海外に向いている子はこんな子~傾向と対策~ | amll-njのブログ

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アメリカでの子育てについて、教育を中心につらつらと発信します

昨日は、娘が0歳から仲良くしている3人と会いましたびっくりマーク

幼馴染っていいなと思いましたよ。

 

でも、みんな成長していて中学受験の話に滝汗

アメリカ在住者である私にとっては本当に新鮮であるとともに、かなり中学受験が普通に行われてるんだなと知りました本

 

と、いうわけで本日はアメリカの事情をお話します。

 

日本の課題は詰め込み教育ではない

アメリカって、みんな自由にのびのびやってるんでしょー??

と聞かれますが、これだけは断言できます。

アメリカもとんでもなくしっかりみんな学歴を追っています。

ただ、アメリカの場合、日本と違うのが、勉強一辺倒じゃないってところですね。

 

勉強+一芸+社会貢献

 

この3つがどれぐらいできるか、が問われます。

この記事でも少し触れていますが、スポーツや文化、なんでもいいのですが、なんたらコンクールで入賞したとか、どこそこリーグで優勝したチームにいました、とか。

そういうことを評価してくれるんですよ。別にスポーツ推薦じゃなくても。

 

だから、昆虫博士な子とか、うちの2番目のようにロボットマニアとか。こういった子はむしろラッキードキドキ

だって自分の好きなことを追究してりゃ評価してもらえるんですから。

まぁ学校の勉強、というかSATという共通一次のような試験の結果もめっちゃ見られますけど。

 

昨日話していて思ったんですよね。

図工が得意な子にとってのアートスクールは将来につながらないから習い事としても塾優先でスケジュールが合わないから行かせてあげられないあせると言っていて、あぁ、ここが日本の課題なのかな…とショボーン

親御さんもすごくかわいそうと思いつつ、社会システムがそうなってない以上仕方がないんですよね。

 

若いうちから実績を評価するアメリカアメリカ勉学を追究する日本日本

 

だから、日本は別に詰め込み教育が悪いのではなく勉強でしか図らないから、他の才能の芽を摘んでしまうことなんですよね。

 

まぁ、アメリカはこの実績を積むにもお金が必要って話だから貧富の差が一向に埋まらないってことで、平等といいつつまったく平等ではないのが課題なんですけど。

 

 

勉強以外が得意な子の対策

日本の勉強って、楽しくないんですよね~。

まぁそれでもそれを受け入れることができる子はいいと思うんですよ。人間何かしらを我慢して学ばなければいけないので。

でも、そんな子ばかりじゃないですよね。

それこそ発達障害を抱えている子なんてまさにそうで、5科目追うのがしんどい子もいるし、勉強そのものが興味ない子もそりゃいますって。

だからこそ、特定の科目は秀でている、主要科目じゃないけどみたいな子は、海外に出ることを想定した学びをした方がいいです

日本って、なんか発達障害がある子を「迷惑かけてくるけど受け入れるのがダイバーシティ」とかって思ってませんか??

ほんのりそんなにおいを感じるんですけども、アメリカは「問題行動となる部分はサポート、能力はそれとは別で評価」って感じです。

これは明確にアメリカの方が望ましいあり方だと思いますよ。日本は遅れてる。

そもそも全員に同じように勉強できるのが正とかしちゃったら、発達障害を持っていたら心のバランス崩しますよ。問題行動はメンタルバランスの崩れもあると私は思っている派です。

だから、発達障害があればあるほど、突出した能力があるということですので是非勉強以外の部分を伸ばしてあげてほしいです。

そういった子の英語は、英会話とかの方が好きそうなら、そちらで、苦手そうなら、語彙力を徹底して伸ばしてあげる教育といったように方向性をかっちり定めてあげることが重要です。

一芸が一番、英語が二番で学ばせてあげてください。

 

海外に出るために何をするのか、を若いうちから考えて行動しましょう!!

例えば韓国とか今アメリカも日本もエンタメが流行ってますけど、あれは韓国が恐ろしく優れているから、というよりは海外で何が受けるのかを追究しているからだと私は思います。

これは個人の感想ですが。

 

だから、勉強以外が得意な子がすべきことはコレ。

①コンペティション(できれば海外戦があるような)を探して参加するようにする

➁英語のアカデミックライティングをできるようにする

➂学校に海外を見据えていることを伝える

④よく食べ、よく寝る

①は、できるだけ、その分野の得意な国が活躍しているようなコンペに参加するように目指すことが重要です。

例えばIT系ならインドや中国の人が活躍している、アートならヨーロッパ、など。

これは、一芸をアピールするのに絶対必要なことです。

➁は、結局英語ができなければいけないので、アカデミックライティングできると良いです。

まぁディベートでもいいかもしれないですが、ちょっと日本在住者にはハードル高すぎるかもしれません。

要は日常会話なんて後回しです。アカデミックな英語を身に着けないといけません

結局最終的にTOEFLを受けないといけませんしね。言いたいのは、日本の英語カリキュラムはもうあまり追わない方がいいです。

アメリカの英語カリキュラムをやってみたい方はこちらをご参照ください。

 

 

ちなみに私はそういった子のために家庭でできるアメリカ英語カリキュラムのサポートを始めました。

是非見に来てください。

 

 

 

 

 

 

そして、➂は高校の人物像とか、アメリカですと評価の対象になりやすいので、伝えておく必要がありますね。

正直日本的な温厚、優しい、といったあいまいなものではなくそれは一側面として位置付けて、

この子はチーム内でどう動くのか、何に秀でているのかをこういった推薦状にて書いてもらうことが必要になります。

慣れている先生なら問題ないでしょうが、そんな人ばかりではないので先生にもその旨を伝えながら一緒に考えてもらう必要があると思います。

 

でも…ここまで言いましたが、結局覚悟なんですよね。

日本の勉強をある程度置き去りにするって覚悟がいるんですよ。

 

だから、一度サマーキャンプに参加してみたりして検討を重ねてみるのも一つです。

 

そして、④です。レールから外れることを決めた方、親も気力・体力が基本です

しっかり寝て、しっかり食べるびっくりマーク

日本食って本当においしいなって心の底から思います。

今のうちにたくさん食べておきましょう。

これ、いいな。

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アメリカにもいくつかあるのですが、子どもが全然食べてくれない笑チーン

味が濃いのだそう。絶対日本のだったら食べるんだろうなとしみじみ。