日オープン) (海底の財宝を巡るアクション・スリラー
/11月5日に日本公開予定)
監督:ジョン・ストックウェル(「ブルー・クラッシュ」)
出演:ポール・ウォーカー、ジェシカ・アルバ
・The Prize Winner of Defiance, Ohio (視聴方法を選択) (10人の子供を育てる為、
CMソング・コンテストに応募する主婦の、実話に基づくストーリー/日本公開未定)
監督:ジェーン・アンダーソン(「キルトに綴る愛」脚本) 製作:ロバート・ゼメキス他
出演:ジュリアン・ムーア、ウディ・ハレルソン、ローラ・ダーン
・Serenity (視聴方法を選択) (銀河戦争が終結した500年後の未来、宇宙船
セレニティ号の船長は、避難民を匿うが…/日本公開未定)
監督・脚本:ジョス・ウェドン(「エイリアン4」「トイ・ストーリー」脚本)
★地域限定公開作品★
・Capote (“ENTER THE SITE”をクリック→“MOVIE TRAILER”をクリック→視聴方法を
選択) (作家トルーマン・カポーティは、「冷血」執筆の為に、殺人事件の裁判を
調査する/日本公開未定)
監督:ベネット・ミラー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリス・クーパー
・カリートの道 暗黒街の抗争 (“MENU”にカーソルを置く→“VIDEO”をクリック→
視聴方法を選択) (アル・パチーノ主演「カリートの道」の前段階の物語/日本未公開)
監督:マイケル・スコット・ブレグマン(「カリートの道」製作)
出演:ジェイ・ヘルナンデス、ショーン・“P.ディディー”・コムズ、マリオ・ヴァン・ピーブルズ
・Duma (“VIDEO”をクリック→画面をクリック) (南アフリカの地で少年は、親に死なれた
チーターと友情を育む/日本公開未定)
監督:キャロル・バラード(「グース」)
出演:ホープ・デイヴィス、キャンベル・スコット
・Going Shopping (“TRAILER & CLIPS”をクリック→一番左の写真をクリック)
(ブティックを経営する女性は、母の日セールの最中、家族や客を相手に大奮闘する
/日本公開未定)
出演:ビクトリア・フォイト、ロブ・モロー
・Little Manhattan (視聴方法を選択) (ニューヨークでの、幼い恋の物語
/日本公開未定)
監督:マーク・レヴィン(「ウィンブルドン」脚本)
出演:ジョシュ・ハッチャーソン、ブラッドリー・ウィットフォード、シンシア・ニクソン
・MirrorMask (“ENTER THE SITE”をクリック→“PREVIEWS”をクリック→視聴方法を選択)
(少女は、邪悪な女王の治める空想世界に迷い込む/日本公開未定)
・My Big Fat Independent Movie (視聴方法を選択) (「マイ・ビッグ・ファット・
ウェディング」「アメリ」などのインディーズ映画のパロディ満載/日本公開未定)
・Screen Door Jesus (視聴方法を選択) (民家のドアにキリスト像が
浮かび上がった事から、小さな街は大騒ぎに/日本公開未定)
・Sueno (“TRAILER”をクリック→視聴方法を選択) (ロサンゼルスに移住した
メキシコ人青年と、タイプの違う2人の女性との三角関係/日本公開未定)
出演:ジョン・レグイザモ、エリザベス・ペーニャ、アナ・クラウディア・タランコン
・The War Within (“Watch Trailer”をクリック→視聴方法を選択) (テロの容疑で
逮捕されたパキスタン人の学生は、アメリカ攻撃の急進派となっていく/日本公開未定)
先どり予告編~9月28日封切り@USA~
・Forty Shades of Blue (“view trailer”をクリック→視聴方法を選択) (伝説の
ロックンローラーの妻は、彼の息子と情事を重ねる。サンダンス映画祭
審査員大賞受賞作/日本公開未定)
出演:リップ・トーン
