施設に入っている義母(認知症で3年半の手厚い私の介護(笑)を経て入所)の様子を見るべく出かけたついでに、ダッコマン(甥)&モチコ(姪)に会いに行った或る日。
(どっちかっていうと、ついでなのは義母の見舞い・・笑)
義母を見舞うとその日の体力と精神力のほとんどを奪われるので、母には「行けたら行く」と言ってあったのだが、むしろダッコマンたちに会う、というご褒美がなければ一生見舞いなんぞに行かない気がする・・・。
てなわけで、体力&精神力がほぼ0の状態のまま、這々の体で妹の家へゴー!
私「こんにちは〜」
母「いらっしゃい〜。」
モチコ(姪)「あもおばちゃん、こんにちは」
私「モッちゃんこんにちは。おしゃべり上手になったね。」
モチコ「上手?(*>ω<*)」
私「上手よ〜」
2歳3か月とは思えないほどのお話しっぷり。
ちょっと前までは不完全だったピースもできるようになっていた。
グワシ!(数ヶ月前の不完全なピース。)
ノロマのダッコマンに比べ(笑)、スクスク脅威のスピードで育っております。
母「ダッコマン、幼稚園から昼過ぎに戻ってくるから。
ダッコマンにはあもおばちゃんが来るって言ってないから、どんな顔するかな。」
私「喜んでくれるといいなあ。・・・」
私「モッちゃん。絵本買ってきたよ〜」
モチコ「!読んで!」
モチコ「お風呂に入ってるね。」
モチコ「ネコがいるね。」
モチコ「靴下脱いだの?」
本の内容はまだ理解できないらしく、絵本に書かれた事象をひたすら得意げに教えてくれる。
ちなみにこの日の絵本は私を大爆笑させたこちらです。↓
もう ぬげない
1,058円
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参考記事→「もう ぬげない」
モチコの反応はイマイチだったが、母は「ぼく」の大失敗のシュールな絵に大爆笑していた。
子どもより大人のほうが楽しめる絵本・・・
シャチに乗ったウサギ、と遊ぶモチコ。
→このシャチについてはこちら・・
「私が2人の伯母さんになっても。その66。〜鴨川シーワールド篇/前半〜」
「私が2人の伯母さんになっても。その66。〜鴨川シーワールド篇/後半〜」
Iruka ni Notta Shounen
250円
Amazon |
モチコ「メ〜ル〜ちゃん、あ〜そ〜ぼ〜。」
私(メルちゃんを持つ)「モッちゃん、あ〜そ〜ぼ。なにして遊ぼっか〜?」
モチコ「幼稚園に行こ〜。」
私「わかったー。」
二人で部屋をテクテクぐるぐる歩いて幼稚園に到着〜。
こういうことってダッコマンとはしなかったなあ。
やっぱりおままごと(?)って女の子の遊びなんだなあ。
私(メル)「のどがかわいちゃった〜」
モチコ「メルちゃん、ジュース買ってあげるね。」
私(メル)「ありがと〜」
モチコ「メルちゃん、かくれんぼしよー」
私「いいよー。じゃあメルちゃんが隠れるね。」
モチコ「1〜2〜」
以前はかくれんぼのルールが全くわかっていなかったが、今回は少しわかるようになっていた。
が、やっぱり時々鬼のくせに隠れたりしていた・・
隠れたいし、カウントしたいし、色々やりたいのであろう。
モチコ「メルちゃん、みーつけた。」
私「逆さ吊りー!・・・メルちゃんの扱いが雑だっつーの!」
メルちゃんとウサちゃんとモッちゃんを並んで撮るように指示されるあもおばちゃん。
私「撮ったよー」
姪「見せて」
と確認のためカメラに回り込んでチェックしに来るモチコ。現代っ子やわ〜。
母「いつもほったらかしだから、今日はあもおばちゃんが目一杯遊んでくれて嬉しそう〜」
◇◆
母「そろそろダッコマンの幼稚園バスが帰ってくる頃じゃから迎えにいかんと。」
私「私も行く〜」
姪「モッちゃんも行く〜」
女三代(私は伯母ですが)でダッコマンを迎えに行く。
ブッブー。
私「あ、バスだ!・・あ、ダッコマンが見えた!」
甥(あっ!ニッコニコ〜〜〜〜〜♪)
私&母「かっ・・・・かわいいいいいいいいいい!!!!!!」←祖母バカ&伯母バカ
前は私の顔を見ると照れていたのに、私の顔を見てとびきりの笑顔を見せたダッコマン。
あいつはきっと私を萌え死にさせるつもりに違いない。
とっとこと〜!
バスのステップを駆け下りて私の手を握ってきたダッコマン。
やっぱり私を萌え死にさせるつもりなんだわ!
私「おかえりダッコマン」
甥「ただいまあもおばちゃん。結婚式楽しかったね!また一緒に新幹線乗ろうね!」
いつの話をしとるんや(笑) →参考記事「間の悪い腹。」
よっぽど楽しかったに違いない。
甥「あもおばちゃん〜。今日も遊びに来てくれてありがとう。
あもおばちゃんが来てくれて僕はうれしいよ。」
やっぱり私を「萌え」という武器で殺す気だな。
そして後半の表現は英語の直訳かって言いたくなるような外国語風味に笑ってしまった。
幼稚園の先生「・・・・ダッコマン。ご挨拶をしましょう。」
甥「あっ。先生さようなら。」
完全に先生の存在を忘れていたようであります。
ダッコマンの手を握る直前までモチコの手をひいていた私。
帰りはモチコは母に手をひかれ、私がダッコマンの手をひいたのだが
私(でかっ!というか、お肉パンパン!!)
モチコの小さな手に比べ、相変わらずのクリームパンのような手に癒されたのであった。
スベスベでモッチモチのクリームパンをずっと握っていたい・・・笑
おやつの準備をしている間、ダッコマン&モチコと遊ぶ。
私「二人、仲良しなのね。」
母「今日はね・・そうじゃないときはもう二人ともうるさくてうるさくて大変で・・」
私「まあ、そうでしょうね・・お疲れさまです・・・」
た〜らこ〜、た〜らこ〜、たっぷり〜た〜らこ〜♪
テレビからキューピーのCMが流れてきた。
甥「・・・じー・・」
私「あ、キューピーちゃんだ。キューピーかわいいよね。」
母「そう?」
甥「あもおばちゃん・・ぼく、これ怖いから嫌い。」
私&母「なんかわかるぅぅぅぅ!!!!」
写真に撮ってみたが、確かに怖い!!!!
同じ顔したやつらが大量に迫ってくるCM、確かにこわすぎる!!草間彌生的な!?
しかも音楽もびみょーに狙っててこわいんだよね。
ちなみにダッコマンとモチコがガン見していたCMがこちら・・・
これの何がそんなに彼らの心を鷲掴みにしたのか知らんが、このCMが流れると二人とも動きを止めてテレビに魅入っていた・・・
そうこうしているうちにおやつの準備が整いました!
甥「いただきます!」
本日はダッコマンの大好物、ショートケーキ。
義母の施設からここまでの間にいつものタカノがなかったので、違うとこのケーキ。
でもおいしかった!
モチコはシュークリーム。の皮(笑)と私のショートケーキのイチゴ。
あっという間にケーキをたいらげたダッコマン。
シャチのぬいぐるみと戯れる。
母「気に入ってるみたいでずっと遊んでるんよ」
私「背中に乗れるし大きさがいいのかね。やっぱり。」
母「名前もつけてたみたいでな・・」
私「あ、それうーちゃんから聞いた聞いた。ちょっとダッコマンに聞いてみよ。」
私「ねえ、ダッコマン〜。そのシャチはなんて名前なの?」
甥「・・・ルカ・・・」←イルカ(シャチだけど!)
私「ルカちゃんか。ルカくんか?じゃあ、そっちの青いやつは?」
甥「シャチ」
・・・・やっぱり変わらずルカとシャチだった!
他人のものは興味ないのがありありのネーミングであった。
2階から父が降りてきた。そしてダッコマンに声をかける。
父「ダッコマン〜おかえりぃぃぃぃぃぃぃ」←ちょっとからかう感じで。
甥「ジィジ!やめて!!!」
そういうの、子どもって嫌がるよね〜わかるわあああああ。
私「んもう、お父さん、そんな言い方やめなよ。」
そして案の定ダッコマンは・・・
甥「ジィジ、もう、嫌い!!!
ジィジのお母さんに怒ってもらったらいいのに!」
父「そうかあ、ダッコマンはジィジが嫌いかあ」
という会話を聞きつけた、耳ダンボのモチコ。
ジィジが悲しんでると思ったのか、自分がアピールしなければと思ったのか・・・
姪「ジィジ!モッちゃんはジィジ好きだからね!!ウフフ」
私(2歳にして女を出してるっ!!)
父「モッちゃんはジィジが好きだよね〜。」
父、メロメロやないか。気持ち悪っっっ(笑)
◇◆
甥「あもおばちゃん、今日も探検に行く?」
私「行こうか!!!」
前回のセブンイレブンまでの旅がよほど楽しかったのか、また旅に出ようと言うダッコマン。
姪「モッちゃんも行く〜」
甥「うーん・・じゃモッちゃんは来てもいいよ。探検に行くよ!!」
姪「たんけ〜ん!」
仲良く探検に出かけた私たち。
私「どこ行く〜?」
甥「今日はファミマにしようと思う!」←おいっ!
私「ファミマ・・?そんなのあったっけ?」
甥「あるよ。」
私「あもおばちゃん、ファミマがわかんないんだけど。」
甥「僕についてきて。」
私「わかった!隊長についていくよ!」
本当に探検みたいになってきた笑
甥「モッちゃん!隊長についてくるんだよ。」
姪「は〜い」
なんてかわいい隊長と隊員なのかしら。
ついでに年増のババア隊員も後ろからついていってますがすみません。
私「あら、ほんとだ。こんなとこにファミマがあったのね〜」
甥「1個だけ買ってもいい?」
私「うまいこと騙された・・じゃあ、ダッコマンもモチコも1個だけ買ってもいいよ。」
甥「このお菓子の棚から1個選ぶから待ってて・・・うーんうーん」
1個だけ、と言われたもんですから、慎重に慎重を重ねて迷いまくるダッコマン。
姪「はい、ダッコマン。ダッコマン、これが好きでしょ。」
とメロンパンナちゃんのチョコをさっさとダッコマンのカゴに入れる姪。
(自分のお菓子はすでに自分のカゴに入れてある。光速の決断力!!!!)
甥「・・・僕は男の子だからね、アンパンマンの方のチョコにするよ。」
私「ちょっとダッコマン、ほんとにこれでいいの?」
甥「うん、このチョコでいい。」
数年後のこの兄妹の力関係が見えた気がした・・笑
ボリボリ。ペロペロ。
甥「ストゥロベェリーのチョコでもよかったね。」
英国人もビックリの発音の良さ!!!
私「ストゥロベェリーってどういう意味なの?」
意味がわかってるのかどうか判断しかねたのでちょっと聞いてみると・・・
甥「・・・・( ´・д・)・・・」
私「・・・・?」
甥「あもおばちゃん・・・ストゥロベェリーはいちごだよ・・フッ」
そんなことも知らないの? ┐(´∀`)┌ヤレヤレ・・
ってこんな顔された!!!!!!
知ってますけどっ!?
ちょっと聞いてみただけじゃん!!!!!
と言いたかったが、あまりにおとなげないのでやめました。
なおも探検(ご近所探索)は続く。
モチコ「たいちょぉ〜!・・0&%&”$%&%’#’&’$」←聞き取り不能
私「ん?・・ああ。隊長!モッちゃんが何かを発見したみたいです!!」
甥「なに!?・・・ああ、これはガスのマークだっっ!ここにもあるっ。あそこにも!!」
甥「このマークはガスがここまで通ってるってシールでね・・・」
延々モチコ隊員に説明するダッコマン隊長。
それをウンウンと聞き続けるモチコ隊員。
そして
なんてかわいいの!!!
と後ろで写真を撮りまくるババア隊員。
ずーっと探検をしていたかったが、そうも行かないので
まだ探検をするんだ!
と拒否しまくる二人を説得しながら家に向かう。
ポーポーポポ、ポーポーポポ・・
私「あら、ハトだ。」
姪「はと?」
私「ポーポーポポ」
姪「ポーポー♪♪」
私「あそこにハトがいるよ。ほらあそこ。」
姪「どこ♪♪?・・・・・!!!!」
ハトの姿を見つけたモチコ、表情が激変。
ギョギョー!思てたんとちがう〜
という顔色の変わりようが超絶おもしろかったです笑
姪「あもおばちゃん、ダッコして〜〜〜〜〜〜」
ハトがよっぽどこわかったのか、あんなに自分で歩くんだと手をつなぐのも嫌がっていたのに、自ら抱きついてきたモチコであった。
私が帰るまでのちょっとした時間に「絵本を読んでくれ」と言ってきたダッコマン、絵本を持って当たり前のように私の膝にどっしり座るのであった。
絵本を読むときはここに座ることになっているのだろうか。
いつまで私の膝に座ってくれるかな・・・
ちなみにダッコマンもモチコ同様、先日読んであげた「くまのパディントン」の時よりだいぶ反応が悪かった・・
ちょっと内容がまだ早過ぎたか!?
探検などで体力は0のままだったが、かわいい隊長と隊員のおかげで精神力はモリモリ100%回復した一日であった。
次回の探検へ続く・・・??