自閉症スペクトラムの息子の話です。
C施設での療育は、2歳児クラスの3月から始まりました(年少に上がる直前)。
初授業は、D施設の体験授業の直後。
体験授業が目から鱗の連続、息子も良く出来ていたので、今回もちゃんと座れるだろうとワクワクしていました。
が、現実は、
↑窓枠にしがみついてます(苦笑)
因みに今でもやってます
全然先生の言うことを聞きかない
期待するとその分出来なかった時の落ち込みが大きいんだから、しなきゃいいのにね💧
ってここでも何回言っただろうか
この日は、というか、その後もずっと自由に振る舞い、それに先生が合わせるという状態でした。
D施設は結構ビシバシ指導する感じだけど、このC施設は「出来ないことを出来るようにするのではなく、出来ることをより一層できるようにする」という方針で、
自信を持てる=楽しい
と思えるように授業をするということでした。
この方針を聞いたのは通い始めて1年くらい経った頃。そんな方法もあるのか!と自分にはなかった考えに衝撃を受けました。
ただ最初は、親としては出来ないことについ目が行きがちなので、ちょっと物足りない印象でしたけど
2年通った感想としては、
2つの施設でそれぞれ違う面からアプローチしてもらえるので、方向性の違う施設に通わせるのはアリ!
例えば、ゲームのルール説明の方法として、
D施設は、視覚優位な子が多いという事で、動画で説明をするけど、
C施設は、小学校に入ると言葉の指示だけになるので、それに対応できるようにする為に、言葉だけで説明する
など。
どちらも大切だなと思うので、両方を体験できて良かったなと思っています