お陰様ですっかりほぼ元通りの健康な生活を送っています。


今度スポーツクラブのイベントがあり、行ったことのない店舗だし遠征してみるかと店舗へのアクセスを見ると、なんとなく聞いたことのある駅。

そうだ、健康診断の再検査で縦隔腫瘍と告げられた検診センターの最寄り駅だ。

念の為Googleマップで確認すると、検診センターとスポーツクラブも意外と近い。


あのときの抜けるような青空の下歩いた道とかちょっと汗かくぐらい暑かったこととか映像が一気に蘇りました。


あの時、検査の合間に立ち寄った私に七転び八起きという言葉を授けてくださっただるま寺にも今の幸せのお礼を言いに行くべきなのですが。


悩んだ挙げ句、やっぱりまだそこに行くのは無理と判断しました。

実際に手術をした病院は、その後経過観察等で何度も訪れていますし、病院近くの会場のイベントにも何度か行っているので、思い出はそれなりに蘇るものの大丈夫なのですが。


胸腺腫が発覚してからもうすぐ3年。

意外とまだトラウマは残っていました。

相変わらずメンタル弱すぎな私でした。

お陰様で毎日幸せに暮らしています。

そりゃストレスはありますし、他の人から見ると、それで幸せなの?という生活ですが、私は幸せです。

胸腺腫の手術をしてからはこの幸せが続きますようにと毎日お祈りしています。


1月5日

この幸せが一瞬で崩れてしまうかもしれない術後の経過観察のCT検査です。術後2年半後の5回目となります。さすがに流れは慣れたもの。検査に適した服や下着も準備ばっちりです。

仕事始めの日でしたがいきなりの有休です。

CT検査して、採血して、甲状腺の良性腫瘍の経過観察もあるので甲状腺の超音波検査をして、この日は終了。


1月26日

検査結果を聞きにまず呼吸器外科へ。

執刀してくれたドクター退職のため前回から別のドクターに替わったのですが、そのドクターも異動するとのことで今回は年配の上の方の人だなと分かるドクターでした。どんどん人がいなくなってるみたいですが大丈夫でしょうか…。


結果は今回も再発なし。やったー。

時々胸がチクチク傷んだりズキッとすることもあり、再発を心配していたのですが、肥厚性瘢痕が原因だったのかもです。


変わらず半年毎のCT検査をお願いしたのですが、被爆のデメリットも無視できないとのことなので、今後は年1回となりました。


次は内分泌内科。

待ち時間長すぎてお尻が痛くなるぐらい待ちましたが、甲状腺の方も腫瘍マーカーは微増しているものの腫瘍の大きさはほぼ変わらず、副腎の方も同様なので継続して経過観察となりました。

そして高脂血症について聞かれましたが、まさにそうなので甲状腺と関係あるのでしょうか。

血圧も尋ねられましたが、待ち時間が長かったので時間つぶしで血圧を測っておいて良かったです。


若い頃から悪玉菌めっちゃ多い体質で、でも善玉菌もめっちゃ多いから何とかバランスは取れていると健康診断で言われたことがあります。そして善玉菌は運動で増えるそうなので運動は続けてくださいと。

そのギリギリのバランスもそろそろ限界なんでしょうか。


なんとなくすっきり健康!という訳ではなさそうですが、ちゃんと仕事にも行けてご飯も美味しくてジムに通えるほど元気です。

いつこの平和が崩れるかもしれないので幸せをちゃんと幸せと認識して生きていかなくてはと思います。


胸腺腫が見つかった健康診断の結果に、同時に眼底出血も見つかり、当時は自分の体はもう終わりなのかとひどく落ち込みました。


まず胸腺腫の手術をして落ち着いてから定期的に目の検査もしていただいています。

以前は散瞳検査で瞳孔を開く目薬をさしてもらい、30分ほど待ってから撮影という流れでしたが、医療界の技術の進歩は早いです。

今は普通に目の撮影をするだけで眼底の写真が撮れるようです。

時間もかからず検査後に眩しいということもなしです。


眼底出血は治ってないようで確かに黒いモヤモヤがずっと視界にあります。


なので今日は初めての視野検査でした。

ちょうどドラマの下剋上球児で小日向さんがやってたので雰囲気の予習はできていました。


検査自体は難しくないのですが、検査中に疲れて勝手に休憩してしまったり、目の乾きと出血による黒いモヤモヤが気になって、終わった時は「要治療」って言われるかもと覚悟しました。


結果、今回も経過観察となりました。

ただ眼圧は21とまあまあ高いのでギリギリってところみたいです。

なんとなく頭のむくみというかパンパンな感じがする気もするし、これも老化の一種なんでしょうか。

もう若い頃みたいにいつの間にか治ってた、ということはないと思うと少しせつないです笑

先月、親がガン手術を受けました。

顔の表面にしこりがあるな、と思って皮膚科に行ったら、そのままガン専門病院を紹介され、検査の結果ガンと診断されました。

しかし、よくしこりだけで皮膚科に行ってくれたなと思います。ファインプレーだったと思います。


お陰様でおそらく転移はなさそうなので手術のみで化学療法は無しとなりそうです。

顔に大きな傷跡は残ってしまいましたが、私と性格が似ているせいか、元気に過ごせるなら見た目は割とどうでもいい、と割り切ることができたようです。


それにしても病院の混雑はすごかったです。

どの診療科目の前でも椅子が足りないほど満員で、健康な私は立って待つことも。

中には私より若そうな人もちらほら見かけますがガン専門病院なので、大半がガン患者なんでしょうね。


みなさんの治療がうまくいくようにと思う気持ちと、人ごとみたいに思ってるけど自分だって再発するおそれがあるんだからね、と不安に思う気持ちとで色々考えてしまいました。

手術から2年経って元通りの生活になっていますが、この生活が長く続いて無事老人になることができるといいなあと思っています。


会社の健康診断に行ってきました。

思えば2年前の健康診断で、後から色んな人が画像を見て「よくこれで見つけられたものだ…」と感嘆していた神検査技師の方に胸腺腫を見つけていただいたお陰で、今もこうして幸せな日常生活を送ることができています。


胸部レントゲン。

個人的に感慨深い検査ですが、あっっっという間に終了。

後の問診のときに画像を見せてもらいましたが、病院の画像より鮮明かも?胸骨を止めているワイヤーのねじり方が綺麗に見えました。写真撮らせてほしいぐらいでした。


胃の検査は今回はバリウムにしました。

しかしやっぱりバリウムは辛い。

胃が重くつらいので帰宅後疲れてすぐ寝ましたが未だにお腹の調子が悪いです。


胸の超音波検査のとき、手術跡をローラーが割と強く通ることがあり、声が出そうに痛かったですが、ガマンです。

胸に傷跡がある人はマンモグラフィーが受けられないと注意書きにあったので、その方に尋ねてみましたが、よく知らなくてバリウムの人か胸のレントゲンの人が詳しいとのこと。

もうそれらは終わってたのでまた来年相談することにします。


これまでは適当に検査を受けていましたが、健康診断って会社指示のタスクをこなすのではなく自分のためのものなんですよね。今更気づきました。

追加で腫瘍マーカーと子宮頸がん検査を申し込みましたが大丈夫なようです。


ただ眼底出血のせいだと思うのですが視力がすごく悪かったです。

そろそろ目医者にも行かなくては。

肥厚性瘢痕の件で形成外科にも行かなくてはいけないし。

でも暑くて休日まで外出したくないなーと甘えている、病気をする前の怠惰な自分が戻ってきています。



手術跡について

ネット情報では2年〜5年位で目立たなくなるらしいです。

確かに傷跡の上半分は目立たなくなっています。

が、下半分はぷっくり赤くミミズのように膨らんでいます。

特に運動後帰宅して見たらはちきれんばかりに膨れていることもあります。

そして起きている時にはズキズキ痛むこともあり、寝ている時には猛烈に痒くて無意識でゴシゴシ擦ったりしています。


放っておいても良くなりそうな気配はないので、あんまり乗り気ではないですがお薬を使ってみることにしました。


そういえば退院時にフィルムでかぶれた時にとマイザー軟膏0.05%をもらっていたなと思い出し、ケロイドにも使えるようなので、期限は過ぎていましたが自己責任で使い始めました。

傷跡の上半分はバイオイル、下半分はお薬を塗ります。

バイオイルはやはり塗らないと突っ張りが気になることがあるので手放せないです。


1本使い終わりましたが、良くなった実感はなし。

次は薬局でベトネベート軟膏を買ってみました。抗生物質なしのクリームもありましたが、抗生物質入りの軟膏をチョイス。お値段700円ほど。

今で半分ほど使い終わりましたが、やはり良くなった実感はなく。

一度皮膚科に行ってみようかなあ。

見た目はどうでもいいのですが、痛いのや痒いのが今より酷くなるのが嫌なのです。


自分でも傷跡あるのが当たり前な感覚となりましたが、ホームじゃない知らない人だらけのジムに行った時に脱衣所でおばあちゃんに無遠慮に傷跡をジロジロ見られ、ああ人からは結構気になるのだなと気付かされました。

がさつな性格なのであまり気にせず温泉とかも行ってましたが気になる人は一定数いるようです。


半年ぶりの術後のCT検査の日です。


気持ちが落ち着かなく家を早く出たので30分も早く受付。

前回の反省を生かし、金属なしのボトムを履いてきましたが後で気がついたのですがアイシャドウやマスカラもだめなんですね。

頭部は関係ないのですが、病院だからいいやとベースメイクとアイブロウだけで来てよかったです。


今回の待ち合いは男女別でカーテンで仕切られていましたが、入室時にすごく視線を感じました。世間では中高年の部類でも相変わらずここでは最年少っぽいからでしょうか。


検査中、日頃の疲れからか強烈な睡魔が。

なんて不真面目な私。


検査後は1時間30分ほど待って呼吸器外科医の診断です。


執刀医は退職したとのことで初めましてのドクターです。今度のドクターも明るく話もわかりやすい良い人のようです。

まず皮膚を突き破りそうなワイヤーについての話。

その辺りの皮膚は結構赤いのですがそれを見ていただいたり触診していただいたり。

前のドクターからは銀色のものが見えたら赤信号と言われましたが、汁が出てきてもアウトだそうです。

そうなったら部分麻酔で縦に切ってワイヤーを取るそうです。部分麻酔で胸を切る!とびびっていたら全身麻酔でもいいですよと言っていただきました。

それなりにダンベルとかしてるんですが、筋肉は別のところにばかりついてるしお腹に豊富にある贅肉が胸に行けばいいのですが。


と、ワイヤーの話が続き…ということは胸腺腫は大丈夫なんですよね?次第に安心が増していきました。

途中で胸腺腫の再発もないし、甲状腺と副腎皮質の方も大丈夫と言っていただきました。

よかった!幸せはまだ続けることができます!

では1年後にまた検査を、と言われたのですがお願いして半年後にしていただきました。

ドクターからは「ではよいお年を」なんてギャグまでいただきました。


術後2年。

思えば退院日の夕食が七夕そうめんと書いてあり興味を惹かれたのもちょうど2年前。退院して自宅に帰る途中に感慨深く眺めたフェリーが今日も停泊していてあの時の気持ちを思い出しました。


退院後は健康に気を配り、魚や野菜メインの食事に替え、にんじんジュースを飲んだりそれなりに気を配っていましたが、またお菓子やペットボトルのジュースも毎日食べたり飲んだりストレスある忙しい毎日に逆戻りしているので再発を心配していました。タイプB2ですし。

とりあえず人並み以上に食べていたポテトチップスやポテトフライ、ハムやソーセージ、缶チューハイは継続して食べるのをやめていますが。


ジムでは新曲を覚え始めました。

会社ではインボイス制度への対応について勉強しました。

病院での待ち時間にセール品の夏服やジムで履くシューズなんかを物色していました。

それらは継続することを許されました。

日頃忘れがちですがこの薄皮のような幸せを当然とは思わないで毎日を過ごさないといけないのだなあと思います。



呼吸器外科から内分泌内科の診察まで1時間30分ほど。院外に出て昼食に行こうと思ってましたが、院内カフェが思ったより空いてたのでカフェですますことに。


呼び出し機がなってる人がいるなあ。私も念のため机の上に置いておくかと見たら、鳴っていたのは自分でした。

えー!?

診察は14時で、今12時40分くらいですけど!

病院って何時間も待つのは当たり前だと思ってたけど繰り上がりもあるの?

院外に出てなくてよかった。

慌てて片付けて診察室へ。パンは完食できたけどチャイミルクティーはまだ残っていた…。


まず甲状腺。

変わらず左側は2.7cmぐらい。

右側も大きさ変わらず1.5cmぐらい。

もう少し大きくなったら手術の可能性も。

見た目柔らかそうなので悪性ではなさそうだそうです。よかった!です。

サイログロブリン値もほぼ変化なく39.7Hでした。(単位の読み方すらわからない…)

不安なので半年ごとの検査のお伺いをしてみましたが、やりすぎと一笑に付されました。そういうものなんですね。

自覚症状を見逃さないために首が腫れていないか毎日チェックをすること。


左の副腎の方も大きさ変わらず。

もしかしてこちらは映り方という可能性もあるとのこと。


ちょっと冷たいドクターだと思ってましたが私が異常に心配性なのを見て励ましてくれたんでしょうか。


初詣でひいたおみくじの病気のところには「気遣いしすぎるな」と書いてありました。その通りのただの杞憂が続くといいなあと思います。


忙しくて有休が取れなかったので会社に行きましたが、機嫌が良くなった私は無敵なのでモリモリ仕事をこなして、帰宅後は夫とドミノピザのLサイズ1枚でMサイズ2枚ついてくるキャンペーンでピザパーティしました。


後で気づいたら朝はチーズトーストでお昼はチーズブレッドツナモッツアレラ、夜はピザと一日中パンとチーズばっかり食べてました。こわ。





半年ごとのCT検査です。

この検査で再発していますといわれたら日々の平和な毎日が一瞬で崩れてしまいます。


CT検査。

どうせ着替えるからとワンピースを着ていきましたが、検査着の丈ってこんなに短かったっけ。下半身はそのままでいいと言われたのですが、胸の下まですっぽり覆う240デニール(!)のあったかスパッツを履いていて、大丈夫と思いつつそれでも薄着のほうがきっちり映りそうなのでそれも脱いで、ちょっと露出度高めの姿で検査台へ。

小さな変化も映りやすくなればと、反り腰&肋骨をなるべく広げるような態勢と呼吸を意識。我ながら無駄な努力をするなあ。

CT検査は別館で行うのですが相変わらずざっと見渡しても最年少っぽい。。


次は呼吸器外科の診察。

2時間30分待ち。

久しぶりのドクターです。

会った瞬間に「どうですか?」と笑顔。

ああよかったとこの瞬間で喜び爆発して、「すこぶる元気です」と返答。


甲状腺と副腎の腫瘍も問題なさそうですとのこと。やった!


ワイヤーが出てきそうな件について。

前回と変わりなし(大胸筋を鍛えるため毎日ダンベルしてますが効果なく…。習慣化したので続けますが…) 

ワイヤーは棒状のものをネジネジして(パン屋さんのネジらーみたいなものを想像してます)先端を裏側に収めているそう。なので先端ではなくネジネジしているところが表面に出てきそう。

出てくるときは激痛を伴うものではなく、気づいたら出てきてるって感じらしいです。そこはまあ安心しました。

なので銀色のものが皮膚から出てないかチェックが必要です。

もし出てきたときの手術はまた縦に切って上2本くらいのワイヤーを抜去する予定とのこと。

10年、20年したらそういうこともあるかもみたいな言い方でした。年齢経て贅肉が削げてきたら危ないということなのかな。

ドクターはこの3月で異動になるそうなので今回でお別れです。

実際に私の体内を目視で確認した人ですし、体育会系っぽくて話しやすく、男前でもあったのでとっても残念です。

私が言うのも変ですがお元気と伝えて診察室内は談笑の空気で退出。


次は内分泌内科です。