一週間で保育園を追い出された
自閉症スペクトラムの息子(小学2年生)と
保育園の指摘で療育を受けている
頑固娘(保育園5歳児)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
自閉症スペクトラムの息子(小学2年生)と
保育園の指摘で療育を受けている
頑固娘(保育園5歳児)の母です。
思い通りにならない日々を綴っています。
私はずっと、子どもたちの出来ないことに目を向けて、それができるようにと思ってやってきました。
療育の先生方からは
「出来ないことを出来るようにする」
のではなく
「出来ることを伸ばしましょう」
と言われ続けてきました。
思い返すと5年前から言われ続けている言葉ですね↓
頭では理解できても、やっぱり出来ないことが気になっちゃう。
だからつい
「出来ないことを出来るようにしたくなる」。
それが今回、
「出来ることを伸ばすってこういうことか」
と腑に落ちたのです。
私の文章力ではうまく伝わらないのが悔しいけど、自分の為にも書いておこうと思います。
親がするべきこと
療育の個別相談で、
まず、私の心配事を全て話しました。
①行動が遅い
②人見知りが強い
③人前で話ができない
④発達検査は受けたほうが良いのか?
まず、①〜③について。
全て共通した回答で。
「それで良いんだよ。あなたはそれで良い。」
と娘の気持ちを保てるようにしましょう。
どれも捉え方の問題で、
遅いのは自分が出来る為に準備をしているから。
まだ育っている途中なので、時間もかかるけど、安心、安全と思えるための行動を本人が考えて実行している。
と考える。
そして、良いイメージをつけてあげる。
10歳までは根拠なく「自分は出来る」と思って良いので、褒めて有能感をつける。
娘は処理速度や認知の部分が凹んでいるので
一度聞いただけでは出来ないかもしれない。
でも、見て真似ることはできる。
それなら、
「最高の二番煎じになれば良い」
ウサギとカメ、石橋を叩いて渡る、など
絵本やことわざなどで、「慎重であること=良い」というイメージをつけていく。
今、娘は心を守ることに精一杯。
だからママの後ろに隠れたり、
言葉が出なかったりしている。
そうすることで、自分の心を守っている。
特に低学年までは「心を守る」ことが大切で。
ここで心を守りつつ、色々な経験を積んでいければ、4年生頃に頑張りたいという気持ちが芽生えて来る。
その時にどういう方法を取ったら良いのかを一緒に考え助けていく。
すると出来ることも増えてくる。
学校の先生には、
「他の子よりゆっくりだけど、真似はできる」
と娘の特性を伝えて、
「だから、一番前の席ではなく、後ろの席、皆のことが見える席にして欲しい」
と配慮の方法を具体的に伝える。
実はこの席の問題。
息子の授業参観でも感じました。
先生の指示が通りやすいように「一番前の席」をお願いすると良いと色々な場所で言われてきました。
だけど、実際一番前に座っている息子を見て、一番前だと自分で考えないといけないんだな。もう少し後ろの席なら他の子の真似ができるのになと思ったんですよね。
本人には、
「理解して安心できてから行動すれば良いんだよ。その代わり周りの子の様子をしっかり見なさい。そして、早い子たちの成功と失敗を見て、どうしたら良いかの技を盗みなさい。」
と伝える。
自信がなくて発表が出来ないのであれば
「私は後で発表する」
と伝えられれば良い。
少し早くなったらもっと楽しいかもしれないと思えるようになったら、
早くするためには何ができるかを考える。
教科書がめくり辛かったら、全ページに折り目をつけてめくりやすくすれば良いし、事前に大切そうな場所に付箋をつけても良い。
先生に5分休みの間に、指示を書いてもらっても良い。
「結果出来れば良い」ので、本人をどうにかするのではなくて、出来るために何を用意すればよいのかを考える。
効力感が大事で、やりたくてやっている、自分でやっている、出来ていると感じることがとても大切。
とりとめなく長くなっちゃってすみません。
書ききれないので、次に続きます。