スポーツも進学に重要
日本でも、スポ少とかありますよね。私もやっていたように思います。
アメリカは、このスポーツが進学に関わるレベルで重要なファクターとなっています。
そもそもアメリカの勉強って、この単元できたらOKとか、そういう作りになっていなくて、
かなりの割合でプロジェクトを遂行するようにできています。
だから、今までの人生でどんなことをやってきたか、とか成し遂げてきたか、とかそういったことを実績としてものすごく見るんですよね。
だから、スポーツを皆さんご熱心にされています。別にスポーツでなくても何か特定のものでいいのですがスポーツは多いです。
私は、純日本人なので、そういったことを考えていなかったのですが、娘が大きくなってきたのでそのあたりが見えてきました。
アメリカの受験事情について記載した記事をアップしましたのでご覧ください。
なお、今回はスポーツ習い事の進め方についてです。
我が家はアイスホッケーでしたので、このあたりの経験も踏まえてお話させていただきます。
習い事は体験レベル
アメリカでももちろんサッカー教室だのバスケ教室だのとたくさん習い事はあります
このあたり正直日本より豊富なイメージです。まぁ多様な好みがありますからね。
でも、このお教室って体験レベルのものという位置づけになっているので、
ここで、いろんな人とお話をして、まずは情報収集します。
具体的には大体がクラブチームに入るという話になるのでこういったことを聞きます。
①どのあたりにどんなチームがあるのか
➁レベルはどの程度なのか。
➂トライアウトはいつごろあるのか
といったようなことです。
基本的な情報収集にまずはなるでしょうね。大体トライアウトは3月に行われて次シーズンの選手が決まります。
ただ、チームによってはトライアウト終わっても声をかけてネゴすれば入れるところは多いです。
なおチームは、レクレーションとトラベルとでチームが分かれています。
大まかに遠征があるかどうかで分かれていますが、必然的にトラベルの方が力が入っていますし、
トラベルでのリーグに参加していたとなると、進学に有利に働きやすいと言われています。
そして、次にチーム見学に行きます。これは、私の経験上とっても大切でした。
どんな練習をしているのか、チームの雰囲気がわかります。
受験準備
3月のトライアウトに向けて受験準備をします。
とりあえず、年間通してしっかり練習しないといけないのですが、やっぱり3月前はピリピリみなさんされていますね。
このあたりもチームによって違いますけど。
私の場合はどのチームにも入っていなかったし、そんなに高いお金は出せないので、
いろんなクリニックやアカデミーといったコースを受講して、何をしないといけないのかを見ながら、自分で子どもに教えていました。
やはりグループレッスンはそんなに一人ひとりに合わせてはいないので、個人のスキルを上げるのはあくまでも個人の責任、という考えが強いと思います。
だめなら、来年はバイバイです。だから、毎年受験をしているようなものなんですよね。
これ、やってみて思うのですが、これだけの競争を小さいうちからずっとし続けてるんですよね、世界って。
子どもも大変だけど、自分はこれができる!という自信にもつながるんだなと心の底から思いました。
ちなみに個人競技の場合、トライアウトという制度はなく、個人のコーチをつけてコンペティションを目指すのが多いようです。
人と競わないとわからないところもたくさんありますので、是非こういう部分は日本も怖がらずに競争していけばいいのになと思いました。