私が2人の伯母さんになっても。その66。〜鴨川シーワールド篇/前半〜 | 感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

さかのぼること1か月ほど前。

元同僚Kより

「鴨川シーワールドの無料入場券を何枚かもらえることになったんだけど、ピカチン(私のこと)、ダッコマンたちと行くならもらってあげるよ?」

というありがたいお言葉をいただいた。

 

タダということに目を輝かせるあもちゃん、それ以上に目を輝かせる妹うーちゃん。

もちろんそのタダ券をありがたく頂戴することにした。

 

GWという鬼混雑しているであろう中、行ってまいりました鴨川シーワールド。

しかし思っていたほど渋滞もなく順調に進む。

電車も車も大好きなダッコマン(甥)、車内でも寝ることもなく超ご機嫌で過ごしていた。

 

道中、そこここでダッコマン妄想劇場が始まる。

 

甥「急カーブだー!あもおばちゃ〜ん落ちないでねー!」

私「わかったー!」

甥「着いたら車が落ちないようにタイヤにドロを塗っておかなくちゃ」

皆(何する気だ!?)

 

そんな楽しい妄想劇場を繰り広げながら、鴨川シーワールド発見!

しかしさすがGWということもあり、多数の仮設駐車場が点在、誘導員に言われるがまま車を走らせる・・・

 

鴨川シーワールドがどんどん遠くなっていく〜(笑)

 

甥「わーーーーーい!!」

 

ようやく到着。

 

山道みたいな道路を歩き、ようやく誘導員の誘導により鴨川シーワールドに到着。

 

シーワールドの入り口近くでアシカショーをやっていた。←アザラシだったかも?

 

皆「見よう見よう!」

甥「・・・・」

 

すご〜く嫌な顔をする甥っ子(笑)

 

私「ダッコマン、見えないでしょ?ダッコしようか?」

甥「ん・・・・」

 

コリコリコリコリ・・・・・

 

私「ちょっ!ダッコマン、耳たぶコリコリするのやめて〜っ。ひ〜くすぐったい><」

 

不安な時や眠い時やストレス?感じる時などに、(人の)耳たぶをいじくるダッコマン。

アシカのほほえましいショーを見ているだけなのに、なにがそんなにストレスなのか!

 

汗「アシカが気持ちわりんじゃねえの?俺、アシカの顔、気持ち悪ぃもん。」

私「そんな言い方ヤメレ。」

 

結局アシカのコントショーに全く興味を示さないダッコマンであった。

 

汗かき夫が入場口でもらった園内マップに、チョーご機嫌で食いついていた・・・。

 

鴨川まで来た意味って一体・・・

 

エイをタッチできるコーナーがあったのでそこに行ってみる。

 

エイにはちょっと興味を示し、一緒にタッチした。

ようやく鴨川に来た甲斐があった!

 

どうでもここのエイ、魚のくせにものすごく賢くて(笑)、人間が水に手を入れるとスイスイ〜と寄ってきて背中を触らせてくれるのだ。

 

曇天の中、記念撮影。

 

鴨川シーワールドに到着した直後ですが、お昼ご飯タイム。

入り口に一番近い、バイキングレストランで食べることにした。

 

姪(自分の食べるものは運ぶでちゅ!)

 

甥「ウホホホホ」

 

ご飯を前にテンションマックス。

 

2歳になったばかりのモチコ(姪)、フォークをとても上手に使ってパスタを食べる。

そんな姿をニマニマしながら見ている汗伯父ちゃん。

親戚じゃなければ通報事案である。

 

私「モチコ、上手に食べられるのね。」

姪「上手?」

私「上手上手。」

姪「もっと食べる!」

 

おばちゃんにええとこ見せたろ、という気マンマンのモチコ。

そんな会話に割り込んでくるダッコマン。

 

甥「あもおばちゃん、セブンイレブンで一緒にアイスを食べたんだよね〜。(どやぁ)」

私「うん、食べたね〜おいしかったね」

姪「あもおばちゃん、モッチャンとボール遊びしたよね〜(どやぁ)」

私「そうね〜ボールで遊んだよね〜楽しかったね」

 

ケンカをやめて〜私のために争わないで〜。

 

河合奈保子、かわいかったなあ。

うたもうまいし。

どうでもいいけど髪の毛も多いし・・うらやましす。

 

 ※アイスやボールの記事はこちら→『私が2人の伯母さんになっても。その65。

 

それにしてもモチコが少し前まで激しい人見知りだったことがウソのようである・・・

 →たとえばこちら。。

  『私が2人の伯母さんになっても。その58。』(半年前)

  『私が2人の伯母さんになっても。その62。』(4か月前)

 

ようやく伯母ちゃんに慣れてくれて嬉しいっす。

汗おじちゃんにはまだ慣れておらず、少し距離をとっている。がプイッはしなくなった笑。

 

 

ピロピロリ〜ン♪

 

私「あ、同僚Kからラインだ。」

K「ピカチン、今どこ〜?鴨川シーワールド、激混みなんですけど!」

 

そう、この日なんと同僚Kも鴨川シーワールドに家族で来ていたのだ!!

 

私「バイキングレストランにいるよ〜。まだ何もみてないのにいきなりランチ笑」

 

と思ったら、窓の外で人の気配が。

振り返るとそこにはベビーカーを押す同僚Kが立っておりました。

 

私「おひさ〜。あら、これが第二子くんね!もう顔がキリッとひきしまってる〜。」

 

最後に会ったときには、お腹パンパンだった同僚K。

コロリと産んで、現在、絶賛育児休暇中である。

(でももう復帰するそうな。タフすぎる〜。産んでもないのに私なら永遠に休みたい笑)

 

 

立ち話をしているところに、妹一家がチケットをいただいたお礼を言いに来た。

そして、モチコは満面の笑みで、ごきげんよう、とシャーロット王女ばりにお手振りしながら近づいてくるではないか!

 

K「か〜わ〜いい〜♪♪」

私「お前の今までの人見知りはなんだったのか・・呆」

 

外面よし男(甥っ子)とさすが兄妹よのう、血は争えない外面よし子。

 

一方そんな外面よし男の方は、というと、

「ダッコマ〜ン!」

とすご〜く親しそうに声をかけてくる同僚Kに対し、

(えっ・・このおばちゃん、誰・・?)

と完全に戸惑っているご様子(笑)

 

そして同僚Kが

「ダッコマ〜ン♪」

と手を広げてハグのポーズをとると、

(お・・おう・・)

ととりあえず距離を取りつつも、同僚Kに抱かれに行ってました(笑)

 

その姿がチョーおかしくて、大爆笑していた私たちであった。

 

私「そういや赤ちゃんマン(と言ってももう小学生!時間の経過は残酷や・・)たちは〜?」

K「アシカショーのとこで席取りしてる。」

私「そうなんだ、残念〜。」

K「まだまだいるから、また会おうぜ〜」

私「おうおう。私は引き続きご飯を食べるぜ」

 

そいじゃ、またあとで〜。

というわけでランチを終えた後、ゲームコーナーがあったのでしばし楽しむ。

 

二人仲良くドライブドライブ。

 

二人仲良くモグラ叩きならぬバイキンマン叩き。

元気いっぱい力の限り叩きまくるモチコに対し、おっかなびっくりで叩くダッコマン。

・・・性格の違いよのう。

 

じゃあ、私たちもアシカショーに行ってみようか。

さっきの耳たぶコリコリが嫌な予感しかしないけども・・・

 

と、さきほどのエイを触れるコーナーの前をフラフラ歩いていると

 

K「お〜い、ぴかち〜ん」

私「あれ?なぜここに?」

K「赤ちゃんマンがエイを触ってるんだよ〜」

私「どれどれ・・・」

 

プールにジャブジャブ手を突っ込んでエイを触りまくってる赤ちゃんマンを発見!!!

 

私「写真で見て知ってはいたけど、やっぱ背が高いね〜!しかし真剣に触ってるわね・・」

K「赤ちゃんマ〜ン、ちょっとおいで〜」

赤「え〜。」

 

エイをもっと触っていたかった・・という表情で渋々やってきた(笑)

 

私「赤ちゃんマン、こんにちは。」

赤「こんにちは〜」

私「相変わらずお利口さんやな。赤ちゃんマンはおばちゃんのこと覚えてないだろうね・・」

赤「?」

 

再会を勝手に祝してツーショット。

まるで親子みたいな格好ですが、他人です(笑)

 

ちなみに約6年前の赤ちゃんマンと私。

 

いや〜大きくなったわ〜。時間の経過はおそろしい・・・

 

赤「もう、エイのとこ戻ってもいい!?」

 

時の流れにしみじみしているあもおばちゃんそっちのけで、さっさとエイを触りに戻った赤ちゃんマンであった。

 

エイがそんなにいいんかー!?

 

私&K「なんか慌ただしいけど、またね〜」

 

 

その後、私たちもアシカショーに行くことに。

すると一番最前列に同僚K家族を発見。

さすがだいぶ前から席取りしてるだけあるわ〜とKの旦那さんに感心する私であった。

 

私たちは後列座席。

アシカショーが本当に気に入らないらしいダッコマン。

 

甥「アシカ見たくない〜」

皆「すぐ終わるって〜」

妹「アシカショーが始まったらアメ食べようね。」

甥「わかった〜(渋々)」

 

そして数分後、アシカがドアを開けて出てきた。

 

甥「はい、アメ出して。」

 

ほんと、アシカなんてどうでもいいらしい笑

 

ちなみにアシカが気持ち悪いと言っていた汗かき夫は、ベビーカーを見ておく、と言い、入り口近くでボヤッとしておりました。

汗かき夫とダッコマンの共通点「アシカギライ」を発見した瞬間であった。

 

アシカショーもなんとか終わり、ペンギンなどを見よう、と水族館コーナーへ向かう。

 

甥「もう行きたくない〜やだ〜」

 

そういや去年の夏に水族館に行ったときも水族館バツ!って言ってたなあ・・・

 →『私が2人の伯母さんになっても。その55。

 

多分、薄暗いというのと、意味不明な興味のないもの延々見さされる、というのが我慢ならないんでしょうなあ・・・(汗「ダッコマンの気持ち、わかるわ〜」←さすが似た者同士である)

 

ちなみにモチコは私にダッコされてご機嫌でペンギンを見ておりました。

 

甥「あもおばちゃん、僕、外に出たい。」

妹「もうすぐペンギンの餌やりが始まるから、見ようよ。」

甥「見ない!ペンギン見ない!!」←長距離ドライブの疲労&睡魔も加わりゴネゴネ。

妹「きー!ワガママ言うんじゃない!」

甥「あもおばちゃん、ダッコして!」

私「えっ。今、モチコをダッコしてるからムリよ〜」

義弟「よし、パパがダッコしてやろう。」

甥「やだ!あもおばちゃんがいいのーーーー!!!」

義弟「あもおばちゃんは今、モチコを抱っこしてるだろ」

 

と言いながら、ダッコマンを抱きかかえますれば、義弟の腕の中でジタバタするダッコマン。

 

甥「ヤダヤダー!」

義弟「おい、ヤメロヤメロ。」

 

そしてダッコマンの手が義弟の眼鏡を直撃したらしく、義弟の眼鏡が大村崑みたいにナナメってて思わず笑ってしまった・・・笑

 

こんな感じ(笑)

 

妹「もお〜。じゃ、モチコは私がダッコするから。モチコ、ママのとこへおいで」

姪「やだっ!!!!(パシッ)」

 

ママの手を強く振り払い、そして私の首にぎゅっと掴まるモチコ。

 

ケンカをやめて〜私のために争わないで〜。←本日、2度目。

 

しかし私は知っている。二人は私のために争っているわけではないことを。

 甥っ子→あもおばちゃんなら、僕のために外に出てくれるからダッコしてもらいたい!

 姪っ子→お兄ちゃんがあもおばちゃんにダッコしてもらいたがってるから、譲りたくない!

 

以上です。

亀の甲より年の功。

さすがのボンヤリあもおばちゃんもそこはお見通しじゃ!!!

 

ちなみにこんな小競り合いが勃発する中、汗かき夫は何をしていたかと申しますと、やはりベビーカーを見てるわ、と言って水族館の外で待っていました。

ダッコマンは汗かき夫と似た者同士一緒に外にいればよかったんだと思いました・・。

 

水族館に到着後わずか1時間ほどですでに飽き始めたダッコマン、

そしてダッコマンに負けじと張り合うモチコ、

そんな二人のあもおばちゃんの取り合いの行方はいかに!?

 

後半へ続く・・・